メシアの受難

もざどみれーる

メシアの受難

 真っ直ぐに伸びた天からの優美な光が、やがて地上の家々に差し掛かってはグロテスクなまでにグニャリと折れ曲がるさまを見てとった私は、まるで大地を打ち続けるながい雨のように、たださめざめと、そしていつまでも、けてしまうのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

メシアの受難 もざどみれーる @moz_admirer

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