MITで要求される学業成績(卒業要件、進級要件)

MIT では学業成績 (学習成果, Academic Standing)を Academic Standards とか Academic Performance などと言う。

学部生は学期ごとに最低36単位と学期ごとのGPAが3.0以上 (5.0 scale で。つまり他の大学だと2.0以上)であることを要求される。


http://catalog.mit.edu/mit/procedures/academic-performance-grades/


大学院生の場合、GPAが3.5以下、もしくは4.0まで(他大学の scale でいえば、GPA 3.0以下、ということになる)の学生が監視対象になる。

MITでは、学部生よりも大学院生のほうが監視が厳しいよ、って明記しているわけです。

さらに、Grade がいつもB以下(他大学で言うGPA 3.0以下)は学位取得に向けて正常な状態だとは考えられておらず、学生に対して専攻や委員会から注意を受ける。


大学院生に対する連邦政府の援助

Teacher Education Assistance for College and Higher Education Grants

Federal Direct Unsubsidized Stafford Loans

Federal Direct PLUS Loans for Graduate and Professional Degree Students

Federal Work-Study.


援助を受ける条件は、

積算GPAが 4.0以上(他大学の 3.0以上)。

修了要件の 2/3 の単位を取得する見込みがある。

履修が計画的に進捗(pace)どおりに進んでいる。

修士生は 5学期を超えていない。

博士生(PhD or ScD) は 13学期を超えていない。


Dropした科目は GPAや進捗に含まれない。

読み替え単位(Transfer credit)には Grade がつかないが、これもGPA計算には含まれないが、取得単位は進捗に含まれる。

不完全(Incomplete)科目の Grade は GPA計算には含まれないが、進捗には含まれる。

再履修(repeated)科目の Grade は GPA計算に含まれるが、複数回履修しても進捗には1回だけカウントされる。


学期の終わりごとに、大学院学業成績委員会 (the Graduate Academic Performance Group; GAPG) はすべての大学院生の学業成績を調査し、学業成績が不十分な学生に対して適切な処置を行う(たとえば 学修警告(academic warning)を与え、履修登録を停止する)。学生が学修警告状態に置かれた場合、履修を継続するために一定の要件(学修計画)が与えられる。


連邦政府の学生経済援助を受けている学生、またその対象になっている学生で、GAPG によって学修警告の状態に置かれている者は、同時に、学生経済課 (Student Financial Services; SFS)によって政府経済援助警告(federal financial aid warning)もしくは政府経済援助観察処分(federal financial aid probation)となる。


政府経済援助警告状態は前学期に学修警告状態でなかった学生に課されるが、GAPG によって学修警告状態になる。政府経済援助警告状態の学生は学修警告学期においても引き続き政府学生経済援助を受ける。政府経済援助警告状態は、政府経済援助警告学期中には、MITや連邦政府、またそれ以外の機関から受ける経済援助の額に影響を与えない。


政府経済援助監視処分状態は前学期で学修警告状態だったものに課され、GAPG によって継続して学修警告状態におかれる。


以下略。非常にくどくどと政府の奨学金について書かれているのだが、それだけMITの大学院生にとって、GPAに関連付けられた奨学金に深刻な意味があるということだろう。


http://catalog.mit.edu/mit/procedures/academic-performance-grades/#graduateacademicstandardstext

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