第41話

女々しさと怖さからお別れできたかもしれない。

それもこれも愛菜之のおかげだ。やっぱり愛菜之の存在は俺にとって大きい。欠けてはいけない、欠けてほしくないピースになっている。

ピースと言うのもおこがましい。もはや彼女は、俺の体の一部のようになっていた。

それを言えば彼女は、喜ぶのだろう。嬉々として受け入れて、心から幸せそうに笑うのだろう。

それを俺も嬉しく感じてしまうほど、俺たちはお互いに狂っていた。

きっとこれからも、狂い続ける。

狂い続けてれば、きっと回り回って、正しい方向へ行ける。

そう信じたかった。


サンドイッチをあーんで食べさせてもらい、たまに俺があーんを仕返すと少し恥ずかしそうに、けれど嬉しそうにそれを受け入れる彼女を愛おしく思いながら昼食の時間は過ぎていく。

周りの人がぼちぼち多くなっていった。この時間帯はお昼休みなのだろう。フードーコートへと流れていく会社員らしき人が多く見られた。

スマホで時刻を見ると、午後の一時を示していた。

正午あたりに着いたので、まぁ昼食時間は十分取れたか。

そろそろ動こうかと思い、伸びをする。んん……と声が漏れ出た。

……はぁ、とおまけでため息も出た。なんだか眠い。

さっきまでの話で緊張したからかもしれない。そしてこの今のリラックスしている状況のギャップがさらに疲れを増やしているだろう。

「くぁ……」

さらにおまけで出てきたあくびを手で覆い、むにむにと口を動かす。特に意味はない。なんか癖で動かしてしまう。

ふふっ、と笑いながら愛菜之が俺を見ている。きっと俺のこんな癖のことさえ知っているのだろう。どうやってそんなこと知ったのかはわからないが、なんだか恥ずかしい。

ていうか俺にも分けてくれよその観察力。


二人でベンチに座って、愛菜之が水筒に入れてきていた紅茶を回し飲みしていた。

俺が飲んだ後を飲むたびに顔を赤くしながら嬉しそうに飲むその姿を微笑ましい気持ちで見ている。

……紅茶か。

今まで俺が飲むお茶系の飲み物は緑茶かミルクティーとかしか飲まなかった。

けれど愛菜之が持ってきたものを飲んで、紅茶を知った。

思っていたより飲みやすくて、美味しい。ただ紅茶を飲んだだけなのに、少し自分が大人になったような気がした。

こうやって、知らないことを知れたのも愛菜之のおかげだ。

愛菜之がいたからこそ知れたことがあって、愛菜之がいなきゃできなかったことがある。

愛菜之は本当に俺にとって欠けてほしくない存在で、欠ければなにかが壊れるぐらいには俺の中で大きくなっている。

それがもう、今では不安でも、怖くもない。

ただ幸せだった。愛菜之に溺れていられる今がどうしようもないぐらい幸せだ。

ははっ、と心の中で自分を笑う。

もうずいぶんおかしくなっている自分に思わず笑ってしまった。




ただ話をしているだけで時間があっという間に過ぎていった。動こうとして結局動けてない。まぁでも愛菜之と一緒にいれてりゃそれだけで俺はハッピーなんでね。

ちらりとスマホを見てみると時刻は三時をさしていた。

「もう三時か」

楽しい時間はあっという間だ。あっという間だからこそ、楽しいのかもしれない。

これからどうするんだろう。愛菜之は、行きたいところがあるらしいが。

「この後は……食材調達かな」

「へぇ、なにか作るのか?」

なんでかは知らないが愛菜之は食材の大方を元から揃えて、備あれば憂いなしを体現している。

それでだが、そんな愛菜之が食材を買いに行くだなんて珍しいと思った。

「晴我くんのお誕生日のためにご馳走作ろうと思って」

……こういうことをさらりと言うから心臓に悪い。ほんっといろんなとこでキュンキュンさせてくるんだから。

たぶん、ご馳走を作るのに備えてある食材じゃ足りないのだろう。ていうか。

朝、俺のために朝食を作ってくれて、お弁当も作ってくれてその上晩ご飯まで。

至れり尽くせりはこの上なく嬉しいが、それはそれで少し心配である。

「なぁ、大丈夫なのか? その、お金的なのとか」

自炊でコストを幾分かカットできていたとしてもそれでもかかるもんはかかるだろう。

愛菜之が全て負担しているなら申し訳がたたない。作ってきてくれているんだから、せめてお金ぐらいは出さなくては。

「それに、愛菜之は疲れたりしないのか?」

さすがに一日の食事を作るとなると疲れるだろう。俺なんて一食作るだけでもまぁまぁ疲れるし。

