ミドルフェイズ:シーン7「私達の始まり」
GM:登場PC① 回想シーンになります
目覚めて情報共有を行った後、一人になって…みたいな感じ
香凜:「……ここに来て1年、かぁ。ちゃんとみんなにうまく馴染めてたかな……みんなと仲良くできてたかな……。……出来てたとしても、そろそろここも終わりかもしれないなぁ」
どことなく冷めた表情で言ってしまうかな
「あの時と似てるなぁ……これからもずっとこうやって……。……でも、せんぱいだけは、いなくなってほしくないな」
GM:精神的な問題か、それとも傷がまだ癒えきっていなかったのか胸元の賢者の石がズキリと痛む
香凜:「……まったく、勝手なのは変わりませんね、センパイ」
と、胸元の石を少し恨めしそうに見つめるかな
「まぁ、邪魔な人がいなくなってちょっと清々したかも、な」
とは言いつつ、相変わらず表情はどこか暗い
「……うん、ここに来た目的はちゃんと覚えてる……」
と言ってホワンホワンカリンチャンしよう
GM:回想内にのみ登場する場合は登場判定はいらないです
GM:では香凜は思い出す。自分がここに来たときの事を。
UGN紫藤支部、カフェを装った建物の前にキミは立っていた
香凜:「スー、ハー、うん、どこもおかしく…ないよね?」
と、鏡の前で身だしなみ気にして早10分
どうしよう、入るのもいいけど誰かに声かけられるのも面白そうなんじゃが
ここでPC同士の関係の話に。
香凜:これで(昴への)第一印象最悪だったから扱いがひどい可能性
との発言から、「昴が先に入ってクラッカーを受ければいいんじゃない?」ということに。
昴:「あのー……開店まだもうちょっと先だよ」
後ろから何気なしにやってきて声かける
香凜:「えっあっ、す、すいません!」と反射的に頭下げちゃうかな
昴:「ああいや別にそんなに恐縮されることは……じゃそういうことで」ガチャ
GM:では昴が扉を開くとクラッカーと紙吹雪が飛んできますね
羽衣:多分支部長から女の子が来るよって聞いてて、女の子の声がしたから「来たかも!」って思ってた……のに……?
結塚晶:「ようこそ紫藤支部…ん…」
昴:「……え?」一瞬呆然として立ちすくみます が、すぐにサーっと顔から血の気が引いていきますね
ミード:「…ナー」
一行:「おや、穂村君。今日は新人が来る準備をするから裏口から入るようにお伝えしておいたはずですが」
昴:後ろにいるであろうカリンちゃんと支部長を交互に見ます
「……っと、えー、あー……そうでしたっけ……」
羽衣:「……せん、ぱい……」とりあえず苦笑、ですかね……w
一行:「あぁ、連れて来てくれたのですな」後ろにいる香凛を見て
香凜:所在無さげに佇んでますねぇ……
GM:晶はとても残念そうな目で昴を見つめますね
昴:「いや! そうでしたね! いや、ホント……あの、悪気があったわけじゃなくてですね。なんつーかその度忘れしてたっていうか、ホラ、そういうのあるじゃんすか?」
一行:「ま、過ぎたことは致し方なし。とりあえず二人とも入って歓迎会といきましょう」
結塚晶:「…まぁとりあえず二人共中に」と言って香凜をカフェに
昴:「……ぅす」
香凜:「あ、ハイ……」
GM:店内はまぁ紙の輪っかとかでかざりつけられてますね。ちょっと子供っぽい
香凜:まぁはい、気を取り直してみんなの前で自己紹介するかな……
「えっと、本日から紫藤支部に配属になりました。朱崎 香凜です。よろしくお願いします!」
と、誰かさんのボケのせいでぎこちない笑みになりながらお辞儀しますかね
結塚晶:「コホン…まぁ気を取り直してこちらも自己紹介を。私は結塚晶、見ての通り賢者の石をこの手に持つ優秀なエージェントだ!」
GM:ドヤ顔で右手の甲を見せながら言いますね
昴:「見せびらかすもんでもねーだろ」ボソ
GM:晶は少し昴を睨みながら小突きますね
昴:なぜかみぞおちにクリーンヒットして沈みます
一行:「えー、そこで床に沈んでいるのがエージェントの穂村昴君」
昴:「……よろしく」 床に伸びたままで呟く
一行:「私が支部長でここの喫茶店のマスターをしとります、桜庭一行です。よろしくお願いしますよ」
羽衣:「初めまして、白藤羽衣です」香凛ちゃんへ、にこりと笑いかけて
「女の子が来るって聞いてたから、楽しみにしてたの。よろしくね」
香凜:じゃあ、まだ若干戸惑いながらもそれぞれに会釈返していましたが、
羽衣ちゃんを改めて真っ直ぐ見たところではっとした表情になりますね
「うそ……」
そう呟きながらふらりと羽衣ちゃんに近づいて、いきなり抱き着くかな
ミード:「フーーーーッ!!!!」
GM:晶は驚いて固まってますかね
昴:晶に同じ
羽衣:「え……?」抱き着かれて……そうだなぁ、
「どうしたの? ……何か、不安だった?」って、優しく声をかけます
香凜:「えっと……その……すい、ません」
と、だんだんと声が涙ぐんでいっちゃうかな
羽衣:「ううん、大丈夫、だいじょうぶだよ」
自然と頭を撫でてます あやしてるみたいに
結塚晶:「…羽衣、知り合いか?」
羽衣:いちおーーー訊きますけど初対面ですよね(
香凜:初対面だよ!!!
