第24話 恋ガチャ。
そんなこんなで、守護霊おっさんに縄をといてもらい脱出した斎藤君。
バラ色コーデおっさん「う、うわあああああああああ!!!あいつにげやがったっ、一体どうやってなわをといた?!ぐぬぬぬぬなんとしてもみつけださねばっ!!」
斎藤君「はあはあはあ、はあ……はあはあ ど、どうにか脱出成功?!したみたいだな。。あらためて守護霊おっさんには礼をいう!!かたじけないっ」
守護霊おっさん「なんのなんの、これも何かの縁……わいはあい殿のところに
戻るとするかの……」
斎藤君「だがっ、愛しのあいちゃんを守るのはこの斎藤しかいない!!!その役割だけは譲れないっ……」
守護霊おっさん「いやだって、わいもともと守護霊だし……」
そんなやりとりをかわしつつ一刻も早くあいのもとへ向かおうとする、斎藤君たちであった。。
斎藤君「あいちゃああああああああああんっ;たっだいまああああ!!!!」
あい「っどっかで聞いた聞き覚えのある声が響いてる………まっまさかっ??!
うわああああああん;もうバカバカっ一体どれだけ心配したと思ってるのよっ、、」
「あんたっ私をここまで心配させたつみは重いんだからねっ!!」
斎藤君「ごっ……ごめん、、あいちゃん><僕が油断したばっかりに……バラ色コーデおっさんにとらわれて;もう、もうあいちゃんに逢えないのかと・・・」
あい「もう……誰よっそれ、ましな言い訳なかったの;;ばつとしてずっとずっと居候でありつづけなさいよっ。それから、私が寂しい思いした分の埋め合わせ……
私の心をあんたでうめつくしてもらうからねっ!!//]
斎藤君「僕のばきばきに割れた筋肉パックの隙間に入れるのは、あいちゃんだけなんだから…!!//]
そういいつつ斎藤君はいつもより気持ち強めに抱きしめていた……。
その翌日・・・・・・
また、引寄あいのクラスメイトである魔訶は……
魔訶「うわあああああああ、ほんっとどうしよ;こんな姿じゃ学校へいけないやん・・もうすぐ学校始まってしまう、」
実は魔訶は鏡に向かってあいからのプレゼントである、
うさぎ耳カチューシャを着けた直後……
カチューシャが一切外れず、なんとっほんもののうさぎのお耳が生えてきたのだっ……!
魔訶「うううう、ちょっと待ってよ;やっぱり完全に生えてる……;と、とりあえず・・・今日学校間に合いそうにないから連絡を・・・」
あい「ほらっ、おバカ隕石っ!!急がないと遅刻しちゃうじゃないっ・・チャリ飛ばすわよっ……」
斎藤君「あいちゃ、ちょっ待って……まだ心の準ぼがああああああああああっ><」
あい「うわああ、さっすが私。今までの最高時速でマナーもちゃんと守りつつ
学校着いたあ☆☆今日もいい日になりそうねっ♪」
斎藤君「っごっほ、ごっほ………さわやかな朝がっ!!うう、、僕はもう壮絶な一日が終了した気分だよ……凹だが、あいちゃんのさみしい思いした分に比べればこの程度なんてっ」
あい「あんた、何さっきからぶつぶつ言ってるの…??あっ言っとくけど、、あたしの寂しい思いした分ってまだこんなの全然足りてないんだからね☆にっこり^^」
斎藤君「えっえええええええええええ、鬼?!っ そ、そんなはずは………」
「とっともかく……そうだっあいちゃんは否蔵の魔の手からも僕が守らなきゃ……それに僕にはもう時間が・・・;」
音那四囲「あれからずっと考えてた……偶等君と今日学校で会ったとき・・・あの時何言おうとしたのか、、今度こそ直接聞かなきゃっ//]
るこ「そうよね!!あの時観覧車の音でかき消されて……3つ目が聞こえなかったのよね・・・」
き~~んこーーーんかーーーーんこーーーーん きーーーんこーーーんかーーーーんこーーーん
破音内心:今日こそ…俺の秘策でどうにか引寄に謝らないと!!バレンタイン…当然ながら今年は誰からももらえてねえ。。少し過ぎちまったが、あれしかない・・・・
先生「ほらほらあ、授業はじめるぞ~~。んー!!分かる、先生分かるぞ~~昨日は、あの日だったな。あれだろ~??
