第2話 スタートラインに立て




「僕…恥ずかしながら23歳の大卒1年目の童貞なんです」



祐一


「なるほど…かつての俺と同じ


 『絵に描いたような童貞男子』だな」




「大学生になれば脱童できると思ったんですけどね…」



祐一


「確かに大学生は性経験するには最高の時期だ」


「ここで脱童できないと、一生涯童貞で終わる男も多いからな」




「一生童貞は嫌です!」




「モテるために必要な事を教えてください」



祐一


「そうだな…まず最初に言っておくが…」


「大学卒業しても童貞を卒業できない男がモテるようになるには


 それ相応の大きな変化が必要だ」


「大きな変化する覚悟、努力する覚悟はあるか?」


「すぐに結果が出るわけではないけど、挫けない覚悟はあるか?」




「背に腹は代えられません…がんばります!!」



祐一


「よし、覚悟はあるようだな」




「はい!!」



祐一


「童貞に必要なのは恋愛のスタートラインに立つこと」


「スタートラインに立つことで初めて勝負が始まる」



<スタートライン>


・意識を変える


・清潔感を身に着ける


・軽くなれ


・好印象を与えるテクニック


・出会いの数を増やす

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る