ミドルフェイズ:シーン6「友へ遺したモノ」
GM:晶の部屋。彼女らしく整頓されており無駄のない空間。机の上には支部のメンバーと撮った記念写真と、大きな布がたたまれて置かれている
昴:記念写真の写真たてを手に取って、じっとそれを見ています
羽衣:鍵だけ開けて、でもちょっとしてから入って……んー わたしは布の方にですかねー 行きまっす
GM:布を開きますか?
羽衣:うー はい ゆっくり開けます
GM:はい それは垂れ幕のようでした 垂れ幕には横書きで「朱崎香凜 配属一周年記念」と書かれています
羽衣:あぁ、なんだか、ほんとに。──やさしいなって、思って。泣きそうな笑顔でそれを見るくらいしか……出来ないです……。
昴:何か他に調べられそうなものは?
GM:昴は写真立てもってますよね?
昴:ですね
GM:では偶然それを取り落とし、偶然ガラス面が割れます
そして写真が裏向きで床にひらりと落ちますね 裏面には文字が書かれているのがわかります
昴:「あ」
羽衣:ガラスの音にはっとして、そちらを見ますかね
「きゃっ……大丈夫ですか……?」
昴:音を立てて砕けたそれに一瞬焦り、誰にでもなく謝罪の言葉を口にしようとしますが、まずそれに気づいて手に取ります
「これは……?」
GM:写真には「羽衣 国語辞典のケース」とだけ書かれています
昴:「国語辞典」とつぶやき、羽衣changのほうを見ますね
それから本棚か机の上かわかりませんが、国語辞典を探します。
羽衣:「え……?」国語辞典、って聞いただけで分かるんでしょうか
とりあえず自分も探しますかね
GM:まぁおそらく借りたこともあるでしょう すぐ場所はわかります
昴:「ほらよ」と国語辞典を差し出しつつ「お前宛だ」写真の裏を見せます
GM:国語辞典のケースには本来の中身はなく、代わりに何か入っているようでした
羽衣:「あ……りがとうございます」受け取って、
(晶ちゃん、おしえて、わたしはどうしたらいいの)って思いながら中身を確かめてみます
GM:中には見覚えのない携帯端末が貼り付けられています
なにかのメッセージである事は明らか…ですね
情報収集項目を開示します
◇晶の秘密 条件:PC②RHO開放 <情報:UGN>難易度6
昴:RHO公開して初めて調査できると考えてよい?
GM:パスコードがかかっており、羽衣しかそれはわからないと言った感じかな
昴:うい(納得)
GM:今すぐでも 必要に迫られてからでも大丈夫です
昴:「……端末? パスが掛かってる。まあ当然……開かないわな」
羽衣changの持ってるそれを覗き込みながらつぶやくよ
ミード:ピッタリと羽衣ちゃんの足元にくっついてます
羽衣:「……先輩、少し待ってていただけますか」えーと、GM!
GM:はい
羽衣:自分の部屋から日記帳を取ってきて、そこに書いておいたパスを入れてRHO開示、でいいでしょうか!
GM:二人の思い入れのある数字がね きっとある おkです
羽衣:誕生日くっつけて8桁とか? 「04060902」と
あぁ、自分の部屋から日記を取って戻って来て入れました、ってことで!
GM:では入力しながら 場面はRHOシーンへ
羽衣:「……開きました。わたしたちの、やくそくのお話です」
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