約束

夢を見ていた。僕がスーパーヒーローになって孤独な少女を助け出しすそんな夢。そもそもなぜヒーローは、カッコがいいのだろう。正義感があるから、それとも大きな問題と戦うから。いや全てなのだろう。そんな夢を見て大切な約束を思い出した。

…あの約束を守れないなんてお断りだ。

「起きてよ。起きてよ。」そんな声に起こされた。

「…ここは、香子さん、どうなっているの。」

「えっと、お姉ちゃんいわく、突然倒れて病室に搬送されたらしい。で医師から愁君の状態を聞いたんだって。持って数日。お姉ちゃんはもう精神状態がボロボロ。…だから数日でも生きて。」

「悪いがそれは出来ないな。」僕は起き上がる

「駄目だってそしたら死んじゃう。」

「…安静安眠状態で生きられる。でもそんな死に方嫌だ。」

「お姉ちゃんはどうするの。また一人にさせるの。」

「…大丈夫必ず助ける。だから安心しろ。英雄ヒーローになってみせる。」

「…ごめんね愁君、頼ってばっかりで。最後の頼みお姉ちゃんを助けてあげて。」

「ああ助け出してくる。」

「私の英雄ヒーローお姉ちゃんのスーパー英雄ヒーロー。」

そして急いであの公園に行った。誰もいない病院を。

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