ミドルフェイズ:シーンEX「偽りと」
GM:じゃあ別シーンとして挟む グランギニョールと改めて対話だ
では昴が頭を冷やしに出ていった後、アジトに向かう前って感じですかね
一行:「さて、そろそろ落ち着きましたか?」
香凛ちゃんがようやく泣き止んできたくらいで声をかけよう
ミード:心配そうにすり寄ってるかな
香凜:多少落ち着きはしたけれど、それでもばつの悪そうな顔はしてる
一行:「私たちはこれからFHセル"ジュエラー"のアジトに乗り込んであの男を倒さなければいけません。貴女へとかける言葉は変わりません。動けそうですか? "ロンギヌス"」
香凜:「……正直、はっきりとは言えません」
羽衣:「やっぱりどこか、不安なの?」
香凜:「……あの人たちを簡単に倒せるとは、思ってません。私にとっては、せんぱいだけでも助かれば……だから、その……」
そう言いながら、羽衣ちゃんから眼をそらす
「それに、主導権は"あいつ"の方にあるので……」
一行:「なるほど。では少し変わってもらえますか?」
香凜:少し逡巡してから、そっと目を閉じる
グランギニョール:「……ったく、なによ、どいつもこいつも」
一瞬にして表情が変わる
一行:「管理職という立場ゆえ仕方がないのですがねぇ。さて、"ロンギヌス"の意志は確認させてもらいました。貴女はどうします? "グランギニョール"」
グランギニョール:「……別に、邪魔立てはしないわよ」
そっけなく言って、顔を背けるね
「というか、私がどういったって信用できるわけじゃないでしょう?」
一行:「なるほど。では貴女が本来受けた任務を放棄する、と」
グランギニョール:その言葉に、すこし口を噤む
一行:「こう見えてもそれなりに永く生きとりますので。多少はわかりますとも」
グランギニョール:「……私は、私たちは、あんたたちを騙すためだけに利用されてる。それが気にくわないのは、確かよ。……あんたらがどう思ってるか知らないけれど、私は私よ。この子の一部でも、あいつらの"操り人形"でもない」
一行:「えぇ、それがよろしい。誰かに利用されるだけの生などつまらぬものです」
グランギニョール:キッとにらみつけながらも、口答えはしないかな
ミード:「にゃーん」
羽衣:「そうね、あなたはあなた。あなたもまた、香凛ちゃんだわ。だから、受け入れてあげたい。少なくとも、わたしは。……支部長、わたし、やっぱり自分勝手なんでしょうか」
一行:「いいえ。私は貴女たちの意志を信じますよ。えぇ、あの日魔女の元から去った私の意志のように」
グランギニョール:「……ま、私よりも今のこの子の方が、よっぽど面倒だけれど」
香凜:また表情がばつの悪そうな顔になるかな
GM:じゃあ昴君はドアの前で聞いてた感じで…シーン切って大丈夫かな
昴:はい「……」ってなってるよ壁に背中預けて
一行:「では、行きましょうか」ポンと香凛ちゃんと羽衣ちゃんの肩を叩く
香凜:まだはっきりとしない表情で、こくりとうなずく
羽衣:「はい」って返事して立ち上がりますね
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