MITの学業成績委員会

MIT Committee on Academic Performance (CAP)

http://web.mit.edu/acadinfo/cap/

MIT ではこの CAP (学修成果委員会)が、GPAなどの学業成績に基づいて、退学勧告を含む履修指導を行っているのだが、非常に詳細で興味深い内容なので、ここにその概要を記載しておきたい。


Petitions -- 請願。学部に在籍中の学生だけが請願できる。

25ドルの費用がかかる。

怠慢(neglect)が認められたときにはさらに 25ドルかかる。2度目の怠慢は50ドルかかる。

ただし請願が却下された場合には実際には課金されない。

期限をすぎた科目追加や削除、単位の取りすぎなど。


Academic Standards -- 学修業績

normal expectations -- 通常の要件。1学期に平均48単位を履修すること。

minimum expectations (Satisfactory Academic Progress ) -- 最低限の要件。1学期に36単位以上を履修する。学期GPAが3.0以上(他大学の GPA 2.0以上に相当)。基礎科目や専門科目、その他の必須単位を修得すること。


End of Term Academic Review -- 期末調査

学期の終わり、1月と6月にCAPは学部生の成績記録を、特に最低限の学修業績を満たしていない学生を調査する。


No Action

成績記録調査に対して特に何もしない。


Warning -- 警告

学生、アドバイザ(担任?)、学科に対して、学業成績がMITの最低要件を満たしていないことを通知。学生は次の学期で、十分な成績に戻る必要がある。次の学期で再び不十分な記録を残した場合、退学勧告(Required Academic Leave)される可能性がある。これは自動的に判断されるのではなく、CAPが個別に対応する。


Deferred Action -- 継続審議

CAPがより詳細な情報が必要なとき。

最終的に退学勧告となる場合の猶予措置。


Required Academic Leave -- 退学勧告

1年の猶予期間内に退学しなくてはならない。

CAPは少なくとも1学期が経過しなくては、警告から退学勧告へ進むことはない。


Academic Advisor -- 学修指導員

学修指導員には、上級生が一人、 associate advisor として付き、一人の学修指導員に4人から8人の新入生が advisee として割り当てられる。


http://catalog.mit.edu/mit/procedures/academic-performance-grades/


連邦政府の経済援助

学業成績が十分な学部生は国から経済的な援助(Federal student financial assistance)を得られる。

* Federal Pell Grants -- 1965年に制定された高等教育法に基づいて低所得者に無償で提供される奨学金。

* Federal Supplemental Educational Opportunity Grants -- Pell奨学金に加えて、特別な援助が必要、もしくは表彰された学生が無償で支給されるらしい。

* Iraq and Afghanistan Service Grants -- 保護者がイラクかアフガニスタンで戦死した

* Teacher Education Assistance for College and Higher Education Grants -- 将来教師になる人に支給される。

* Federal Perkins Loans -- 低所得者向けの低利子の融資

* Federal Direct Subsidized Stafford Loans -- 助成金

* Federal Direct Unsubsidized Stafford Loans -- 助成されてない融資

* Federal Direct PLUS Loans for Parents -- 保護者向けの融資

* Federal Work-Study -- アルバイト


https://studentaid.ed.gov/sa/

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