作っている時は楽しいが片付けは本当にめんどくさい。学校の宿題並みに面倒。

将来、一人暮らしをした時は紙皿を使うことを心に決めました。

「お金と私を心配しなくても大丈夫だよ。それに私、さっきも言ったでしょ?」

「え? ……さっき?」

さっき、てことはサンドイッチを食べている時の話か。

……なにか言ってたっけ。なにを言っていたか思い出せねえ。ついにワシにもボケが入ったか……。

うーんと考える俺に少し呆れているのか、ふふっと笑いながら助け舟を出してくれた。

「幸せを感じてって言ったでしょ?」

「あ、ああ」

言われて思い出す。その時の光景がフラッシュバックした。

確かに言っていたけど……。

「余計なことは考えないでいいの。私のこと心配してくれるのは嬉しいけど、今日は誕生日なんだから晴我くんは幸せだけ感じればいいんだよ」

幸せだけ、感じる。

本当にそれでいいのか。いや、別に苦痛を感じたいわけじゃないけど。俺はマゾじゃないし。

……愛菜之になら罵られたい。


俺は、幸せばかり感じていてはいけないと思っている。

でもそれを言えなかった。うまく言葉に起こせなかったし、なにより俺に尽くそうとしている愛菜之を拒否するような言葉はかけたくない。

「じゃあ、買い物行こっか」

そう言って水筒をバッグにいれると、立ち上がり軽く伸びをした。

俺も立ち上がって伸びをしてみる。んんーっと二つの唸る声が重なって、柔らかな二つの笑い声がまた重なった。




地下にあるスーパーで食材を見て回る。

こうしているとまるで夫婦のようだな、と一人で気持ち悪いことを考えていた。

いや別に気持ち悪くなくない? そう考えちゃうのもしかたなくない?

俺がなにかに言い訳をしていると、愛菜之はうーん、と食材を見てはほんの少し悩んでから俺が持っているカゴに食材を入れていく。

「なぁ、愛菜之」

「なぁに? 晴我くん」

「なに作る気なんだ?」

カゴには魚や肉に野菜、その他もろもろいろんな食材が入っていた。カゴも、けっこうな重さがある。

こんなに多く買ってどうするんだろうか。

「いっぱい色んなの作るんだよ。晴我くんの好きなものをいーっぱい」

それはありがたいが……俺はそんなに食えるほうでもないし、なにより金銭的にやばいだろこれ。

この肉なんか俺が飯作るのめんどくさくなってよく食べてるビッグカップラーメン(税別四百円。圧倒的ボリューム。おいしい)が五つは買える値段だ。分厚いわけでもないのにこの値段は、やばいなんてもんじゃない。

「お金は気にしないでって言ったでしょ? 今日はお誕生日なんだからお祝いお祝い」

そう言ってほいほいとお高そうな食材を入れてい……今蟹入れた!?

絶対高いからやめてください愛菜之さん! ていうか蟹以外のお高いのもやめてください! 冗談抜きで破産するつもりか!? 胃が痛いです…………。

鼻歌まじりに品を見ていく愛菜之を今ここで止めなければヤバい気がした。よくわかんないけど、たぶんヤバいと思う。

そういうわけで、うまい具合に回ってくれた頭に感謝しながら俺は愛菜之を止めるために言葉を尽くす。

「ま、愛菜之。俺、愛菜之が作ってくれた料理ならどれも好きなんだけど」

「ほんと? じゃあ今日はもっと美味しく作るためにも、良い食材を集めなきゃ!」

腕まくりの真似をしながらえへへ、と笑ってくる。うん可愛いね。でも今は気合い入れなくていいから。今その気合いは俺の胃を痛める毒になっちゃうから。

「い、いや、そのお金は別の機会に使ってほしいかなぁー……」

「今日は特別な日なんだから、今日使うべきだと思うけど……」

正論だね。でもお金そんなにバンバカ使うのはいけないと、晴我は思います。

ほんのちょっとだけど俺の言葉を聞いた愛菜之が、少し揺らいでいる気がする。

よしよし、このままいい方向に持っていくぞ!

「今日を良い日にしたいっていうのはわかる。それにその気持ちは嬉しいしありがたい。……待って、嬉しいとかありがたいって言葉じゃ足りないな。なんかすっごい抱きしめたいわ。抱きしめていい?」

「ぅえ!? わ、私はそんな、嬉しいからいいけど!! ぎゅうってするのは……よ、夜に………」

夜に、なに? まさか夜にナニかする気ですか? 今日はそういうことしないようにしたいんだけど……嫌なわけではない。むしろそういうことをするのは幸せだ。だけど愛菜之は本当に俺が泣きそうになるまで搾り尽くしてくる。搾って、尽くす。