GM:初対面だし身に覚えもないね
羽衣:かしこまです!
「……ううん」首を振ります
「今日が初めて。だから、今どうしてこの子がこうしてるか、分からないんだけど……」
香凜:「えっと……すみ、ません……グス……」と離れようとするかな
結塚晶:「…まぁオーヴァードなんだ。なにか事情があるんだろう。お前の過去は知らないし詮索もしないが…私達はもう仲間だ。頼ってくれても良いんだぞ?」少し不安げに聞きますかね
香凜:「いえ……個人の問題、ですから……すみません」
と、目元を赤くしながらも涙を拭くかな
「あらためて、よろしく、お願いします」さっきより深々とお辞儀しよう
結塚晶:「あぁ、よろしく」笑顔で応える
羽衣:「何かあったら、遠慮しないで言ってね」もう1度微笑みました
一行:「えぇ。よろしくお願いしますね」
結塚晶:「さて、悲しい時は美味しいものを食べるのが一番だ。というわけで色々用意してあるぞ。歓迎会だ!」
GM:晶は嬉しそうな顔で厨房から料理を運んでくる 妙に赤いケーキや異様に渋い臭いのするビスケット。何故かタコの足が突き刺さったケーキがテーブルに並べられていく…
一行:なおその横に桜庭が作った普通のパーティメニューもあるぞ
香凜:むしろ毒々しいオーラが強調されてそう
羽衣:あっ…… (ごめんなさい、止められなくて……)とみんなにアイコンタクト
昴:これはやばいやつや
香凜:うわぁ……
昴:匍匐でそろそろ逃げるぜ
結塚晶:「どうした…? 食べないのか? 皆も…まだ昼食はとってないだろう?」不安げな顔で
香凜:「え、なんですかこれ」
と初手から切り捨てますわ なんかもう珍獣を見る目で見てる
結塚晶:「私が作った渾身の料理だ!」
一行:「味見は?」
結塚晶:「試作品の段階で満腹になったので完成形の味見はしていないな」
あっけらかんと
一行:「人に出すときは味見をしてからという約束でしたよね? 晶さん」
昴:(脱出脱出……)
香凜:「廃棄物じゃないですかこれ???」
羽衣:(えー!?)という顔 香凛ちゃん言うなぁ……w
昴:「それは言いすぎだろ新人!?」
逃げてたけどあまりの良い様にぎょっとして振り返ります
結塚晶:「なっ! なんてことを言うんだ! 食べてから言え! 食べてから!」
香凜の口にタコ足ロールケーキを
香凜:カモン 「おごっ……!」お味は
昴:名状しがたく冒涜的な味が
GM:柔らかいスポンジと甘いクリームの後にタコの弾力ある歯ごたえと生臭さが襲ってきますね まぁその…美味しくはない
香凜:「……なんか酷く冒涜的な味なんですけど……あとなんかブヨブヨとフワフワが交互に襲い掛かってきて……なんかこう、アレですね」
と、意外と平気な顔して食レポしてますね
羽衣:(大丈夫なの……!?)
