第42話 聖者の復活
「で、どうなんだ?」
目の前で真剣な顔をして尋ねる鬼神に、医師は笑みを浮かべた。
「非常に良好です。これなら、しばらくの間は大丈夫。但し、過度な運動は控えるという条件でね」
「じゃあ、退院できるということだな」
「はい」
医師の返答を聞いて、鬼神はスッと立ち上がった。
「ちょっと待って下さい」
医師が鬼神を呼び止めた。
「まだ、何かあるのか?」
「おそらく、今から警察に行くつもりでしょうが・・・マリーから伝言がありましてね。退院後、速やかに警察まで来てほしいと」
「マリーから?」
「おそらく、ハンターを辞めてもらう件でしょう」
「そうはいかない。絶対に説得してみせる」
笑みを浮かべたままの医師に、鬼神はそう言葉を返した。
鬼神が病室の片付けをしているとき、ノックの音が聞こえた。
返事をすると、入ってきたのは彩だ。
「鬼神さん、退院されるのですね」
「ええ。今から警察に行かなきゃならなくて、急いで片付けているところです」
「あの・・・」
彩は何かを言おうとしているが、口から言葉が出てこない。
「どうしました?」
片付けをする手を休め、鬼神は彩のほうを振り向いた。
「あの、たまにはお見舞いに来てくれるとうれしいなって、そう思って」
鬼神は、寂しそうな表情をする彩の様子を見て、彩の今の気持ちを察していた。
「今日も夜は立ち寄るようにしますよ。多分、今後の予定が分かるだろうから、次はいつ来られるか、今夜にでもお伝えします」
「ありがとうございます。お忙しいんでしたよね。じゃあ、また夜に」
そう言って、彩は立ち去っていった。その後ろ姿を見た時、鬼神も一抹の寂しさを覚えた。
鬼神は、警察署内の応接室でソファーに座っていた。
ダリの絵は、今も変わらず壁に掛けられている。相変わらず鬼神は違和感を覚えた。
しばらくしてマリーがやって来た。手には端末をひとつだけ抱えている。
「マリー、俺はハンターは辞めないからな」
マリーが対面のソファーに腰掛けるや否や、すぐに鬼神は切り出した。
「復讐心を捨てることができませんか」
マリーの問いかけに、鬼神はニヤリと笑みを浮かべた。
「復讐なんて、どうでもいい。今は、事件を解決することが明日香と咲紀への供養になると思っているよ」
マリーは、鬼神の顔をじっと見つめている。少しの間の後、マリーが話を再開した。
「ある意味、事件は解決したかも知れません」
「どういう意味だ?」
鬼神はマリーの言葉に疑問を持ち、尋ねた。
「鬼神さん、『ノア』が死体で発見されました」
最初、鬼神はマリーの言ったことが理解できなかった。マリーは、自分の顔を正視したまま微動だにしない鬼神を見て
「『ノア』は死んだのです」
と、もう一度繰り返した。
「私は『ノア』・・・」
端末に映し出された映像を、鬼神は表情を変えることなく眺めていた。
「これが本当の『ノア』の顔なのか」
見ている間、鬼神が口にしたのはこれだけだった。
見終わった後、鬼神はマリーに尋ねた。
「俺の進むべき道とはどういう意味だ?」
「分かりません」
マリーは正直に答える。
「それで世界が変化すると? 俺も買い被られたもんだな」
「あなたは、『ノア』から何か依頼されたのではないですか?」
『ノア』から地上への脱出路について聞いた件は、マリーにはまだ秘密にしている。これを暴露した時、マリーがどんな反応を示すのか、鬼神には気になった。
「殺したい奴の依頼など、聞くはずないだろ?」
しばらく、マリーは無言のまま鬼神の顔をじっと見つめた。
「紫龍は、アンドロイドの頭部を持ち去っています。行方不明だった記憶装置は、『ノア』の住居で見つかりました」
「記憶装置ということは、アンドロイドが見聞きした映像と音声が欲しかったわけか」
「おそらく、そうでしょう。しかし、記憶装置を直接持ち去った理由が分かりません。『ノア』は基幹システムのデータを検知されることなく書き換えています。それだけの能力があれば、基幹システムにある映像や音声のデータを入手することも容易いはず」
「そのアンドロイドのデータだけが欲しかったんじゃないのか?」
「紫龍が狙った被害者は完全にランダムです。そもそも、最初の2人は人間だったわけですから」
鬼神は、上を向いてしばらく考えを巡らせた。
「記憶装置しか残らないデータがあるんじゃないのか?」
「例えば?」
「プライバシーに関わる部分は記録されないはずだが、記憶装置には残るとか?」
「御名答」
「すると、『ノア』は誰かの秘密でも暴きたかったのか?」
「あるいは、そうとも言えるかも知れません」
