エンディングフェイズ:シーン11「大団円…?」

一行:「ふぅ。いやはや、随分と暴れてくれましたがここまでのようですな?」

GM:ストーングレイヴがボロボロと崩れ去っていく

香凜:「勝て……たの……?」その場にへたり込んじゃおう

羽衣:香凛ちゃんを咄嗟に支えながら、崩れていく石を見ています

ストーングレイヴ:「この…俺様が…?こんなクソッタレ共に…」

昴:なんとか炎を再び我が身のうちへ封じ込め、片足をついて荒い息を吐いています

 「……俺たちの、勝ちだ……イカレ野郎……」

ストーングレイヴ:「へ、へへ。だがこれで今度こそテメェに居場所はねぇぞクソガキ」香凜を睨みながら「裏切り者に居場所なんかどこにもねぇんだよ」

一行:「ふむ? 不思議なことをおっしゃいますな。"裏切り者"などどこにいるというのです」

GM:目を見開きながら彼は

 「付き合って…らんねぇな…」そういい消し炭になって消える

香凜:「……こっちのセリフよ、クソ野郎」

羽衣:「わたしたちだって、もうあなたと付き合いたくなんてないです……」

昴:ぎり、と歯をかみしめつつそれを見送る。やつを倒すことはできたものの、まだ心の中で燻っている部分が消えてなくなったわけではないから

結塚晶:「なんとか…なったな」

GM:キミ達の眼の前には結塚晶が再び実体を持ち立っている。

香凜:「晶、せんぱい……」

結塚晶:「…あー、お前の状態で会うのはあれ以来か。まぁその…なんだ。よくやったな」頭を撫でる

GM:(触れています)

香凜:「っ……」目じりに涙を滲ませる

 「わたし……センパイのこと……助けてくれたのにっ……」

結塚晶:「…何を謝ることがある。知っていたくせに助言の一つもしてやれなかった私が悪いんだ」

香凜:「そうじゃ、なくて……あのまま、死ねていればよかったって、思って……」

結塚晶:「滅多なことを言うものじゃない。二度と言うんじゃないぞっと」

GM:彼女はそう言って、香凜の頭に軽く手刀を食らわせる

香凜:「あぅ……」

GM:キミが痛みを感じた瞬間…晶の右腕がもげる。取れた右腕は地面に落ち砕け散る

昴:「……!?」

結塚晶:「…あ」

昴:「……取れたぞ、右腕」

結塚晶:「取れ…た…な?」

グランギニョール:「……あなたねぇ」

一行:「……あー、どうでしょう。私の霊薬でくっつきますかね……?」

昴:「……いやここは溶接じゃないか」

羽衣:「取れたな……じゃないよ晶ちゃん! えっと、大丈夫なの……!?」

結塚晶:「いやこれ…今自分でもどうやって動けてるかわからないんだ…あ」

GM:彼女は少し後ずさり、廃材に躓き倒れていく

昴:助けに手を出していいですか

GM:手を取る感じになりますね

昴:はい

結塚晶:「助かっ…あ」

GM:手を引かれ踏みとどまった彼女の…左膝が砕け折れる

昴:「あ」

GM:彼女はバランスを崩し地面に転がる 自分の破片にまみれながら

羽衣:「……」そろそろ泣きそうになってきますけど……

結塚晶:「…あー、帰ろうか…。いや、違うな。…持って帰ってくれ」

昴:「……なんか馬鹿らしくなっちまった……」

 晶ちゃんアームで肩たたきながら呆れている

GM:じゃあそれも割れる

昴:「あ」ガシャーン「……」

羽衣:「……せんぱい……?」

香凜:なんかもう、困惑と呆れが半々で顔に出ちゃう……

昴:「……まあ、過ぎたことだ……」

結塚晶:「そうだな…」目をそらす

一行:「……さて、それでは帰りましょうか。ここの処理は他の人に任せましょう。晶さんの身体のことはおいおい調べていきましょう」

昴:とりあえず結晶の晶ちゃんおぶろうぜ 重たい?


  GM:重いんじゃないかな


昴:「……重ッ!!!」ズシーン

結塚晶:「……」

羽衣:「晶ちゃん、怒っていいんだよ」

グランギニョール:「怒ってんのあなたもでしょ……」

GM:残った右足で昴を蹴る 膝蹴り 蹴った衝撃で右膝もガシャーン!だ

昴:「おま、やめ、ぐふっ! あぶ、危な、落ちるおちる! あぶねーだろうが!」

 よろよろしている。落とすとやばそうなので必死

結塚晶:「あぁこれで四肢が無くなって軽くなったなあ!」キレ気味

昴:「お気遣いありがとさん!」

一行:「こらこら、やめなさい」

羽衣:「そんなこと言わないで晶ちゃん! 先輩も! もう!」

結塚晶:「…帰ろうか」

昴:「おう」

香凜:まぁ、そんな様子の面々に、グランギニョールはフッと笑って、不安そうな顔になって、そっと皆に向かって手を伸ばすかな……

羽衣:じゃあそれに気付いて、「行こ?」って香凛ちゃんの手を取って、一緒に後について行く感じで

香凜:じゃあ、羽衣ちゃんの胸元に跳びつくってところで……

昴:「おーい、カリン、羽衣ちゃん、さっさと行くぞ」 と先に施設を出つつ一瞬振り返って声をかける 晶ちゃんは俵の如く抱えている

GM:キミ達は…変な空気の中、支部へと帰っていく

一行:後ろからみんなを見ながら

 「……さて、言い訳どうしましょうかね」とかぼやきつつ帰る

GM:いぇーい!

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