第13話
「どう?」
「どうって・・・」
雛乃さんは、水着姿を見せつけてくる。
よほど、自分のルックスに自信があるようだ。
しかし、言うだけの事はある。
かなりのナイスバディ。
青いビキニが似合っている。
スリーサイズは・・・
「上から、88・55・88だよ」
何故わかる?
「誰でもわかるよ。そういうのに興味のある、お年頃だもんね。こうくん」
くるっと周り、見せつけてくる。
「これでも、モデルをやってるんだよ」
「見たことない」
「女性誌だもん」
これ以上、ここにいたら、ヤバい。
いくら、僕でも・・・
「大丈夫。君は無害だから」
「わからないよ」
「わかるよ。でないと、こうして一緒にいない」
男は狼というが、女はカマキリだな。
絶対に、襲い掛かってくる。
「ところで、雛乃さん」
「美耶ちゃん。いいかげん覚えてよね」
湯船は・・・
わりと大きいな。
「流しっこしようね」
「遠慮しておきます」
「だめ、やるの」
雛乃さんは、やるき満々だが・・・
ぜったいに、冷やかしているな。
ていうか、そうあってほしい。
他の連中にしれたら、殺されるな・・・
絶対。
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