第25話 ミッドナイトミラー
前回、授業がはじまる前に四囲のもとへ偶等から
再会の約束メールが届き……
四囲は授業中に、スマホをこっそり
机の下とスカートの間に乗せ文章を読んでいた……。。
四囲「っ!!!!!!さいか……っ!!!?」
あやうく声に出し文章を読み上げかけた四囲。。
先生「どうした~~、音那?? ああっそうだったンゴ!!
今回のテスト最下位の発表もしないとなあ。もちろん上位も発表するぞンゴ!!」
四囲「あっ、あはは……そ、そうです……ね…」
生徒達「ざわざわざわ………」
また一方否蔵は・・・・
否蔵「ちっ……少し思い出したがこの間いったいどうやってあの斎藤は、、抜け出したんだ??バラ色コーデおっさんは完璧だったはず・・・」
「これは何か、、やつに秘密がありそうだな。次の手を今のうちに練っておくか・・・」
そして斎藤君やあいは。。
斎藤君内心:僕には本当にもう残された時間が半日もない……とにかく、、
あいちゃんに今の僕の真剣な気持ちを伝えなければ・・・
あい「ん~~授業退屈だなあ。。斎藤……何神妙な顔して考え込んでいるんだろう……真剣に考えてる横顔がまた・・かっこい…まつげ、意外に長いんだな・・//
ってあ、あたし何考えてるんよ、、バッカみたい……」
「それとまっあのチャラチャラマンはどうだっていいんだけど・・、
いっ一応っ、預かってるだけだし。こんなの……。大体あの時もう終わってんのに、
一体何考えてんだか・・・」
また、、魔訶はその時自宅で鏡をじっと眺めていたのだが。。。
魔訶「わ、わああああっ……な、なんかきのせい??今朝より一層
獣少女化してないこれ、どうなってるのよお;完全頭と同化しちゃってるし、、」
「あいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ~~><」
あい「ん……?何か今誰かに呼ばれたような気が。。まっんなわけないっかあ~~。けど……ちょっとやっぱ魔訶、心配だな……」
音那四囲「メール……メールがほんとにきてる・・・やばいやばいっ、手が震えてる//偶等君たら、、おんなじ教室にいるのにメール送ってくるんだもん><」
るこ「これは完全に再会約束メールね……四囲、、やったわね^^あとは勇気出して
偶等君と再会するだけじゃないかしら??」
四囲「もお~~るこったら、すぐからかうんだから//一体次はどこで一緒に……」
るこ「けど、確実に成長してると思うのよね~~前だったら、、こっちから何かするってこともできなかっただろうし・・・」
四囲「ううう……//あっあのねっ実は背も伸びたんだよっ!!!だから私も成長してるのかなって…0.5センチだけだけどね……」
るこ「そういうとこ、四囲らしいわねっ^^内面的なことを言ったんだけどね……」
先生「こらっ、、音那っ!!さっきから一体だあれと話してるったンゴ??!」
四囲「えっ、えっあっ……万一にそなえて、宇宙用一人二役漫才の練習を…… ご、ごめんなさあい><」
クラス全員「あははははははっ、、やっぱ音那っておもしれえ~~どんな万一だよお~っ」
そうして、あいや斎藤君、音那それぞれその日の授業を終えて帰宅していったのだが・・・・・・・
あい「ん~~たっだいまあ☆☆やっと、学校終わったあっ。。斎藤もだいぶ学校慣れてきたんじゃない??っていってもあんた隠れてるだけだけどね……」
斎藤君「……えっ、、?う、うん・・・そ、そだねっ・・」
あい「……??なんか変な斎藤~~。ま、いつも変には変わりないけど・・」
斎藤君「そ、そんなことないよっ!!ぼ、僕は至って正常運転で……ちょ、ちょっと
自宅の見回りいってくる!!」
あい「……ど、どしたのかしら……。。ま、今のうちに・・・」
斎藤君内心:な、なんでなんだよ……あいちゃん……;学校いる間にチョコくれると思ってたのに・・・まさかあいちゃん僕に気なんてさらさらないんじゃ・・・凹
この状況から・・・気持ちを伝えるべきなのかな、それとも・・・
ちょっとだけ練習してみよう………
斎藤君「あ………あいちゃん……、実は前々からあいちゃんのことが……
す・・・・・す・・・・・・」
「す……//すすきもももももものうち!!」
斎藤君「あ~、ダメだ……もっとイメージしろ…目の前にあいちゃんがいて、
全神経を隕石コアに集中させて… おおおお中心部が燃え滾ってきたあ!!!」
そんなこんなで一人ひそかに告白の練習をつんでいた斎藤君・・・・
一方あいは・・・・
あい「あっ、、いつの間に??まあたあんた斎藤部屋にとじこもってそんな布団かぶって~ばればれだよ。。ほらっさっさと布団から出てきなさ・・・」
そういいつつあいが斎藤部屋の布団をめくると見事に筒状のお菓子のパッケージで結合され、固められたものでごまかされていた。。
あい「あれっ?!!あいつ、こんなべたなやり方で私をごまかして……一体ど……」
その瞬間っ、、後ろから斎藤君は大胆にもあいを
抱きしめ……ガッチリした隕石胸板で優しく包み込んだ……
斎藤君「あいちゃん……僕の隕石胸板からは、もうにがさないよ……//
聞いて、実はずっとずっと言いたかった事があって…」
あい「おバカ……//わ、わたしこんなことくらいでドキドキなんてしないんだからね。。な、何よ。聞いててあげるからさっさと言いなさいよ……//」
斎藤君「……分かってる……//その…ずっと・・ずっといいたかったことというのは・・最も簡単なようで最高に勇気のいる、二文字・・・」
「す…………///]
斎藤君が言えたかどうかは一旦脇に置き、、魔訶はウサギ耳が生えた状態のまま
その夜全身の写る鏡を食い入るように見つめ
何十回何百回に至るまで…こう問いかけ続けていた。。
魔訶「私は……誰、、なの??」
魔訶「私は……誰、、なの??」
魔訶「私は……誰、、なの??」
・・・・・・・・・・・・・・
そうしてついに何百回に達しようとした時………
鏡の中の魔訶
「あなたは……誰、、なの??」
「あなたは……誰、、なの??」
「あなたは……誰、、なの??」
魔訶「???!!!!」
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