腹上死しかける男子高校生ってなんだかレア。俺はレアリティが高いのかもしれない。

それは置いといて……いいぞいいぞ。押せてる押せてる。

「抱きしめるのは後でするとして。俺は愛菜之が祝おうとしてくれてるその気持ちだけで嬉しいんだ」

そしてもうひと押しに、食べたいものをリクエストしてみる。愛菜之は俺が食べたいと思っているものを必ず作る良妻だ。妻ではないが。

「その、愛菜之の愛情がたっぷりと入った肉じゃがとか食べたいなぁ……」

なんつって。

なんつって、とか言わないと恥ずかしくて死ぬ。やだぁ〜もう恥ずかしい〜。恥ずかしい通り越して恥ずか死〜。

キャラじゃないな。やめておこう。

「愛情たっぷり……肉じゃが……」

人差し指を血色のいい艶々した唇にあて、うーんと考える愛菜之。何を考えたかにへにへ笑っている。

「あ、材料とかは普通のな。あれだ。家庭的な味を楽しみたいというか、愛菜之の作る家庭的な料理が食べたい」

めちゃくちゃ言い訳じみてる、ていうかもうただの言い訳なんだが散財しないでほしいという一心なんだ。わかってくれ愛菜之。

「私の、家庭的な……家庭的……お嫁さん……」

「え?」

なんの連想ゲーム? ていうかなんでお嫁さんに繋がるの?

まぁいいや。利用できるものは利用させてもらうぞ。

「そう。肉じゃがってなんかこう、お嫁さんが作るイメージがあるというか……とにかく、愛菜之を家族として感じたい」

途中からもう訳がわかんないけど、とりあえず甘い感じの言葉を言っておけば愛菜之はデレてくれる。そんなところがちょろかわいい。嘘は一つもついてないから大丈夫なはず。

「家族として……えへへ」

にやけてるにやけてる。ここまで単純だとやっぱり不安になるけど可愛いしいっか。

「そういうわけで、肉じゃが作ってくれないかな」

「もちろん! 愛情たっぷり込めて、美味しく作るね!」

あぁ……可愛い……。

愛菜之を美味しくいただきたい。いや、そういうことする時は俺がいただかれるんだけど。

そんなことより、うまく散財ルートを避けれた。金は命より大事だからな。そんなのをなにかの漫画で見た気がする。

愛菜之の命と金を天秤にかければ愛菜之の命が断然大事だが。


買い物を終えて俺たちは施設の真ん中にある広場へ来た。

暖房が効きに効いた施設内から出てきた体には、外の気温は心地いいものだった。

それでもやっぱり少し寒い。広場のベンチに座っていた俺は立ち上がって、愛菜之に少し待っててと伝えて近くにあった自販機に向かった。

小銭を数枚入れて、あったかいペットボトルのミルクティーと缶のカフェオレのボタンを押す。

ふと広場の斜め上を見てみる。そこには大きなモニターが設置してあり、毎回大手企業のコマーシャルや今流行りのバンドの音楽が流れたりする。

その時は大手企業のコマーシャルが流れていた。

それを聴きながら少し考える。将来、俺は就職するのか、進学するのか。

どちらにしても愛菜之はついて来てくれるのだろう。なんだかそれがひどく安心した。

袖を手袋がわりに缶とペットボトルの熱さを凌いで、愛菜之のいるとこまで少し早足で持って帰った。


「ほい」

「あ、ありがとう……」

ベンチに戻って愛菜之にミルクティーを渡した。ごそごそ財布を取り出したので慌てて止める。

「奢りだよ、奢り。今日はたくさん尽くしてもらってるわけだし」

「で、でも……」

「いいからいいから。お金のことは気にしない、だろ?」

隣に座って、カフェオレの缶のプルタブをカツカツ爪で弾く。少し冷ましてからカシュッ、と小気味良い音を立ててカフェオレを開けた。

愛菜之も少し遠慮がちにしながらミルクティーを開ける。カチリ、と蓋が外れる軽い音がした。

二人とも飲み物を飲んで、ホッと白い息を吐く。

白い息がなんとなく好きだ。冬の訪れを感じさせてくれて、なんだか幻想的で。

けれど白い息が実は汚いだとかなんだとかをテレビで見た時はなんか冷めたな……それこそ、今の気温ぐらいに。そういうのいらないから。少しは風情とかそういうの楽しもうや。


