ミドルフェイズ:シーン9「ここにいる」
各自購入判定を済ませつつ……。
GM:じゃあ香凜が判定を行ったアレの描写から
賢者の石に意識を集中させた香凜は暖かい光に包まれる。香凜の身体からキラキラと輝く光の粒子が飛び出し、一つに収束していく。光の粒はやがて、キミ達の見知った彼女の姿へと変わっていく。酷く弱々しく、今にも消えてしまいそうだった。だが彼女はそこに居た。
結塚晶:「久しぶり…だな。ずっと見ていた、すまない」
GM:彼女はバツが悪そうに口を開く
一行:「むう……まさかこんなことが……」流石にちょっとびっくり
羽衣:「っ、晶ちゃん……!」瞬間、泣きそうな顔で
昴:「嘘だろ……。ん……? 見てた……見てたってお前、全部?」
はたと何かに思い至ったような顔で
結塚晶:「あぁ…まぁ」
昴:「……。あー……その……なんだ……。いろいろ言いたいことも聞きたいこともあるわけだが、まず、その、すまん。約束破っちまった……この通りだ!」即頭下げる
結塚晶:「いやいいんだ。私が全部話していればこんな事には…ならなかったんだ。私はいつまでこうしていられるかわからない。だから少し一方的になるが、話したいことがある。先輩から聞いたと思うが…私には秘密があって。私はそれを話せなかった。怖かったんだ…。もし皆が受け入れてくれなかったらと思うと…怖かった」
羽衣:「そんな……そんなこと、ないよ。晶ちゃんは、晶ちゃんだもの」
GM:ああああ 羽衣にそう言われると…ちょっと泣きそうな顔をしますね
結塚晶:「すまなかった…羽衣、その」言葉に詰まる
羽衣:「なぁに?」
結塚晶:「お前に…その黙って…いて」辿々しく言うかな
羽衣:「ううん、大丈夫。大丈夫っていうのは変かな……でも、話すのが怖いのも、分かるから。先輩を通してだけど、ね、話してくれてありがとう」
精いっぱい微笑んでみせます
GM:晶は微笑みを返しながら香凜の頭を撫でる。しかしその手は香凜に触れること無く透けてしまう。
結塚晶:「私からは何も言えない。でも、でも、皆…香凜のそばに居てやってくれないか」
昴:「……ったく、化けて出たかと思ったらくだらないこと言い出しやがって」
首を振りつつ
「当然だろ。知っての通り、くたばり損なうのだけは得意だからな……嫌って言われても付き纏ってやるぜ?」
GM:晶はクスっと笑うかな
昴:それ見て笑い返そうとして、でもちょっと笑顔作れなくて視線下にやりつつ
「……すまん。あの時、アイツ相手に……て、手間取ってさえいなけりゃ、お前たちは……」と今となってはどうしようもない可能性の話で詫びるかな
結塚晶:「いや私が悪いんだ…全部知っていたのに」
GM:と言いかけてやめる
羽衣:「ううん、誰も悪くないよ。誰も悪くないの。でもね、約束、したから」
手を伸ばそうとして、でも透けていたのを見て、それは止めて
「わたし……頑張れるよ。きっと、みんなも」
結塚晶:「そうか…そうだな」苦い顔で笑う
一行:そんな三人の様子を見て、優しく、だけどどこか悲しそうに微笑んでいる。
???:「はぁ……聞いてらんないわね、ホント」そう言って起き上がろうね……
「邪魔するなって言われたから黙っていたけれど、そろそろいいかしら? 話が進まないんだけど」
香凜のものとは思えない口調で話しながら起き上がりますね
昴:「……何?」
GM:晶は目を閉じ額に手を当てている
羽衣:「……あなたは……だぁれ?」
???:「誰……まぁ、一応アンタたちからしたら"朱崎 香凜"になるのかしら。厳密には違うけれど。でも初めましてじゃないのよ? 前からアンタたちとは話したことあったもの。ま、"グランギニョール"──とでも名乗っておこうかしら」
羽衣:「どういうこと……?」
グランギニョール:「この子が"道具"として動くための監視装置……ってところかしら? ま、あいつが来てから監視どころじゃなかったけれど」
少し忌々しそうに晶ちゃんをにらむかな
結塚晶:「すまない…ずっと説得してたんだが…聞く耳を持たない」
グランギニョール:「元から嫌いだったもの、アナタのこと」
昴:「……とりあえずわかるように説明しろよ。ちょっと整理がつかねえ」
グランギニョール:「はぁ、せっかちな男ね……まいいわ。私としても色々と思うところがなかったわけではないし」
GM:ではRHO
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