第2話内なる力


「ぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」


なんで?なんで?なんで?


悠斗は戸惑った


なぜなら今までのかっこいい、そしてパーフェクトバディだった自分の体が、その真逆のキモい、太ってる、めっちゃ髭が生えている、チビの体に変わってしまったからだ。


「いやーーーーー!死にたーーーーーい!」

私は絶叫した。


こんな姿見たくない!もう生きていく価値が見いだせない


俺は死のうと思った。

もともと、消えるはずの命だし………


どうやって死のう…


ふと目の前にある木が目にはいった。

そうだ、木を削って杭みたいにして心臓に刺そう。


そして悠斗は、木を切り倒すために前に、うとうとしながら聞いた石器の歴史を思い出した。


確か、石削って先を鋭くするんだよな、


そして悠斗はその辺にあるちょうど良さそうな長さの石を2つ取った。

そして1つの石でもう1つの石叩きつけた。


何簡単削イージースクイーズ


なんだか、そんな言葉が頭に聞こえてきた。

興味本位にその言葉を口に出してみた。


すると!あろうごとか、石が簡単に削れ、めちゃくちゃ鋭いナイフのようなものができたのだ。


うわ!すごい!なんでこんな…


もしかして…

確かラノベで読んだことがある。

異世界に居て物作りなどが得意なおっさんを…

そう、である……!


これはすごい…


そこで俺は思った。

この力を人のために使わないのは勿体ない。


実際、悠斗は転生前に「人の役に立つ」ということは余り無かった。


「決めた!この力を人のために使う!!」


そう決めた悠斗はひとまずこの森を出ようと思った。


そして、ひとまず適当に前に進んだ、進み続けた

すると、なんと賑やかな音が前方から聞こえてきた。


悠斗はその音めがけて進むと、なんとそこには賑やかな小さな村があった。


「やった!助かったぁ……」


バタン!



なんと悠斗はその場で倒れてしまった……
































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