尖閣諸島問題にも早めに対処したいところだな。
さて、九州・沖縄に行くならば現地には行くわけでないにせよ、丁度いい機会だし、尖閣諸島問題について考えた上で、テレビto-kyo系列や新聞の東京タイムズなどで警鐘を鳴らしていくべきか。
尖閣諸島については、1950年代から1960年代には台湾人が密漁やアホウドリやその卵を乱獲していることが問題になった。
これについては日本人も1910年に羽毛の貿易が禁止されてからも、日本国内での流通目的のために乱獲して小笠原諸島・大東諸島・澎湖諸島などのアホウドリは絶滅しているので、偉そうには言えないけども。
それはともかく台湾に対して日本が寛大な態度だったのは、当時国家承認していた中華民国に対して、琉球米民政府およびアメリカ合衆国政府が、台湾当局が積極的な取締りをしなくても良いように、台湾の蒋介石政権との「米華関係」を重視したため不問にされたらしい。
このような台湾人による領土占拠の既成事実が積み重なることで、当時から地元西南群島の住民から第二の竹島になる危惧を指摘する声もあったが、日本国内では尖閣諸島における台湾人の不法入域はマスコミが取り上げることもなく、殆ど重要視されることはなかった。
ここではっきりとした態度をとっておけば、問題もこじれないですんだのにバカな話だと思う。
で、昭和43年(1968年)の国連・アジア極東経済委員会の協力で東シナ海で海底調査が行われ、その結果、尖閣諸島周辺の海域には1095億バレルの原油埋蔵量があり、「世界的な産油地域となるであろうと期待される」と、石油の有望な埋蔵地域と評価された。
この数字はイラクの1150億バレルやクェートの1040億バレルに匹敵する。
ただ実際の埋蔵量はよくわからないというのが実情で、その後の調査をもとに経済産業省石油審議会が平成6年(1994年)に埋蔵量を試算したところよると、尖閣沖周辺の天然ガスを含む原油埋蔵量は約32.6億バレルになるとされ、ECAFEによる調査時のおよそ30分の1になってしまった。
それでも、金額換算では約27兆円になるのではあるが。
これにより、昭和45年(1970年)に台湾が尖閣諸島に対しての領有権を主張しはじめ、これに中国も追随した。
中国による軍事的威圧からの領土拡張は、東シナ海および南シナ海などでその後も進行中で、昭和47年(1972年)の日中国交正常化時の中国側の領土棚上げ論は、中国に軍事的優位を確立するまでの猶予を得るための方便であったと考えて良さそうだ。
”前”では日本政府は平成24年(2012年)の9月11日に、尖閣諸島の魚釣島と北小島、南小島を合計20億5000万円で国有化しているが、俺たちがとっとと買ったほうがいいかもしれないな。
「北条先輩。
海底油田やガス田の権利にも関係するし、尖閣諸島の魚釣島と北小島、南小島を俺たちで買い取ったらどうだろうか?」
「え、石油が日本の近くで取れるのですか?」
「ああ、うん、中国と日本の領海の中間付近なのだけどね」
「それは、ぜひおさえるべきですわね。
やってみましょう」
「ただ台湾や中国の密漁船がうようよしているって話もあるのだけどね」
「それは困りますわね……」
ソ連がまだ崩壊していないので現状では民間軍事会社もないのでそういったところを雇うという選択肢もないのだよな。
あれば金で雇ってなんとかできそうではあるのだけど。
・・・
「ふむ、なるほどそういうことか。
私の島へ勝手に異国人が足を踏み入れて、絶滅しそうな鳥の密猟などをしているとは許せぬ!!」
激怒した伊邪那美は即座に黄泉醜女たちに命じた。
「お前たちは
尚
「かしこまりました」
「では、いってまいります」
・・・
ちょうどそのころ機銃で武装した100隻を超える中国漁船が尖閣付近で領海侵犯を行って漁業をしていたが、唐突に霧があたりを包み込むと、それらの漁船に突如海中から現れた大鎧を来た武士の幽霊が船をよじ登って乗り込んで乗組員の首をしめたり、海へ突き落としまくったり、ミサキを見たものが高熱に見舞われて痙攣して倒れたり、海坊主が漁船を転覆させたりなどをしたため、それにより海に突き落とされて水死した者も亡者の列に加わって、船をよじ登ってまだ生きている者を海へ引きずりこむという地獄絵図が現れた。
「ふ、覆舟鬼だ!」
中国にも幽霊船や船幽霊の説話はあり、やはり海難事故などで他界した人の成れの果てであるとされた。
彼らは必死にこの海域から逃げようとしたが濃霧に包まれている上にコンパスもレーダーも狂っており、舵やスクリューが壊されたりなどもしたため、漁船同士の衝突などでさらに多くの船員が海に投げ出されることになる。
そして誰も乗っていない漁船が大量に中国沿岸へ漂着し、中国や台湾はその後も何度か尖閣付近での領海侵犯を行ったがその中で生きて戻ったものは一人もおらず、最終的には中国の軍艦もが同じ末路をたどったためやがて領海侵犯どころかその付近へ近づく者もいなくなったという。
日本人が近づいても特に何も起こらないのではあったのだが。
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