結塚晶:「なるほど…タコ足ロールケーキは成功…と」メモメモ
羽衣:「晶ちゃんダメなの、成功じゃなくて!」メモする手を止めますよ!(
香凜:「まぁ、殺人兵器には満たないって点では失敗なのでは」とバッサリ
昴:「……こ、今回のは案外マトモなのか……?」
怖いもの見たさでビスケットに手を出そう
GM:ビスケットね
──苦味。それは苦味だった。ただひたすらに苦い。口中の水分が失われていく
昴:「うぇ、なんだこりゃ……青汁の化身か何か?」
一行:「100点満点中5点というところですな」
タコ足ロールヘーキを一つ口に運んで「人に出すには50点は欲しいですなぁ」
結塚晶:「失敗か…兵器的で斬新な美味さを目指していたんだがな」
落ち込みながら自分の料理を昴の前に置く
昴:「……おい、なんで失敗作俺のところにおいた」
結塚晶:「支部長の採点は厳しいが…それを越えてこそだからな。次こそ合格を目指すぞ!」昴は無視
羽衣:「うん、頑張ろうね……」
一行:ファサーっとどこぞのもこみちみたく
「とりあえず完成品の味見をするところから始めましょうや」
結塚晶:「でも私は少食だから…」
昴:ため息をついてもそもそと食べ始めます
一行:隠し味ったので多分見た目と味の齟齬が酷い。味は普通だけど
GM:(ちなみに赤いケーキはほぼ唐辛子です)
昴:火吹いてる
一行:「む、成分的にダメなやつですか。これはダメですね」
エンッとなった昴君を見て
昴:晶ァ! とぎゃーぎゃーやってる
結塚晶:学園一の美少女の手料理を食べられて何が不満なんだ! ギャーギャー
昴:
香凜:うるせぇ!
「あの、羽衣……先輩は作ってないんですか?」
とバカ二人を無視しつつ支部長のお料理もさもさ
羽衣:あら、わたしも そうだなぁ
「わたし? スコーンと紅茶があるわ。よかったら食べる?」
香凜:「あ、なら是非……」
少しジーっと見てから、紅茶飲んでめっっっっっちゃ幸せそうな顔でほっこりしますね
羽衣:「紅茶はアッサムっていう種類なの。ミルクティーが合うのよ」
ほっこりかわいい! わたしもにこにこします!
香凜:「こんなに美味しいお茶、久しぶりです……」とご機嫌な香凜ちゃん
一行:それを少し離れたところから見て、コーヒー啜ってます
GM:では騒ぎも収まった頃、晶が香凜に近寄りますね
結塚晶:「…少し騒がしくなってしまったが。まぁ私達は大体こんな感じだ。先輩も静かになったし改めて聞いておこう。資料で大体は知っているが、香凜、お前が何者なのかをな」ニコッと笑う
香凜:その言葉に、少し表情が張り詰めるかな
「……資料の通りですよ。ただのチルドレンです」とそっけなく言う
結塚晶:「そうじゃない。朱崎 香凜がどんな人間か、と言う意味だ」
香凜:「私が……」としばらく考える
「……質問するならもう少し答えやすいものにした方がいいですよ」
と呆れたような目で晶ちゃんを見返すかな
結塚晶:「…私がどんな人間か、よくわかるだろう?」いたずらっぽく笑う
香凜:「バカですね。……まぁ、仲良くできればいいな、とかは思ってます……私は」
と少しうつむいて紅茶啜りながら言うかな
結塚晶:「あらためてよろしく!」隣に座って紅茶を飲む
羽衣:2人のやり取りを見て、よく分からないけど不安な気持ちになりますかね……どうしたのかな、と
香凜:少し頬を赤らめてから、晶ちゃんから逃げる用に羽衣ちゃんにもたれます
GM:ではそろそろ…回想を締めます やりきったか
香凜:いえい
羽衣:b
GM:では、香凜はそんななんでもない日常の始まりを思い出していた
"お前は何者だ"
GM:彼女の言葉が、まるで直接語りかけられているかのように頭に響く
香凜:「……"私"は"私"ですよ……誰が何と言おうと」
呪いのように頭に付きまとう言葉に、少し悪態をつくようにつぶやくかな
一行:「どうも難しいことを考えているみたいですな」部屋に入りつつ
香凜:「あ……似合い、ませんかね」ぎこちなく苦笑をこぼすかな
一行:「いやいや、そんなことは。この私も若い頃は自分のアイデンティティなどを考えたものです。ま、結局よくわからないままここまで来ましたがね。で、どうします?」