マリーの曖昧な受け答えに、上を向いていた鬼神はマリーの顔を見た。
「もう一つ、タグチップが未だに見つかっていません」
マリーは、さらに話を続ける。
「そりゃなんだ?」
「個々のアンドロイドを認識するためのチップです」
麻子が持っているチップのことだと鬼神は気づいた。
「それが何の役に立つんだ?」
「メンテナンス時に必要になります。自分がどんなアンドロイドなのか、知らせなければメンテナンスできませんから」
「つまり、人間には無用の長物と」
「そうなりますね。ですが・・・」
マリーは途中で言うのを止めた。
「どうした?」
鬼神が、片側の眉を上げて尋ねる。
「この2つの事実から、私は一つの結論に達しました。残念ながら、それが何か言うことはできません。しかし、あなたはそれを知っているのではないかと思うのですが」
無表情なまま、マリーは鬼神の顔をまっすぐに見つめて答えた。
「もし、知っていたらどうする?」
鬼神の赤銅色の目が、マリーの顔を真正面から見据える。そのまま、2人は動くことを止めた。まるで、時間が凍りついたかのように、動くものは何もない。
「何もしません。しかし、そのことは他の方には伏せておいてほしいのです」
マリーの要求を聞いてしばらくしてから、鬼神は、ふと視線をそらして
「たとえ知っていたとしても、赤の他人に話す気はないよ」
と言った。
大きなため息をついて、鬼神はさらに疑問を投げかける。
「『ノア』は殺されたのか? それとも自殺したのか?」
「『ノア』は鎖で縛られた状態で発見されています。第三者が関与したのは間違いありません」
「じゃあ、今度はその犯人を捕まえる必要があるわけだ。まだ、事件が解決したわけじゃない」
「あなたにとっても、ですか?」
鬼神は、目を丸くして
「当然だ。これ以上、犠牲者を出すわけにはいかない。組織を確実に根絶しなければダメだろ」
「では、それまではハンターを辞める気はないと?」
「ハンターにはこだわらないよ。資料整理でも何でもいい。警察に携わっていたいんだ」
鬼神の真剣な顔を見ながら、マリーは、予想外の言葉を発した。
「鬼神さん、あなたには当面、ハンターの仕事を継続してもらうことにしました。主治医にも許可は得ています」
「本当か?」
鬼神は驚いた顔で叫んだ。
「はい。但し、仕事は限定されます」
「何をすればいいんだ?」
「葉月彩さんの身辺警護をお願いします」
「えっ?」
鬼神は、思いも寄らない依頼に唖然とした。
ドナは、引っ越し作業の立ち会いで麻子の住居を訪れていた。
家具や荷物が次々と専用トラックに運び込まれる。
そこへ、授業を終えた麻子が車でやって来た。
「麻子ちゃん、荷物はだいたい積み終えたわよ。もう少ししたら、最終確認ね」
「ありがとうございます、ドナさん」
しばらく引っ越し作業を見守った後、麻子とドナは、全ての荷物が撤去され空になった部屋を一つずつ見て回った。
およそ10年の間、麻子は父親と、この家で過ごしたのである。麻子は、その目にしっかりと焼きつけるかのように眺めていた。
「この壁の傷ね、私がドローンに乗っかって遊んでた時に衝突してできたの。ドローンは壊れるし、私も壁に激突して、お父さんが慌てて病院に連れて行ってくれたっけ」
「小さい頃はおてんばだったのね」
「とにかく、毎日が退屈だったから、いろいろと父親を困らせていました」
麻子は笑っていたが、その顔は少し寂しげだった。
「問題はなさそうね。麻子ちゃん、これで見納めよ」
「もう大丈夫です。さあ、新しい家に行きましょう」
麻子とドナが外に出て、ドアを閉める。しばらくして照明が消え、家の中は暗くなった。
引っ越し用のトラックはすでに出発していた。麻子とドナは、車に乗り、新しい住居へと向かった。
「あの車を追いかけろ」
後方に停車していた車の中に待機していた男が、ナビゲーターに指示を出す。男の横には、ピエロの被り物が置いてあった。
血に飢えた獣のような目は笑い、大きな口で舌なめずりをする。その男は、ジャフェスだった。
2台の車は、やがて居住区にたどり着いた。麻子とドナが、車を降りて、エレベーターに乗り込む。その姿を、ピエロの面を被ったジャフェスが目で追っていた。
麻子の新居は、ビルの上層にあった。引っ越し用トラックから荷物が降ろされ、ドローンがセットされる。部屋のある場所まで、ドローンで一気に持ち上げる予定らしい。
荷物が、ドローンによって浮かび上がった。どんどんと上昇し、手すりの間から室内に運ばれる様子を眺めていたジャフェスは、その階数を数えた後
「見つけた・・・」
