うちの学校の野球部も谷津ライジングマリナーズもどちらも快進撃を続けているようだ。

 さて、夏休みは観客も増えて、野球のもっとも盛り上がる季節だ。


 まずうちの高校の野球部だがバレンタイン監督やコーチ達が抜けたことで、失速するかと思われていたがそんなことはなく、千葉の強豪校の徹底マークにも関わらず快進撃を続けている。


 全国で4番目に参加校数が多い千葉の甲子園予選だが、”銚子商業””市立習志野””成田””市立船橋””拓大紅陵”に加えて、うちの高校である”千葉経済”が加わっている。


 春の選抜でも優勝したことで周囲からのマークはかなり厳しいが、特定のエースに頼るのではなく個々の選手の実力を底上げしつつ、相手チームの強打者の苦手そうなピッチャー、右投げ・左投げに加えて速球派だったり、変化球派だったりと自在にピッチャーを入れ替えていくことで対策をしづらくし、打線に関してもどこからでも点を取れる総合力のチームとして、順調に勝ち抜いていっている。


 特定のエースピッチャーやホームランバッターだけに負担がかかるわけではないというのはやはり大きいようだ。


 またプロ野球のパ・リーグではロバート・ジャン・バレンタイン監督率いる谷津ライジングマリナーズが西武ライオネルズとのデッドヒートの首位争いをしていて、埼玉と千葉はプロ野球人気で湧いている。


 去年までの川崎球場での観客動員数は12球団でも最低だったのだが、首位争いをしているともなれば応援に熱が入るのも当然であるが、三冠王の落合廣満、それに劣らぬ強打者のロレンン・リー、愛香猛、連続盗塁王の東村徳文、佐藤健一の打線は昨年に引き続きリーグ1位のチーム打率を誇っている。


 投手陣はマサカリ投法の村田次治に加え、園川和美、小川博士が先発ローテーションに定着。


 故障に泣いていた石川賢治、二品時成が復調し、押さえの奏勝雄と投手陣も頑張っている。


 ただ西武の総合力も相当高いのでなかなか首位を固めることはできていないが、むしろそれがファンにはむしろドキドキハラハラしていいのかもしれない。


 何れにせよコマンダー翼の影響で子どもの人気をサッカーに抜かれつつある野球だが、部活での坊主刈りの強制の廃止なども行っていることで、イメージチェンジをしていることもあってそれなりに人気は戻って来ていると思う。


 また、女性向けのフリーペーパーの発行によって、女性ファンも増えて観客動員数は大幅に増えているのも良いことだと思う。


 できればパ・リーグの球団そのものの人気を底上げするためにも、関西のパ・リーグ球団には福岡や仙台、北海道の岩見沢などに本拠地を移転してもらい、プロ野球球団を全国に分散させたいものだ。


 ”前”のサッカーJリーグは流石にチームが多すぎたと思うけど、ある程度は全国的に分散させるにこしたことはないよな。

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