香凜:「……どう、とは?」
一行:「正直に言うと、現在の支部を取り巻く状況はあまりよろしくない。猫の手……ミードのではありませんが、借りたいところです。動けそうですか? 香凛さんの命を、晶さんの命を一度奪った相手に対して」
香凜:「……大丈夫です。もう、治りましたから」そう言って体を起こすかな
「ちゃんと、チルドレンとして戦えますよ。あの人の分までは、できませんけど」
後半は胸の石に手を添えながらぽつりと言う
一行:「そうですか。では、これより任務に戻ってください」
香凜:「……はい」
一行:「えぇ、その通りです。人は自分一人分しか働けません。そのことを努々忘れないように。私がフォローできる無茶も……限りがありますのでね」
ポンっと肩を叩いて、こちらはOK
香凜:「……それは、せんぱいに言った方がいいと思いますよ」と苦笑して〆
羽衣:呼ばれた気がした ではそんなとこで戻ってきましょう
GM:では二人がやってきますかね
羽衣:端末を片手に晶ちゃんの部屋から戻って来て、まずは無言で香凛ちゃんのとこに行って、優しく抱きしめます。それから、ぽつりぽつりと、話しますかね……。
昴:こちらは支部長に小さく会釈しつつ入ってきて壁にもたれてます
香凜:「えっ……と……?」と戸惑ってるので話してPlease
羽衣:「香凛ちゃん、……ごめんね。……いきなり謝っちゃった。びっくりするよね。……わたしね、晶ちゃんと、約束をしてたの」
と言って、自分のRHOのことをまずはかくしかしますね 支部長にも
で、また香凛ちゃんに。
「……約束、したのにね? ……少し、あなたのことを恨んじゃう、妬んじゃう、わたしがいたの。よくないって思ってても、どうしても考えちゃって……。だから、先輩にも相談したんだ。わたしがわたしを、納得させられるように……。……ごめんね、こんなわたしで。幻滅してもいい。詰ってもいい。でも……決めたの。約束は守るわ。ううん、"約束したから"だけじゃない。どんなに暗い感情があったとしても、それ以上に、わたしはあなたのことが、大切だから」
罪悪感かなぁ 謝意かなぁ 複雑そうに微笑みながら、香凛ちゃんを見て、頭を撫でますかね
GM:ではそれを見てミードはフンスと鼻を鳴らした後香凜の膝に乗りますね
香凜:「……約束、ですか……。……別に、せんぱいから恨まれたりするだろうなとは、思ってましたよ。責められたり、恨みごと言われたり、返してよって言われたり……色々、考えてました。……いっそ、その方が楽だったかもな」
と聞こえるか聞こえないかでボソッと言っちゃうかな
羽衣:「……ごめんなさい。でも、それだとわたしがわたしを許せなかったの。大切な子を恨むなんて、できるわけないじゃないって……だから……。わたしなりの、けじめのつけ方っていうのかな。……自分勝手だね、わたし」
香凜:「……別に幻滅したりはしませんよ。だって、それがせんぱいだって、私はよく知ってますから」
ミィちゃんなでながらぎこちなく笑って言うよ
ミード:ゴロゴロ…
香凜:「そんなこと言ったら、私の方がよっぽど悪い子ですし。でも、今はそんなことで恨み言を言ってる場合じゃないでしょう? 私達には、やらなきゃいけないことがあるんです」
GM:そう、今は問いの答えよりも眼の前の任務、敵が優先だ。…彼女ならきっと、そうしたはずだから。
羽衣:「……うん」しっかりと頷いて
「もう、大丈夫。言いたいことは言えたから。目の前のこと、頑張らなきゃ、だね」
ミード:「ニャーン」と鳴いて膝から降り、支部長の足の周りをうろつく
一行:(当面のケアについては何とかなりそうですな)と思いつつ
「さて。ではあちらさんの手の内を探りに行くとしましょう。千里の道も一歩から。目の前のことを片付けていくのは大切ですからな」
GM:ではぁ… いくかぁ…
各々調達をして、情報収集のシーンへ。
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