と一言つぶやいて、その場を立ち去っていった。
麻子とドナは、そんな事はつゆ知らず、荷物の置き場所を業者に指示していた。
「その棚はこちらに置いて下さい。その箱はそのままでいいです」
荷物が全て室内に詰め込まれ、引越し業者は帰っていった。
「さて、早いところ片付けないと、眠ることもできないわね」
ドナがあたりを見回しながら麻子に話しかける。
「でも、今日はここまでにしましょう。鬼神さんが戻ってくるかも知れないし」
麻子が、引き上げるほうを提案した。
「そうね、そろそろ戻りましょうか」
2人は、早々に新居を後にして、車で鬼神の家へ向かった。
「どうして、葉月さんの身辺警護が必要なんだ?」
鬼神は、予期せぬ指令に面食らいながらもマリーに尋ねた。
「白鳥風月に睡眠導入剤を飲まされ、レイプされそうになったのを助けたのは鬼神さんでしたね」
「ああ、そうだが」
「ならば話が早い。その白鳥ですけど、弁護士を立てて示談を希望しています」
マリーの話を聞いて、鬼神は肩をすくめた。
「つまり、罪が軽くなると?」
「手口は非常に悪質ですが、今回は未遂ですから、執行猶予が付く可能性は高くなりますね」
「あいつは初犯なのか?」
「はい。取り調べにも素直に応じているようで、勾留期間もそんなに長くはならないでしょうから、いずれは自由の身となります」
「なるほど、それなら性犯罪者によくあるペナルティを課せばいいんじゃないか?」
「今回の場合、GPSを付けても意味はないでしょう。防犯ブザーは半径100m以内で作動します。距離の調整も可能ですが、病棟では接近する場合も多いでしょうから、これもダメですね」
鬼神は、上を向いてしばらく考え込んだ。
「病院を移すのは?」
「女性の患者さんがいる限り、性犯罪者を受け入れてくれる病院なんてありません」
鬼神は、納得したように一度うなずいてから口を開いた。
「分かったよ。引き受けよう。俺は、病院に常駐すればいいのか?」
「そこまでは必要ありません。朝、葉月さんが病室から出られる時間帯までに病院へ来て下さい。そして夜、葉月さんが病室に入り、ドアがロックされていることを確認したら、その日の業務は完了です」
「今日から始めるのか?」
「白鳥はまだ監禁されていますから、急ぐ必要はありません。でも、葉月さんのご意向も確認したほうがいいでしょうから、明日にでも説明に伺いましょう。私も同席しますわ」
「それなら、今夜病院へ行くつもりだから、俺のほうから話しておくよ」
マリーが鬼神の顔をじっと見つめている。無表情なだけに、何を考えているのか分からず、鬼神は
「どうした?」
と尋ねた。
「いや、葉月さんと親しくされているように見えたものですから・・・」
「もともと、知り合いだったんだ。病院でもよく話をしていたからね」
「そうですか・・・実は、葉月さんの最期を看取る役を鬼神さんにお願いしようと思っていたのですが、それは止めたほうがいいですね」
そう言われて鬼神は、彩が感染しているという事実を思い出して不安な気持ちになった。
「そんなに早くから決めておかなくてもいいだろう?」
「葉月さんと白鳥のいずれかが発症するまで、鬼神さんは葉月さんの警護を行うことになるのです。そうなると、葉月さんが発症した時に近い場所にいるのは、鬼神さんの可能性が高いですから」
彩が発症した時、安楽死をさせるのはハンターの役目だ。鬼神は、その役目を他のハンターにさせることに、なんとなく抵抗を感じた。しかし、もし必要になった時、自分が本当にその役目を負うことができるのか、それも分からない。
「・・・嫌な役目だが、俺にやらせてくれないか?」
鬼神は、マリーにそう告げた。
「鬼神さん、まだ戻っていないみたい」
麻子は、ドナにそう告げた。
2人は鬼神の住居に入り、リビングのソファーに座り込んだ。
「さて、どうしようかしら」
麻子が顔を上に向けてつぶやいた。
「彩さんに会いに、病院へ行きますか? もしかしたら、鬼神さんも病院かも知れないし」
ドナにそう言われ、麻子はうなずいた。
「そうしましょうか」
そんな話をしていた時に、玄関のドアが開く音が聞こえた。
「あら、鬼神さんかしら?」
ドナが玄関まで様子を見に行くと、そこには鬼神の姿があった。
「2人とも無事か?」
何の話か分からず、ドナが
「私達も先程、戻ってきたばかりですけど、特に変わったことはなかったですよ」
と答えた。
「玄関の前に、ピエロの面を付けた大柄な男が立っていたんだ。俺の姿を見ると逃げていった」
「ピエロの面ですか・・・」
