第8話

喜怒哀楽をどこまで実体化できるか。

そこに人間の成長があり、悟りの正体でもある。


これは「鋼鉄の法」の中にある言葉を要約したものです。

己の心は己にしか分かりません。


だから、気持ちを言語化しないと他人には伝わらないんです。

その言語化がとてもとても自分は下手だと自覚してます。


感情は殺すもの。

気持ちとは隠すもの。

幼少から中学生まで、そう思っていました。

なぜなら、感情と気持ちを出せば他人から傷付けられるからです。

否定され、批判され、暴力を振るわれ、脅され、奪われる。

だから心は殺すものなのです。


そのツケは大きくなって自分を苦しめます。

私は私が分からない。

心の深奥が遠くなったように感じます。


今日はここまで。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る