本作、別にスターリンの知識必須ってわけじゃないですね。
私も「大粛清を行った共産陣営の独裁者」くらいの知識しかまともな知識が無いレベルなんで。スターリンに関して語れと言われても10分持たないレベル。
本作のスターリンは「共産主義を信奉するあまり、ボタンの掛け違いが起こり、狂ってしまった元は真面目な人」みたいな扱いになってて、クソ真面目に自分の信奉する行動原理に従って、動き回るさまが面白いです。
で、そんな彼を嘲笑う内容かというと、そうでもなくて。
敵になってる連中が、彼をこき下ろすのに理論や事実ではなく、レッテル貼りだとか、印象操作で対抗しようとするさまが「おいおい、それでスターリンに反論したつもりか?」という気になって、そういう自分は普段そうなっていないかどうか振り返ってしまうところも面白いところ。
何のために彼が現代に呼ばれたのか?
それはただの偶然ではないらしく、そこが徐々に明らかになっていくところも読ませてくれます。
スターリンという人物を全く知らなくとも面白く読めるでしょう。
特に読むのにめんどくさい解説はなく、サラッと言及している。
現在最新の18話まで一気に読んでしまいました♪、
つーか、そこで次のPが無いとわかって絶望した顔になったくらい、、面白い、
だが、
他のレビュアーたちも絶賛しているのに、なぜかまだ星41個だけだし、、
カクヨムも3段階くらいのレベルつけてわけてもいんじゃね?ツー感じ。
もちろんこの作品(=作者)は最上階
・中高生レベル
・細かい字の文庫をある程度読んでいたレベル
・明治・大正・昭和初期の作品や海外のロングセラー作品を読み漁ったレベル
くらいにわけたほうがいんじゃね?
じゃないと読者は育たない。
つーか、アニメにならんかなこれ?
この凄まじく面白く、独特な世界観を持った作品は、2020年7月2日現在で、☆が15しかついてない。しかも、僕の☆3を加えてだ。これまで数々の自主企画にエントリーされたようだが、この作品の価値を見抜けなかった主催者や参加者は、ボンクラと言わざるを得ないだろう。僕は、そう断言する。
流石に、僕の前にレビューは2つ付いてる。その事実に僕はホッとするけれども、腹立たしいことは腹立たしい。「お前ら、仮初にも物書きを志す人間でありながら、この作品をスルーするとは何事か?」と思うからだ。
通常、身内の自作自演でなければ、☆15の作品にレビューが3つ付く事はない。つまり、分かる人にはちゃんと価値が分かる作品という事だ。
(念のために申し上げるが、僕は作品の作者であるましゅ〜総統閣下とは、全く面識がない。幸いなことに、彼が僕の建てた自主企画に応募してくれたから、僕はこの作品に出会えた。そして今、【この作品に出会っておきながら、評価をスルーした人間に対する怒りを込めて】、このレビューを書いている)
どんな内容であるかは、あえて書かない。だがこの作品は、カクヨムにあまたある☆3桁の作品よりも、遥かに価値の高い作品であり、「僕がはじめて1話から最終話までを一気に読み進め、レビューを付けた」作品である【事実】のみを述べておくことにする。このレビューの価値を高めるためにも、僕はせいぜい人気作家になってやるつもりだ。
続きを、心の底から期待してます!