遠くにあるビルや人の流れを見ながらぼーっと考える。

今日の夜は愛菜之の作ってくれる肉じゃが……美味しいに決まってる。夜が楽しみ、なんだが……。

もしかしたら、愛菜之は今日、俺の家に泊まっていくつもりなのかもしれない。ていうか泊まる気まんまんだった。

それはさすがに駄目だ。なんせ明日は学校だし、親御さんが心配するだろう。あと、愛菜兎が怖い。

俺たちが学校でイチャついているのを我慢して見て見ぬふりをしてくれているのだ。これ以上愛菜之を独占したとなったらあの狂犬がなにをするかわかったもんじゃない。

「愛菜之、今日の夜だけど……」

「もちろん泊まるよ」

いやなんで俺が聞こうとしたことを先回って答えるんだ? なにを聞くか最初からわかってただろ絶対。

「すごい喰い気味に言うな……けど、泊まりは駄目だ」

「な、なんで!? 今日一日尽くすんだから、泊まらないと尽くせないよ!?」

いや駄目でしょ明日学校だよ? ていうかそんなに尽くしたいんですか…………嬉しい限り。

それでも俺は心で血の涙を流しながら泊まることを拒否する。うう……。

「今日は朝からいなかったんだから家族が心配してるだろうし、それに今日は母さんは帰ってく……」

「あ、それなら大丈夫だよ」

待って、なにが大丈夫なの? 続きを聞きたくないんだけど怖いんだけど。

まさかなんかやったりしてないよね?

「仕事が急に忙しくなって帰って来れそうになくなるから。今ぐらいにはメールが来るんじゃないかな。あ。それと、私はなにもしてないよ。本当に」

愛菜之がそう言い終わると同時に俺のスマホが震えた。

恐る恐る見てみると母さんから今日は帰って来れそうにないという旨のメールが来ていた。

……俺の家族のことまで知り尽くしているのか……。

「それに私はちゃんと家族に連絡入れてるし、お母さんはなにも言ってこないから大丈夫だよ」

なんでお母さんはなにも言わないんですかね? 言うべきじゃないんですか普通。男と二人屋根の下状態だぞ? 普通心配したり注意したりするもんじゃないんですか?

「お母さん、あんまりそういうことには口うるさく言わないんだ。なんでかは知らないけど……どっちかっていうと愛菜兎のほうがよくあれこれ言ってくるかな」

ふぅむ……放任主義ってやつかな?

他人の家庭に口を出すのもどうかと思ったのでなにも言わなかったがほんとはめちゃくちゃ言いたい。さすがに注意をしてくださいって言いたい。

ていうか愛菜兎さん相変わらずですね……なんか安心した。

「今日は絶対に泊まっていくからね。背中流したり、ご飯作ったり、お掃除したり、歯ブラシとか添い寝とか……色々するからね」

ふふっ、と実に楽しそうに笑っている。……人生は諦めることが大事だってネットの記事でみたなぁ……などと遠くのビルを見つめながら、今日の後のことを考えていた。泊まるならそれ相応の準備が必要なんすよこっちも……。




ベンチに熱が溜まってきたころ。

愛菜之のスマホがブルルッと震えた。

「……」

「……どした?」

愛菜之のスマホを見る顔があまりにも険しいものだったから、つい声をかけてしまった。

愛菜之はスマホをスリープさせると、チラチラと俺を見ながら遠慮がちに口を開いた。

「お母さんが、会いたいって」




唐突なその内容に頭が真っ白になった。

お母さんが、会いたいって? 

頭の中で反芻して、何回目かの反芻でようやく飲み込んで意味を理解した。

会いたい、と言っているのであくまであちら側のお願い、という扱いなのだろうが、これを断ればイメージダウン待ったなしだろう。

選べるようで選べないこのルートに、胃が痛くなっていくのを感じた。


「晴我くん……?」

俺がなにも言えずにいると不安そうに俺の顔を覗き込んできた。

「ごめんね。やっぱり、急に言われても困るよね……」

そう言って少し悲しそうな表情でミルクティーを握りしめる。

べこん、とペットボトルのへこむ音がした。

───いつだったか、入学式の時。

あの時も、俺たちはこうして隣り合って座って話をしていた。

その時も、迷惑だよね、とペットボトルを握りしめていたっけ。

愛菜之はなにも悪くない。謝る必要もない。

謝らないといけない、謝らなきゃ嫌われてしまうという考えにさせている自分が、なんとも情けない。


彼女の親に会うなんて、将来的に必ず訪れることなんだ。今先延ばしにしようが逃げようが、そんなものに意味はないんだ。

付き合うのは色々なことを覚悟して、付き合うべきなのに、断ろうかと考えていた自分は、大した覚悟も持っていなかったんだと気付いて呆れた。

会おう。会って、愛菜之との関係を、さらに強く、堅いものにしていくんだ。


「愛菜之」

名前を呼ぶと不安げにまた、ペットボトルを握りしめた。

俺の返事を聞くのが怖いのか、見上げてくるその瞳は泳いでいた。

「会うよ」

その一言の返事を聞いて、瞳の揺れがおさまった。固くひきむすんでいた口が、弱々しく開いていた。

「会って、関係を認めてもらおう」

「………うん」

コートの袖に隠れていた彼女の左手が、俺の手を取る。

ミルクティーの熱が伝わっていたのか、彼女の手はとても暖かかった。

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