第6話 父やしなひし養老の
第六走者は普通列車米原行き。長かったJR東海もこれが最後の区間だ。
大垣を出て山深い地域を走る。今にも日が暮れそうな中、列車は関ヶ原に到着した。天下分け目の戦いが行われた関ヶ原。初めて訪れた。
次は柏原。遂に滋賀県に入る。前方には夕陽が広がっていた。幻想的な景色だった。
列車はその後、近江長岡に停車したが、この頃には完全に日が落ちていた。列車は遂に米原に到着。JR東海区間、完乗。
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