試験1日目 筆記
試験前の騒動で騒がれて、精神的にも魔力的にも疲れました。
あと、校門入ってすぐ右に曲がって少し行ったところに転移魔法陣が置いてあり、そこで校舎前に来れたらしい。
どっかに書いといてよ。
まぁともかく時間までに着けたからよしとしますか。
試験教室は決まっているが、席は自由。ゆるいな、大丈夫なのか?
とりあえずキースと隣どうしで座り、すぐ後ろに姉妹。そういや、名前聞いてなかった。あとで聞こー。そう考えている間に監督(こっちでそう言うのか?)が入ってきた。男?女?わかんねーや。どっちともとれそうな感じ。
「試験始めるからね〜。」
うん、ますますわかんなくなった。
そんなことより試験に集中しないと。
「始め。」
いや、集中とは言ったけどさ、出来なくね?
だってみんな相談してんだもん。試験だよね?
「これ何?」
「「わかんない〜」」
キースたちまで喋ってるんだけど…
まぁ、世界違うからそーゆーこともあるよね、きっと。
「肝心の問題は… え?」
簡単すぎんか?
いや、火魔法、炎魔法の弱点とその理由とか、それ小学生でも解けるぞ?
「って、年齢的に小学生か。」
「小学生ってなんだ、レン?」
「あ、なんでもない。」
小学生って言葉はないらしいな。
アリシアにも司書さんにも教えてもらわなかったから無いとは思ってたけど。
そんな感じでテストが終わった。
なんか問題簡単すぎて時間の半分くらい寝てた気がするけど。
「いや、むずかったなー、レン。」
「「同感〜」」
おいおい、大丈夫なのか?
みんな満点取れそうな問題だったけど?
『いやー、難しかったな。』
『半分いったかわかんないよ。』
みんな大丈夫なのか?
今日の問題と周りの手応えを見る限り、なかなか難しかったらしい。
大丈夫なのか、この世界?
でもこの調子だと入れそう。
それはいいことかな。明日の試合は退屈そうだけど…
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