第8話 出会い系マッチングアプリ編
祐一
「そんなに炎上や特定が怖いなら
出会い系マッチングアプリでもやればどうだ?」
彰
「もっと危険そうだし胡散臭いじゃないですか!」
祐一
「実際にやったことあるのか?」
彰
「いや、ないですけど…そういうイメージありますし…」
祐一
「何事も経験値だぞ、一度やってみて
自分で確かめてみない限り経験値は上がらない」
「出会い系マッチングアプリは基本クローズドだし
出会いを前提としている場所だから、出会い厨を理由に炎上はしない」
「SNSナンパでビビってる彰にはちょうどいい場所だぞ」
彰
「でも、やっぱ胡散臭いですよ…本当に出会えるかどうかも怪しい」
祐一
「確かに、出会い系ってのは業者が多い」
彰
「ですよね」
祐一
「ネット上の出会いの場には多かれ少なかれ業者っぽいのが湧くからな」
「SNSナンパだって業者っぽいのいっぱいいただろ?」
彰
「変なURL飛ばしてくるアカウント、多かったですねぇ…」
祐一
「最近は、出会い系を題材にした映画とかの影響で
若い女の子の利用者も徐々に増えてきている」
「変な業者を上手く見極めれば
特定や炎上を気にせず女と出会える良い狩場になるぞ?」
彰
「そうは言いますけど…
祐一さんは出会い系で女の子と出会ったことあるんですか?」
祐一
「あるぞ」
彰
「え、マジっすか!?」
祐一
「マジだ」
「何事も経験だと思い、無料ポイントを使って
それでも出会えなくて実際に課金してみて試行錯誤してみたら
3人とセックスできたぞ」
彰
「3人も抱いたんですか!?羨ましいっす…」
祐一
「確かに、彰の言うように胡散臭いアカウントは多かった」
「出会いの場に必ず沸く業者をうまく見極めれば
案外普通の女の子とも出会えるしヤレる」
「女性と接する経験を増やしたい低レベル恋愛勇者の練習場としては
これ以上ない狩場だと思うぞ」
彰
「変な業者を見極める方法を教えてほしいです!!」
祐一
「では、駆け出しの恋愛勇者に新たな武器を授けるとしようか」
・初回1行メール
・いきなり長文メール
・「困ってる、助けてほしい」等のワード
・プロフィールや文章がエロい
・スリーサイズを記入している
・いきなり具体的なエピソードを語り出す
・待ち合わせ場所を相手が指定してくる
・セフレになりたいけど初回だけ2万円ほしい
祐一
「これらを意識していけば出会い系にいる業者はほぼ避けられる」
彰
「まじっすか!」
祐一
「出会い系は業者9割一般女性1割くらいだから
根気よ~く見極めて、一般女性っぽい子を見つけ次第アタックすることだ」
彰
「それで出会えるならやってみようかな!!」
彰
「所で、マッチングアプリやるなら
どのアプリでやるのが良いのでしょうか?」
祐一
「老舗で長く続いてる所だな
10年以上続いてる所で、サポート体制がシッカリしてる所だ」
「出会えない出会い系なんて10年も持たないからな」
彰
「初心者なのでどこが有名な老舗なのか分かりません…」
祐一
「特にこだわりがなければハッピーMAXでいいんじゃないか?」
「ワクワクルでもいいけど」
「どっちも老舗だし無料ポイントあるし
とりあえず初めてみるならオススメだぞ」
彰
「じゃあハッピーMAXってアプリを使ってみます!」
……
…
彰
「うぉ!可愛くてエロそうな女の子いっぱいじゃないっすか!!」
祐一
「彰…それは業者モンスターによる幻影魔法だ」
「明らかに可愛すぎる自撮りプロフ画の奴は99.9%業者だぞ」
彰
「ええええ……」
祐一
「出会い系サイトで自分の顔を堂々とさらしたいと思う女性は少ない」
「出会い系で堂々と晒すのは女を売っている援デリ業者だ」
彰
「確かに、一般女性は隠したいですよね…」
祐一
「とにかく、さっき授けた武器
『業者の見分け方』を駆使してとりあえず100人にアタックしてみろ!」
彰
「やってみます!!」
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