第9話 行ってきましたよ…西川口…ニュールビー…

前回までのあらすじ君「前回までのあらすじを話すよ!!なんやかんやで仲間がいろいろできたんだ!!あとは自分で見ろこのダボが!!」


鉄心(てっしん)は西川口の西口に来ていた。童貞であることにコンプレックスを感じ、非童貞になるために大人の公衆浴場を利用しようとしていたのだ。(賢明な読者諸君からすれば、童貞も素人童貞も変わらないとの思想を持つ人もいるであろうが…)


鉄心は様々な爆サイ掲示板のスレッドをみて思いにふけっていた。

鉄心「熟女系のほうが最初は優しくしてくれるのかな?ボーイも怖くないかな…どこがいいんだろう…ちょっとこわいから、道を歩いて話しかけられたとこに行こうかな」


そう、完全に間違った思考をしていた。本来ならばなにもしないで回っているところは客引きなんてしなくてもいいのだ。つまり客引き=不人気店なのである。


鉄心が歩いて行こうとした瞬間、なにやらこんな会話が聞こえてきた。


偶然さん「いやー偶然偶然!!もしくは必然必然!!なかちゃんさんも西川口に来たんですね。で、どこにいったんですか」


原田泰造以外であるが、原田泰造に限りなく近い男、もしくは原田泰造の近似値「行ってきましたよ!!西川口!!ニュールビー!!」


むしおくん「ニュールビーですか。いいですね。あそこはDKを売りにしている店で、嬢が全員チェックされているので教育が徹底されています。あと帰り際のボーイのアンケートも感じが良くてとてもいい気分になれますよ。あれ?偶然さんいったことないんですか?」


偶然さん「偶然偶然!!ニュールビー以外は考えられないです。私も行ってきたんですよ!ではもう一回行きましょう!!あそこは一日に2回行くと安くしてくれるんおかわりコースもあるんですよ!!」


鉄心は驚愕した。よくは分からないがそんなよさげな店があるなんて。今日はそこにしよう。てっしんは風俗街に消えていったのだった……


さあ!!今回は誰がなかまになるんだ??全然関係のないこの話から、だれが仲間になるっていうんだい???しらないよ!!!ガチャ行ってみよう!!




















ニュールビーの冴えないボーイ「お疲れさまでした。どうでしたか。〇〇ちゃんは。DKのほうは?お客様の服は脱がせてもらえたでしょうか?部屋に入るまでは手をつなぎましたでしょうか?それでは最後に……今日の点数は何点でしょうか?またお待ちしております」


はじん「ふう…らーきもだったな。また来ようっと…」


かくしてニュールビーの冴えないボーイ、略してNSBがなかまになった 。

鉄心は今後きちんと童貞を卒業できるのか!?乞うご期待!!


NSB(ニュールビー・冴えない・ボーイ)

ミートG パワーF 走力F 肩力F 守備力B

特殊能力:徹底したアンケート 何とも言えない哀愁 話しやすいオーラ 新宿のピンサロのボーイとのギャップ 人生諦めた感のある表情 おそらく借金まみれ

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