応援コメント

第七話 明日へ」への応援コメント

  • 初めまして。私も「泣ける×青春」コンテストに応募し、他の方の応募作品のあらすじを見て、面白そうだと思ってお邪魔しました。

    美月が幼少期に負った心と身体の傷は消える事はないし、母親の行為は許されるものではないと思いますが、最後の場面がとても美しく描かれていると思いました。

    美しいだけではない愛に心を痛めている人達が、縁側に腰を降ろしてそれぞれの思いにひたりながら送り火を眺めている。
    『死者だけでなく、死者を思う心も送るから、こんなに物悲しいのかもしれない。』
    とても物悲しくもあり、こうして皆で一緒に送り火を見ていられる事に救われる思いです。

    『愛って形がかわるんや』
    確かに「かわらない愛」を貫くのではなく、形をかえていくからこそ壊れずに愛し続けられるのかもって思いました。

    初恋の初々しさと複雑な愛の形が交錯する中で、美月は自分の事を純粋に愛してくれる素敵な先生と出逢えて本当によかったなって思います。二人のラブラブがとても可愛らしかったです。
    素敵な作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    はじめまして。読んでいただきありがとうございます。

    わたし、京都出身でして年中行事をうまく作品内にとりこめないかなーと思ったのです。

    そして、京都らしく雅に!と思い。章タイトルもこったのですが、誰も気づいてくれず(笑)

  • 遅くなりましたがやっと読み終わりました。最後の方は清々しさと恥ずかしくなるラブラブ度合いで楽しみました。
    お母さんを許せた美月の方がずっと大人ですね。彼女は同じ轍は踏まないでしょう。
    砂羽ちゃんがきになるなぁ……

    モノローグの調子、美月の部分が幼く書き分けられていたのも勉強になりました。こころさんの長編はこれが初と、遅くなりまして恐縮です。
    面白かったです!

    作者からの返信

    あっ、こちらにも感想を、ありがとうございます!

    これ、私の処女作なので、本当につたないのですが、お付き合いいただいて恐縮です(笑)

    砂羽は、立派な精神科医になると思います。男性遍歴はかわらないかもしれませんが。

  • 最後に、母と娘の愛のしがらみも解放されて、すばらしかったです。
    セリフがわざとらしくなくていいですね。京の言葉だからという以上に、リアリティーあります。
    男はあほで、かわいいって、本当そうだなって思いました(笑)

    こころさんの処女作ですか? 
    書くのが辛かった箇所もかなりあったんではないでしょうか。
    キラキラして、とってもすてきな物語でした。

    作者からの返信

    これかいたのまだ、わかかったので結局お母さんと和解するエンドにしましたけど、いまなら、和解させませんね(笑)

    それだけのことをこのお母さんはしたと思います。
    この小説、まともに書いた始めての小説ですよ。当初はこの1.5倍あったのを、ばっさりいろいろカットしました。

    しかし、この先生と生徒はくっつくにしても、茨の道だなと思います。絵描き同士って、うまくいかないんですって。お互いに嫉妬して(笑)

  • はんなりとした京都弁が、印象に残りますよね。
    きゅんきゅんさせてもらったわ。
    とってもよかった。

    作者からの返信

    お星さまありがとうございます!!
    京都にひたっていただけたでしょうか。
    こんなご時世、きゅんが必要だと思います。

  • 途中からの一気読みで♡飛ばしまくり失礼いたしました。
    途中から、この物語から抜け出せなくなってラストまで来てしまいました。

    美月の心の傷や、真壁先生の一途な思いが、キュンキュンして、苦しくて、熱くて。

    とても素敵なお話でした!

    作者からの返信

    お星さまありがとうございます!

    わたし、現実の先生は大嫌いだったのですが、生徒と先生ものって大好きだったんですよねーー(笑)

    なので、これは思う存分妄想をつめこみました。

  • お母さんとお父さん、おじいちゃんとおばあちゃん、そして美月ちゃんと先生、いろんな愛の形がありますね。

    愛が思うように届かなくて、裏切られて、その辛い気持ちが弱い子供へと虐待という形で向けられる…なんて悲しい事だろうと思います。
    お母さんも、幸せな結婚生活だったら、きっと綺麗で優しくて美月ちゃんの自慢の大好きなお母さんになれてたのに…
    そして、美月ちゃんも自身の存在を否定するような苦しいトラウマを抱かえずにいられたのに…

    そう思うと、おじいちゃんのおばあちゃんへの気持ちがより心に強く残ります。
    他に好きな人がいる、その想いも納得して受け入れる…なかなかできないですよね。すごいなぁ…と思います。
    沢山の時が流れたからこそ、苦しい気持ちもあったと思うけどそれは記憶となって、おばあちゃんを愛する心だけが残ったんですね。素敵だなぁと思いました。

    先生と出会って、やっとトラウマを幸せな気持ちで少しづつ癒し、解していった美月ちゃん。
    ラストはみんながとても幸せそうで、本当に良かったです!
    素敵な物語をありがとうございました💕

    (あれは合コンだったのか…誰も合コンって言わなかったし、ご飯食べて花火して…ドラマの合コンの感じとは全然違うから…てっきり違うものだと…💦そうか…合コンだったのか…後日バーベキューしたのも、ひょっとして合コン…?電話がかかってくるのも…そういうことなのか!💦)

    作者からの返信

    お星さまありがとうございます!

