帰り道 1 後編
※これより先は中学生の戯言です。
ハッキリ言ってなんの意図も入ってない。
タダのバカの話です。例え自分の県が貶されようが無視してください。
「やっぱりな。先に京都と鳥取は取るべきなんだよなぁ。」
「だよなぁ。」
「ちょっとこいつら何言ってるか分からない。」
団長だけ普通だ。
「いやぁ、大地やっぱりな盾はいるよ。」
「盾って言ってあげんといて!」
「いやぁ、大地、鳥取は盾よ。盾!」
きっしーも同じ考えのようだ。
「兵庫を本拠地とするなら前線は兵庫以外の方がいいだろ?例えば、東京を中心に戦うとしよう。そしたら東京を最前線に置くか?置かないだろ。それと同じさ」
「いや、そりゃそうだけど…」
困った顔をする。横から見ても分かるくらいに。
俺らは暫く無言になった。
何故かは知らん。
暫くして、
きっしーが
「どうせなら世界取ろうぜ!」
などと言い出した。
ふっ、笑わせるな!w
「激しく同意だ!」
俺は叫んだ。
「何でだ」
素早いツッコミが入る。大地によって。
「世界と何で戦うんだよ。大惨事(第3次)世界大戦でもおこすの?」
「チッチッチッ。」
きっしーが指をふる。
しかし何も起こらなかった。
「大戦は起こさないぞ、各個撃破だ!」
「恐ろしい子!」
不特定多数と戦うのでは無く、確実に1VS1で、連勝するつもりだ。
ほんとに恐ろしい子と思った自分がいた。
「各個撃破…韓国か中国かアメリカからか。」
「何で?」
「隣国。」
終了。
「いややって勝てるか…」
「勝てるぞ、5分で。」
断言した!この少年一体何を知ってんだ。
奴はおれの意図を読み取ったのかゆっくり俺の方を向いてこう言った。
「だってあの子ら(自衛隊)強いやん。」
きっしーの親指が天に突き出ている。
自衛隊は、戦いません!専守防衛第1!あとあの子らって言うな!
「強いけど…勝てるけど…しねえよ!」
して欲しくないなと思う。出来れば平和isナンバーワン。
「取り敢えず。兵庫県は東京まで喧嘩売ります!」
((何かとんでもねえ策打ち出した!))
「東京に勝つ!東京オリンピックで!」
既に負けてるやん。
と思いつつ、
「はっ!次はこっちで開けばいいのか…」
自分もとんでもないことを考えていた。
「なあ、きっしー大地、オリンピックこっち呼べば勝てるべ!」
「勝てるな。」
「「うぇーい。」」
大地はそんな2人をただ、ただ、優しい目で見ていた。
(もうどうでもいいや)と思いながら…
などと話してたら
分かれ道まで来た。
「じゃ帰るわ、バイバイ。」
「おう、バイバイ。」
「バイバイ」
急に普通に戻る。こんな帰り道。
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