みんなの知らないカクヨムの『裏 』側

やまもン

第1話

やあ、やまもンだ。今日はみんなの知らないカクヨムの『裏』について書こうと思う。


ここに辿り着いたみんなだから必要ないだろうが、一応カクヨムについて書いておこう。カクヨム、それはKADOKAWAが提供する小説投稿サイト、無料で誰もが書いたり読んだり出来る、まさに『書く読む』なワケだ。


だが、それは表向きの姿。本書はその『裏』の姿を明らかにしていこうと思う。


そもそもカクヨムの『裏』とは何か。通称アンダーカクヨムと呼ばれるそれはアプリ版のカクヨムから入ることが出来る。まだアプリ版を入れていない人はこの機会にインストールしてみてくれ。


カクヨムをアプリで開くと、ホームの総合という所が自動で開かれる。ログインしていてもしていなくても同じだ。そこで画面の下を見て欲しい。左から順にホーム、検索、『マイページ』、そうそれだ。その『マイページ』を押して開いてくれ。そうすると今度は上に『小説』、ユーザー、閲覧履歴という3つの項目が表示される。『小説』を開いてくれ。


ここまで来たらアンダーカクヨムに入る準備は終わったと言っていい。きっと一秒後にはアンダーカクヨムに入ることが出来るはずだ。だが、ちょっと待って欲しい。本書を見つけ、ここまで読んできた君たちだ、さぞ熱心なカクヨムの『表』ユーザーなのだろう。だからこそ、カクヨムの『裏』を知った君たちが『表』に二度と戻ってこない、そんなことを私は望まない。『表』を盛り上げてくれる君たちのお陰で『裏』があるのだから。


もしも覚悟が出来ていない人がいたら、軽い気持ちでここまで読んできてしまったという人がいたら、ここで画面をワンタッチして、右上のバッテンを押すことを勧めよう。ただ、アンダーカクヨムは君たちの訪れをいつでも待っていることは忘れないでくれ。

(まだ下に続く)
















さて、覚悟は出来たかな?驚愕し、腰を抜かしたまえ。やることは単純だ。その場でスワイプするだけ。おっとまだ早まるなよ。掛け声で行こう。3、2、1、右へスワイプ!



…ようこそ、アンダーカクヨムへ。ここは無法地帯だ。君は自分の小説一本で身を守るしかない。ここには善良な運営も、優しいレビュアーもいない、己の文才と発想力と、とにかく小説で全てが決まる世界だ。


おっと、その小説は開くなよ。それは開くと同時に爆弾のことしか考えられなくなる危険な小説だ。まだ初心者な君は私の書いた文字だけを読むといい。


ふむ、ここなら安全か。どうやらまだ混乱しているようだが…時間がないので説明させてもらおう。アンダーカクヨムは無法地帯、これはさっき言ったな。だがルールがない訳でもない。小説だ。小説で全てが決まる。


ここには本当に色んな小説がある。そのほとんどは『表』のカクヨムでは出せない代物だ。暴力的、差別的、反社的、性的、まあ理由はバラバラだが、ひとつ言えるのはどれも『表』では絶対にお目にかかれないということだ。剥き出しの心ってのは刺激的すぎるのさ。


…外が騒がしくなってきたな。どうやら俺の侵入に奴らが気づいたらしい。奴らには気をつけろ。奴らはどこにでも現れる。『表』でも『裏』でもいきなり現れて作品に対してクソだのゴミだの言ってくる。『表』では無視すればいいだけだが、『裏』ではそんな酷い『コメント』でも大きな力を持つ。気をつけないと俺みたいに延々と追いかけられることになるぞ。


最後にひとつ、君に『裏』の先達としてメッセージをやろうと思う。アンダーカクヨム、ここは無法地帯だ。小説が全てを決める。だがそれはこうとも言える。



書きたいものを書けばいい。

読みたいものを書けばいい。

ウケもテクもそんなもん忘れて、自分の心に抱えてるもん、吐き出してみようぜ。

ここはアンダーカクヨム、『書く読む』の『下』に隠された心をさらけ出す場所なのだから。














そうそう、帰る時は画面をもう一度右スワイプしてくれ。『マイページ』の『閲覧履歴』のページに切り替わるはずだ。


(END)


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