第3話すれ違う絆

「ほしのかけら?なんだよ?それ?」


つかさあやに質問してをした。


「子供の頃に皆で埋めた宝物だよ!覚えていないかな?」


「それぞれ皆で宝の地図を破って保管したじゃん」


司は部屋で発見した宝箱を思い出す。


「あっ!俺今日見たぞ!部屋であの宝の地図がそうだったのか。」


彩はその言葉を聞いて嬉しくなった。


「ありがとうー司大事に持っていてくれて。」


彩の顔を見て司は嬉しくなった。

彩はもう一つ司に質問した。


「司は覚えていない?皆のことを。」


「リトルウィングの仲間達を。』


司は彩の質問を聞いて、昔の記憶が蘇る。

(リトルウイング....あっ!)

司は突然泣いた....。

彩は司の突然の涙に慌てる。


「えっ!ど、ど、どうしたのよ司泣かないよ~」


司は彩に泣いてる理由を話した。


「俺…彩のことも忘れていたし…皆のことも忘れていた…」


司は何故か皆のことを忘れていた…彩は司の泣き顔を見てフォローする。


「しかたないと思うよ!だって、司がこの島を離れて8年のになるんだよ?私だったら多分忘れるもん!」


司は彩のフォローの言葉を聞いて涙を拭いた…


「ありがとな彩!少し元気になったよ!」


司の顔を見て安心した彩だった。


「司が元気になったなら、私は安心したよ!」


司はもう一度彩に質問をするのだった。


「さっきの話しだけど、彩はまた皆と会って遊びたいって事だろ?」


「うん…遊びたいのもあるけど、皆で宝探しをしたいの!」


司は彩の顔を見て決意をした!


「よし!いいぞ!俺は手伝うよ!ほしのかけら探しを!」


彩は司の言葉を聞いてお礼を言った。


「ありがとう…司‥」


彩は司の言葉に感動をして泣いたのだった…司は彩が落ち着くまで頭を撫でる。



少し時間が経過して、彩は落ち着いた…


「ごめんね…司‥助かったよ。」


「気にすんな!俺達友達だろ。」


「うん!」


二人は友情を再確認した。

司は彩と約束を交わした後一本の電話が鳴った。

着信履歴を見たら母だった。

司は着信履歴を見て慌ててその電話に出る。


「ちょ!司あんたどこにいるの?帰りが遅いから心配して電話したのだけど。」


「ごめん!母さん昔の友達と話してた!すぐに帰るね。」


「昔のお友達?後で話し聞かせてね!それじゃ!」


司が電話切った後、彩は司に質問をした。


「さっきの電話お母さん?」


「そうだよ。うちの親だよ。」


「そうなんだ!お母さんなんだ!元気でやってる?」


「元気だぜ!うちの親は。」


2人はさりげない会話をしてたら、それぞれの自宅に到着した。

2人はまさかの偶然に驚いた!


彩「えー!」


司「はぁー!」


「まさか、司の家がお隣さんだったなんて、私は驚いたよ!」


「俺もだよ!彩これからもよろしくな!」


「うん!」


2人はそれぞれの家に入った。


「ただいまー!お母さん..」


玄関入ったから、岬が腕を組んで待っていた...


「司〜友達と話すのはいいけど、コンビニ行くのにどんだけ時間かかってるの!」


司は母の岬に理由を話した!

その理由を聞いて、遅い理由に納得した。


「アイスの件はいいわ。あなた無事なら安心した。さぁ、晩ごはんにしましょう。」


「そうだな。」


二人は会話しながら、晩御飯の準備をする。

司はいつも晩御飯の準備は自分から手伝っている。

岬は司に会話をし始めた。


「さっきの電話で話していたお友達ってどんな人?もしかして~女の子~。」


「そうだけど?」


「あら~もう早いね~で、名前はなんて言うの?」


水月彩みづきあやって名前だよ。」


「彩ちゃんね!元気にしてた?」


「元気だったよ。何故か俺さ昔の記憶が忘れてたんだ…なんでなんだ…」


「…」


突然、喋らなくなった母を見て不自然の思う司だった。


「どうしたんだ?母さん?」


「なんでもないのよ。」


「そっか」


岬と司が話してる途中にインターホンの音が鳴った。


「誰だろう?俺、出てくるね。」


「お願いね。」


司は玄関まで歩いて確認してみる。


「はい!どうぞ!」


「宅配便です…え…」


宅配便の従業員と同じタイミングで司も驚く…

宅配便の従業員の人はリトルウイングの元メンバーの一人阿久津京谷あくつきょうやだった。

司は京谷に話しかける…


「京谷久しぶりじゃん!元気か…」


その時だった…


「パチン!」


司は京谷に強打の平手打ちをされた…


「仲間に一言もなしに、転校するやつに話しかけてほしくない!」


「はい!これに荷物な!そんじゃ!」


司はなにも言わず京谷の後ろ姿を見送ったのだった…












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