スタンフォードの用語

最初にスタンフォードの例で、成績評価用語を概観してみる。スタンフォードは他大学よりも、ウェブに掲載されている文書が充実していて読みやすいと思うからである(スタンフォードはウェブサービスを積極的に履修指導に用いている、ということだろう。ニューヨーク州立大学やニューヨーク市立大学など学生数が多い大学は他にあるのだがが、参考とすべきは、スタンフォード、MIT、ハーバードなどの比較的大規模な名門私立大学、州立大学てとしては UCLA、UCBなどではなかろうか)。


Academic Standing -- 学習成果。単に、成績、と言っても良いかも知れない。GPAや単位数、必須科目の履修状況などを総合して言う。学習成果が不足(poor)していると仮進級(Probation)となり、さらに退学(degree withdraw)勧告となる。


Probation(もしくは Academic Probation)-- 仮進級。保護観察処分。要するに大学に要注意学生、成績不振者として目を付けられること。学修指導員(college advisor, academic advisor)に呼び出され、補講(workshop)を受けさせられり、反省文を書かされたりする。


Credit -- 単位。

Unit -- 単位。特に単位ごとに要求される時間。1 Unit は1週間あたり3時間とされている。Unit of Credit、Credited Units などともいう。単位数(number of units)とも言う。

1 Course(科目) に 2 or 3 Units(単位) が割り当てられていることが多い。


Grade -- 等級

A -- 優秀(Excellent)。

B -- 良い(Good)。

C -- 十分(Satisfactory)。

D -- ぎりぎり(Minimal Pass)。Dは単位はもらえるが、GPA的にはアウト。

"B+"とか"B-"のように"+"や"-"をつけてさらに細かく等級が分かれる。


Grade Point -- 等級に割り当てられた点数。Grade Point Value ともいう。


Add / Drop -- 履修登録期間中に科目(Course)を履修(Add)したり、あるいは除外(Drop)したりすること。Drop した科目には Grade Point もつかず、成績証明書にも載らず、GPA算出に使われることもない。


Withdraw -- 履修登録期間を過ぎて科目を履修放棄すること。Withdraw from a course. "W" と表記される。科目を放棄すると、GPAの計算から除外される。つまり、科目を放棄する理由としては D もしくは不合格を回避し、GPAを下げないためである。しかしながら、科目を放棄したという記録は、たとえその科目を再履修しても消えない(成績表に "W"の記載が残る)。


Repeat -- 再履修。単位を落とした科目、放棄した科目、Gradeの低い科目などをもう一度履修すること。"RP"。


P / NP -- 合格(Pass)または不合格(Not Pass)。


F 不合格(Fail)。"NP" と同等。GPAに使われる。


S / U -- 十分(Satisfactory)または不十分(Unsatisfactory)。

CR / NC -- Credit または No Credit。

Satisfactory/No Credit とも。

S は "C-" 以上に相当するが、Grade Point は付かず、従って GPA計算に使われることがない。U、すなわち不合格になっても NP になることはなく、従って Grade Point も付かず、GPAに使われることもない。

体育などの科目、学生が自発的に行う(student-initiated)インターンシップや学外の認定科目、自由研究(Independent Study) などがこのような扱いを受けるらしい。

スタンフォードでは、ある種の科目について、ABCの Grade が付かない、CR/NCだけのオプションを選ぶことができるという(In a course with optional grading some students will elect a credit/no credit option instead of letter grades.)。つまり、その科目の成績をGPAの算出に用いたくない場合、ということではなかろうか。


I -- 不完全(Incomplete Grade)。学生が最後授業で、この科目は不完全(Incomplete)のままにしたいと申請した場合に、この科目は I になる(ABCなどの最終評価は保留される)。学部(Faculty)はIncompleteの申請を吟味し、すでに重要な部分(substantial part)が完了している場合にだけ認める。

おそらく、この学生はこの科目を1学期中に終わらせるよりも、2学期以上の時間をかけて完成させたい(ブラシアップしてよりよい成績をつけたい)と考えたのだろう。あるいは何かの事情で休学(leave of absence)するためかもしれない。

情状酌量の余地があれば、Incomplete状態を延長することができる。教師と相談の上で、別に請願書(Petition)を提出する必要がある。


Transcript 成績証明書。


Transfer Credit 読み替え単位。他大学習得単位。External Credit。AP (Advanced Placement) は高校生のうちに取得した早期履修単位(高大接続科目)。IB は国際バカロレア(International Baccalaureate)単位。

スタンフォードでは45単位までAP/IB単位が認められる。


L -- 教師が成績の採点に時間がかかって、最終的な Grade が未定の場合に、一時的に Lとなる。追加課題の提出などは不適切。


N -- 十分な進展があるが完了してない状態。


N- -- 進展が不十分で、完了していない状態。この状態が継続すると退学勧告対象になる。


* -- 採点者からの報告が未提出。


以下、書きかけ。


H 超優秀(Honors)。


HP たいへん優秀(High Pass)。


LP とりあえず合格(Low Pass)。


Graduation Requirements 卒業要件。


Degree Requirements 学位要件。


Academic Advisors 学修指導員。


Academic Advising Director 学習指導主任。


https://undergrad.stanford.edu/planning/academic-policies/grading-policies


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