    読破、うれしいです。これくらーい話なんでねー。そして、わたしが最初に書いた小説です。6.7年前ですね。

    公開してるのは、だいぶ改稿してますけど。

    若い頃の恋愛は、それが永遠に続くって思いますよね。でも、人にはいろんなルートがあって、幸せになりました、おしまいの続きが、母親みたいなことにもなるわけで。
    でも、未来なんかわかるんけないから、今を思いっきり楽しんでもらいたいです。美月と先生には。

    そして!それ、合コンね。もしかして、じゃなくて、まぎれもない合コンね。
    友達が、こっそりセッティングしてくれたんじゃないですか?

    そして、男子から連絡がくるって?
    それは、ロックオンされてるんですよ、つぐみさん!

    つきあっちゃえーー


  • 編集済

    読み終わって暫くその余韻に浸って色々考えさせられました。
    背景に虐待という重いテーマがあって、美月ちゃんが先生に宛てた手紙の内容は壮絶なもので読みながら涙がこみ上げてきました。
    そんな美月ちゃんを支えてくれた砂羽ちゃん、佳代ちゃんの存在、そして先生の真っ直ぐに受け止めてくれた愛情が美月ちゃんの心の膿を少しずつ溶かしてくれたのかもしれませんね。お母さんとのわだかまりもお互いの本音が言えた事で少しずつ良くなっていく気がします。私の憧れの京都が舞台だったのも良かったです。
    ちょっとキュンキュンさせて頂いて( ^ω^)・・・こんな素晴らしい作品を読ませて頂いて感謝です。

    作者からの返信

    最後まで、読んでいただきありがとうございます。
    これを書くのに、何冊も虐待の本を読んだのですが、子供はどんなに親からひどいことをされても、親をきらいにならないんですよ。

    でも、それもある一定の年齢をこえると逆転するのですが。
    虐待児はそのまま、施設にはいり親から離れて暮らす子もいれば、親元に帰る子も。

    親元に帰った子はどう自分の気持ちに折り合いをつけて、親と接しているのだろうと、疑問に思ったのがこの物語を書く動機でした。

    美月は、美月なりに答えが出せたんじゃないかなと思います。

  • お母さんが先生を見てかつての若き旦那を思い出すのいいです。

    ラブストーリーだけでなく、親子の愛も見れてよかったです。


    ↓ここ、前に空白空いてるのいいですかね?

    母も心得たように笑う。

    作者からの返信

    ご指摘のところ、なおしました。
    同性の子どもには、自分を投影してしまう。子供と自分は別人格と自認しないと、なかなか厄介な事になります。

    レビューとお星さま、ありがとうございます!


  • 編集済

    企画に参加して頂きありがとうございます。
    始めにこの話を読んでから、どんどんこの物語に引き込まれあっという間に最後まで読み進めてしまいました。丁寧な描写で、一人一人の登場人物がしっかりと生きていて魅力的でした。
    桜の木の下で出会った二人はゆっくりゆっくりと時間を追うごとに互いを知り、そして向き合っていく。様々な障害はあったけど、しっかりと壁を乗り越えて進んでいく主人公の成長に感動しました。二人には幸せになってもらいたいです。
    素敵な作品を読ませて頂きありがとうございました。今後の作品も楽しみにしています!

    作者からの返信

    一気読みしていただいてありがとうございます!うれしい……
    そして、お星さまもありがとうございます。
    虐待ものなので、みなさんに嫌がられるかなーと思ったのですが、一気読みしてくださる方が、ちらほら。
    それだけ、没頭できる世界がかけたのかなーと思ってます(自画自賛ですけど)
    このお話しに書いた、京都あるあるは、私の実体験からきてます。孫を絶対人前でほめないとか、結婚式の新婦の誓いの言葉とか。
    そういうところ、住んでるものにはあたりまえだけど、京都以外の方からすると異界ですよね(笑)
    なので、このお話しは京都という場にも助けられたなと思います。
    ちょっと宣伝ですが、「夢の渡りの浮橋か」も京都(宇治)が舞台です。
    よかったら読んでみてください(笑)

  • 終盤の甘々がもうずっと悶えっぱなしでした!
    どの方も壁を乗り越えられて、一つの人生の節目を迎えて、新しい出発をする。送り火と同じく、ちょっと切なく、穏やかで清々しい門出でした。
    二人の行く末には、きっと色んな困難も衝突もあるのだろうなと感じました。それらを絶対に乗り越えられる!と確信するにはまだまだ初々しくて、でも乗り越えて欲しいと願ってやみません。
    美月ちゃんも、お母さんと向かい合って一つ大人の階段を昇ったのですね。絶対的で大きな存在だった親って、いつの間にか対等な存在になっていた。あの感覚を思い出しました。
    本作もとても楽しませていただきました!執筆お疲れさまでした!

    作者からの返信

    私の想定を超えて、このお話しからいろいろ感じ取っていただいて感無量です。
    お星さまもありがとうございます。
    見上げていた母がいつの間にか、肩をならべる存在になっていた。
    親を超えるというか、同じ目線に立てた瞬間ですね。
    京都の送り火ご覧になったことありますか?
    山肌の暗闇に浮かび上がる、大きな炎のゆらめき。この世とあの世を繋ぐ炎。
    子供の頃はどおってことない行事でした。夏休みが終わっちゃうという焦りしか感じなかったのですが、父を亡くした後の送り火は、ちょっと胸に来るものがありました。いっしょに見た思い出とか、父が今いる世界の事とか。
    何百年も続く行いには、不思議な力が宿っているのだなと思った瞬間です。

    編集済