約束
夢を見ていた。僕がスーパーヒーローになって孤独な少女を助け出しすそんな夢。そもそもなぜヒーローは、カッコがいいのだろう。正義感があるから、それとも大きな問題と戦うから。いや全てなのだろう。そんな夢を見て大切な約束を思い出した。
…あの約束を守れないなんてお断りだ。
「起きてよ。起きてよ。」そんな声に起こされた。
「…ここは、香子さん、どうなっているの。」
「えっと、お姉ちゃんいわく、突然倒れて病室に搬送されたらしい。で医師から愁君の状態を聞いたんだって。持って数日。お姉ちゃんはもう精神状態がボロボロ。…だから数日でも生きて。」
「悪いがそれは出来ないな。」僕は起き上がる
「駄目だってそしたら死んじゃう。」
「…安静安眠状態で生きられる。でもそんな死に方嫌だ。」
「お姉ちゃんはどうするの。また一人にさせるの。」
「…大丈夫必ず助ける。だから安心しろ。
「…ごめんね愁君、頼ってばっかりで。最後の頼みお姉ちゃんを助けてあげて。」
「ああ助け出してくる。」
「私の
そして急いであの公園に行った。誰もいない病院を。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます