入学前のひと時

キースとは闘っているが、ラファラミ姉妹は頑なにやりたくないらしい。

言われなくても精神的につらいんだよぉ…

考えないようにはしてるんだけどね、やっぱり否定してもらうのが一番楽だな。

「合格発表は学校で見なきゃいけないらしいぞ、それも明日1日だけ!」

めんどいなぁ〜。

どうもだらけ癖が付いてしまったみたいだな。まぁ遊びに行ったりしてただけなんだけどね。

遊びに行くって言っても定番の「孤児院」に行ってたんだ。別に行くつもりは無かったんだけど、ラファラミ姉妹が行きたいって言い出したからokしたんだ。特に気になるものは無かったかな。

あ、教会みたいな部屋もあったな、そんくらい。部屋もみんなの服も綺麗だったし、精神状態も良さそうだった。

機会があればまた行こうと思う。


「そろそろくるかな?」

「そのはずさ。」


「おーーい、みんなー」

勇者さんも来たみたいだ。

「「おぉ〜」」

「行くか、レン。」

頷いてから席を立つ。

「久しぶりだね、レン。」

「あぁ、だいぶ間空いたからな。」

「ユウキも元気そうだな!」

「久しぶりキース、僕もシャルルも元気さ。」

「ユウキくんってば、みんなと肩を並べるためなんて言って、驚くくらいに魔力トレーニングしてました。そばにいた私はなんかいい気持ちでしたよぉ。」

「ちょ、言わない約束……」

(はっ!)

オーバーなリアクションで驚くシャルル。なんか距離が近くなってるような感じ。

「そろそろ行こうぜ、学校直ってるのかな?」

「流石に直ってるんじゃないかな。結構時間もあったし、僕が言うのも何だけど傷もあんまり大きくなかったし。」

「あれは小さいとは…」

「言えないような…」

「そうです、ユウキくんの魔法すごかったですよ!」

「ありがとう。」


くっそ〜、隙あればイチャイチャしてぇ!

合格発表の前になんか疲れたわ

とほほ……


【謝罪】

入学試験後辺りから、本来キースであるべきところがルークになってしまっていました。申し訳ございません。

何か間違いがあれば言ってもらえると嬉しいです。お願いします。





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