第3話出会い

「はっ!」



目が覚めるとそこは、医務室のようなベットが沢山並んである部屋にいた。


「大丈夫ですか?」


俺がその声に反応し、声の方へと目を向けた瞬間!


時が止まったような感覚が悠斗を襲った。


なんと!年齢は11か12歳くらい?

ヨーロッパ版ワンピースのような服を着ており、髪は自ら光を放ちそうな輝きを放っている金髪!そしてその金髪をツインテールにした超絶美少女が立っていたからだ!


あ~死ななくてよかったー

悠斗は心からそう思った


「あなたが私を助けてくれたのですか?」


「ええ 、急に倒れたからビックリしましたよ!村の人たちもみんな心配していますよ」


「あ、ああすいません心配かけて…」


すると、その子は微笑みながら

「いいんですよ、元気になってよかったです!」


あ~可愛いなー

あー幸せ~


「そういえば自己紹介がまだでしたね、

私の名前はセーラといいます!よろしくお願いします!」

セーラは元気いっぱいの笑顔でそう言った


「俺はユウトよろしくね」

俺も微笑んだ


「ささっ村の人を呼んで快気祝いをしましょう!」


すると、今は夕方頃だったようで夜には村の住人ほぼ全員集まって快気祝いをした。


「どうもユウトです。よろしくお願いします」


すると、

「ああ!よろしくなユウト!歓迎するぜ!」村の人たちは俺を歓迎してくれた。


すると、村の子供たちが

「おじさんおじさん!たかいたかいして!」


その一言で俺はドワーフであることを思い出した。


「誰がおじさんだ!」と言いそうになったがぐっとこらえた。


俺は子供たちを言われた通り、子供を抱き抱え、力いっぱいたかいたかいをした。


するとまた頭の中に


力超腕強マキシマムパワーという声が聞こえた。


もしやと思い、声に出す。

子供たちは

「わーいわーい!めっちゃたかーい!」と喜んでいる様子だった。


俺は子供を持ち上げた、しかし全然重くなかった…これもドワーフの力だろう。


そこで気づいた、さっきから頭の中で聞こえるのは「技」のような名前のものだと。


「ささっ飲んでくだせえ」

と村の人たちがお酒を進めてきた。


ユウトは喉をごくりと鳴らし、まだ16歳だから通常の人生より4年早いお酒だなぁ、そう思いながら勧められたお酒をを口にした…


「うまい!!」


その飲み物はおそらく、人生で一番美味しい飲み物だろうと心の底から思った。


すると村の人が顔に笑みを浮かべ

「お口に合ったようでよかったよ!」


「合いまくりですよ!」

そして、俺と村の人たちは一緒に軽快笑った。

どうやらお酒の酔いが来たらしい、なんだかぼーとしてきた…


その日はとてもとても楽しい、素晴らしい1日だった!













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