第11話 六人部《むとべ》キララ
青山のブティックで買い物をしている
さすが警察だけある。この短時間でよく彼女を探し当てたモノだ。
取り急ぎ調べると
まるで女優のような美貌の持ち主だ。
「
俺たちは店を出てきた彼女を呼び止めた。
「あら、あなたは❓」怪訝な顔をした。
「俺はビジュアル系弁護士のシンゴです」
「え、ビジュアル系弁護士……❓」
少し警戒した。無理もない。
こんなミュージシャンのようなカッコの弁護士は俺しかいない。
「私は警察のモノです」
警戒を
「け、警察」だが一層、表情が
「
「……」明らかに
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