今後のゲーム製作について整理したあと斉藤さんと初詣に行ったよ
さて、ジュエルス2やホムコンで桃の子太郎討鬼伝説のRPGを発売したことでゲーム製作は一区切りついた。
ジュエルスや桃の子太郎討鬼伝説&電鉄に関して、今年はもう同じシリーズを出すべきじゃないだろう。
ジュエルスの大会が成功したからこれはまた夏にでもやって、ラジコンとかミニ四駆の大会も正式に開催できそうなのは嬉しいが。
デジタル・ディーヴァ・ストーリー女神召喚は俺が企画プロデュースするとして、製作自体はタイタンのメンバーに投げ、ポケットモンスターマスターも、メインは俺が企画プロデュースするとしてゲーム狂のメンバーに投げるつもりだ。
まずはダンバイのホームトレーナー用ダンスゲーム&SAGAのアーケード筐体用ダンスゲームもそろそろ真面目に仕上げていかないと駄目だな。
ディスコダンスのモーションに関しては千葉さんの協力もあってうまく行っていると思うし、プリティファイターのEDダンスも千葉さんに協力してもらっているので千葉さんも給料はもう出ているはずだ。
あとLDゲーム用リズムアクションのダンスアニメーションを書くことが出来る部員がほしいんだけどなこれは会長もとい北条先輩にぶん投げてるしあんまり急かすのも悪いよな。
で、ダンバイとの繋がりができたことで機動要塞ガンガンやマジンダーZ、ゲットダゼロボなんかのロボットを使ったスペシャルロボット大戦や機動要塞ガンガンのSLGを作るのは多分可能なので企画書を書いて北条先輩を通じてダンバイには売り込みに行きたいと思う。
そしてSAGAでは現在バッテリーバックアップのデータの保持に問題がないか検証中でそれに問題がなければSFファンタジーのファンタジースターを作り始めることは出来るだろう。
シナリオは斉藤さん、プログラムはナセルさんに頼むとしてそろそろ企画の承認は下りると思う。
まあセーブデータが度々消えたらクレームが入るだろうから検証に時間はちょっとかかっているけど、ホムコンで桃の子太郎討鬼伝説RPGが十分売れているから、ならうちでもとなるとは思うんだ。
毛利さんにはプリンセスプロデューサーの制作に取り掛かってもらっているが、島津さんにはアドバンスド・テクノスから仕上がってくるはずのバトルオブ北海道、ソ連が北海道に攻めてきてそれを自衛隊が迎撃するというゲームを制作して貰う予定だ。
そんな事を考えていたらお母さんから呼ばれた。
「健二ー、斉藤さんのお家のお嬢さんが来てるわよー」
「え、あ、はーい、今行くー」
と下へ降りていくと晴れ着で着飾った斉藤さんがいた。
「あ、斉藤さんあけましておめでとうございます」
「こちらこそあけましておめでとうございます。
今から初詣に行くのだけど一緒にどうかしら?」
「あ、うん、行くいく、着替えるからちょっと待っていてくれるかな?」
「ええ、いいわよ」
初詣にあちこち神社に行くのは良くないと言う話もあるが、俺の氏神様と谷津遊園の熊野神社は同じ神様なので問題ないだろう。
後は神様の得意分野が違う場合も問題はないらしい。
もっとも熊野神社と出雲大社は両方縁結びなのであんまり良くないかもしれないけどな。
急いで俺の部屋に戻ってよそ行きに着替えてすぐ降りる。
「またせてごめん。
じゃあ行こうか」
「ええ、行きましょう」
でまあ谷津遊園の熊野神社に向かった。
だいたい予想はついていたけど人人人の人混みは殺人的だった。
まあ今や谷津熊野神社は関東で一番の縁結びスポットだから良縁が欲しかったりする男性や女性、家内安全や子宝祈願の夫婦などまでが押し寄せているからな。
更に金運アップの金山神社は更に混んでいる。
まあ俺という実際の成功例があるわけだしな。
「斉藤さん、はぐれないように手を繋ごうか」
「ええ、そうしましょう」
本当に人が多すぎるから押されてはぐれてもおかしくないんだ。
でノロノロとすすむ人の流れに乗りながらやっとの事で本殿に到着した。
賽銭を賽銭箱に入れてお祈りをして、お守りや破魔矢・おみくじを売っている場所に行く。
「やっぱり初詣ときたらおみくじだよな」
「ええ、そうね」
二人でおみくじを引いたんだが俺は吉で斉藤さんは中吉。
このおみくじの吉凶判断の縁起の順番は
1:大吉
2:吉
3:中吉
4:小吉
5:末吉
6:凶
という場合と、
1:大吉
2:中吉
3:小吉
4:吉
5:末吉
6:凶
の場合があるがまあどちらでも悪くはないが良くもないというところか。
「まあこれなら持って帰ってもいいのかな」
「そうね」
おみくじは凶や大凶だと結んでいったほうがいいらしいが、大吉とかなら持って帰ったほうがいいらしい。
「へえ、男女ペアの赤と青の縁むすびお守りもあるんだな」
「私達で買ってみる?」
「うん、そうしようぜ」
俺たちはお守りを買って青は俺、赤は斉藤さんでそれぞれ持つことにしたんだ。
今年も悪くない1年になりそうだ。
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