ドナが、今まで見せたことのない険しい表情になった。
「心当たりがあるのか?」
「以前の麻子ちゃんの住居近くで、ピエロの面を付けた怪しげな男に会ったことがあります。同一人物でしょうか?」
「可能性は高いな。それに、行方を追っているジャフェスに背格好がよく似ていた。俺を狙って来たのかも知れないが、麻子さんも用心したほうがよさそうだ」
「私も警戒するようにしますわ」
鬼神は、ドナに向かって軽くうなずくと、内側からドアにロックして、家の奥へと進んでいった。
鬼神たちが彩の病室のドアを開けた時、彩は電子ペーパーに絵を描いている最中だったようだ。その手を休めて、椅子から立ち上がった。
「こんばんは。今日はおそろいなんですね」
「偶然、一緒になったんだ。早速、絵を描き始めたみたいだね」
鬼神に尋ねられ、彩は
「ええ。熱中すると、時間が経つのも忘れてしまいますね」
と答えた。麻子が
「使ってくれているんですね。うれしい」
と笑顔になる。
「まだ、機能を調べながらって感じね。風景を録画して、空中投影する機能もあってね。昼間に屋上のお庭を撮影してきたの。部屋の中が、お庭のようになるわよ」
「へえ、そんな機能があるんですね。知らなかったわ」
彩と麻子が、顔を見合わせて笑った。
4人がテーブルを囲み、腰掛けたところで、まずは鬼神が切り出した。
「葉月さん、伝えておきたいことがあってね。今日、警察で新たな指令があったんだが、次の仕事は葉月さんの身辺警護になった」
「私の?」
鬼神は、マリーから聞いた話をそのまま彩に伝えた。
「残念ながら、あの男をずっと閉じ込めておくことは無理みたいでね。もしもの場合に備えて、俺が警護役になったわけです。邪魔に感じるかも知れないけど、できるだけ目立たないようにしますから、我慢して下さい」
「そんな、警護していただけるなんて、すごくうれしいです。ありがとうございます」
うれしそうにする彩の姿を見て
「彩さん、本当にうれしそうね。なぜかしら?」
とドナがからかっても、言い訳することなく、うつむくだけで、顔にあふれる笑みを抑えることができないようだ。
「ところで、引っ越しのほうは無事に済んだの?」
鬼神に尋ねられ、麻子が答えた。
「荷物は運びましたが、片付けがまだなんです。次の休みの日には終わらせますから、あと一週間だけお願いします」
頭を下げる麻子に
「それは構わないが、変なやつがうろついているようだから、注意してくれよ」
と鬼神が警告する。
「変なやつですか?」
「ピエロの面を被った男だ。スリーパーの可能性がある。戦っても勝ち目はないから、とにかく出くわしたら逃げるんだ。いいね」
麻子は不安そうにうなずいた。
片手にピエロの面、もう片方の手にはライトを持って、ジャフェスは暗闇の中を歩いていた。
ジャフェスの行く先には、大きな建物が、わずかな明かりに照らされて薄っすらとその姿を見せている。
周囲にも大きな建物があるような気配が感じられるが、闇に隠れて何があるかは分からない。
空気は湖底の泥のように澱んで、細かな塵が、ライトに照らされてキラキラと光り、漂っている。音はなく、聞こえるのはジャフェスの足音と、荒い息遣いだけだ。
建物の入口あたりに、茶色の帽子を目深に被った男が立っていた。ハムだ。
「どこへ行っていた?」
ハムが強い口調で尋ねる。
「いつもの散歩だ。何も問題は・・・」
「嘘をつくな。長老は全てお見通しだ。貴様、紫龍の家へ行ったな」
ハムがジャフェスの言葉を遮る。ジャフェスは
「手は触れていない。顔をほんの少し拝んだだけだ。それに、この面を付けていたから顔は見られていない」
と言い訳をした。だが、ハムは薄ら笑いを浮かべ、さらに追求した。
「それだけではないだろう。ハンターの家に近づき、姿を見られたな」
ハムの言葉を聞いた瞬間、ジャフェスは踵を返して逃げようとした。一歩、足を踏み出したときである。ジャフェスは身動きがとれなくなった。
ハムは、特殊な麻酔銃を使ったのだ。スタンガンの機能も備えたハイブリッド式で、ワイヤー針により相手に電気ショックを与え、同時にダートを放ち、麻酔を打つ。スリーパーと言えども、逃げることは不可能だ。
「我々は長老から逃げることなどできぬ。お前には苦痛が必要だ。覚悟しておけ!」
ハムの脅し文句を聞いて、ジャフェスは悲鳴を上げた。しかし、その声は闇に溶けるようにかき消されてしまう。やがて、ジャフェスはその場に倒れ、気を失ってしまった。
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