<妄想>先生「ふっふふ、ここならだれにも見つからない。かくれんぼのげんごろうと呼ばれた私の実力が今試される……」
女性先生「じゃ、かくれんぼスタートっ。え~~先生どこですかあ~??ここかな、それともここかなあ?」
先生「ふははははっ、カクレンボげんごろうとは私の事。黒歴史をいくつも積み重ねたプロかくれんぼう師。そうそう簡単に見つかるわけが………」
女性先生「あっ先生はっけーん、そこにいらっしゃったんですかあ~」
先生「ええええええええっ?!!・・ここならばれんタイとおもってたのに……」
生徒達「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドン引き」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドン引き」
先生「え~~、、こほん。ん~~先生わかるぞ~~!面白すぎて言葉にならんのだな、後からじわじわくる腹筋崩壊ギャグだったなっ♪♪
なんだ……その生ぬるい目は……。ん~~先生わかるぞ~応援してくれてんだなっ^^ちなみに元々由来は、色々とかなしすな日で……
ほ、ほら授業はじめるぞお~!!い、今の聞かなかったことにするようにっ~。」
「ちなみに、当分の間魔訶が学校をお休みすると連絡がはいった。え~、何か詳しい事情知ってるものおらんか、あいつがお休みなんて珍しいな……」
あい「っえ??う、うそでしょ……今まで幼稚園から高校まで一緒の魔訶が
一度たりとも休んだりなかったのに・・・どうしたんだろう;;」
音那四囲「魔訶ちゃんっ……私は特別仲がいいわけではないけど、、確かに珍しいかも・・何もなければいいんだけれど。。」
偶等「あのいつも元気で明るい魔訶君が……。何かあるんじゃないのかな・・・それに、音那……くっ今度こそしっかり言わないと……俺が言わないとなっ//]
そうして休憩時間に入ったとき……
斎藤君「来る、来るぞ……僕の妄想では少し遅れたものの、きっと愛のこもった
手作りチョコ!!今日こそもらえるはずっ……!」
破音「引寄……ちょっと、いいか。。」
そこへ意外に堂々と、破音があいに語り掛けてきた。
あい「っ………な、何よ。い、言っとくけど!!あんたなんかに渡すものなんて
ないんだからねっ。同性の女性によくあんなチャラすぎる態度が……」
破音「……あ、ああ・・・本当に、その…悪かった!!このとうりだっ><」
破音は深々と頭を下げ、謝りたい気持ちでいっぱいのようだ。
斎藤君小声「あいちゃ、あいちゃん……こんっなやつ相手にしなくていいって!!!
こいつがどんだけチャラいか知ってるでしょ……何せGPS,,」
あい「……分かってるわよ。。ちょっとだけ黙ってて、斎藤……」
あい「……で。話終わったんでしょ、、あたしに話しかけてる暇あるなら
別の子でもナンパしてればいいじゃん。あたし、そろそろ行くかr……」
破音「っダメなんだ!!!!!!」
あい「は……?何が。。別の子の都合でも悪いわけ?そんな事あたしに関係ないし。またGPSでも付けられないよう気を付けないとね~~」
破音「……じゃなくて、引寄じゃねえとダメなんだよっ!!!!」
あい「……。何よ、、急に大声出して・・お友達こっち見てるじゃない、
やめてよ……。」
破音「わびといっちゃなんだけど、、これ!!!勝手に置いてくから
……。もちろん、処分覚悟で…じゃなっ…」
そういうと、何やら包み紙に巻かれたものを
勝手に机に置いていった破音…。
あい「な、、なんなのよ!!あいつ。。あんな自己中なバカかっこつけ…なんなの!!!しかも勝手にわけわかんないの置いていったし……」
斎藤君「こ……これって・・・あの野郎……とんでもねえ
みあげ置いてきやがった・・・怒」
あいは机の下で器用に、鞄の物を整理するようにしながら
包み紙を開けた。
あい「……何よ、逆チョコなんて。らしくないことして……
私!!絶対食べ物粗末にしたくないし勝手に置いてったんだから、
どうしようもなくどうしようもなく・・一応預っておいてあげるわよ//]
斎藤君内心:あいちゃん……な、なんで受けとっちゃうんだよお・・・;
くっ!!こんなことくらいで僕の信念がゆらいでたまるかっ。。まだだっ
きっとあいちゃんは僕に学校でくれるはず……もう少しの我慢だっ……
また、あいたちが学校に行ってる間
りゅんはこんなことを思っていた……
りゅん内心:そういえば、クリパで引寄さんにあげた・・私の家に代々伝わる
カチューシャ。。ちゃんと使ってもらってるにゃふかね。
あれ以来引寄さんとも会ってないけど……
気に入ってくれてると、いいにゃふな~~
音那はそのころ、じいっとただひたすら……スマホの画面を眺めている。。
音那「ううう、来ないなあ………。来い!!!来いっ!!
メールよっ来いっ!!!」
るこ「なあにしてんの??四囲、画面眺めてばっかで、来るわけないでしょ……。それで来たら恋の苦労なんてないわねっ……やっぱこっちから一歩・・・」
ぴこーーーーんぴこーーーーーんっ!!!!
音那「き、きたああああああああああああああああああっ!!!!」
るこ「う、嘘でしょ??そ、そんなことって……これってシンクロってやつかしら。。で、なんてなんて??」
当店限定っ、しらたま魔界わらび餅ドリンクっ!!
ニューフレーバー続々追加決定♪♪
音那「・・・・・・・・・、あは、あはは……。おいしそうだけどねえ・・・凹」
るこ「これって、、恋愛あるあるかもね……残念だけど。次はっ通じるといいわねっ!!」
そうして次の授業が始まる間際……またもや
四囲のもとに一通の新着メールが届いていた・・・・
ぴこーーーんぴこーーーーんっ
件名:Re
内容:こんにちは、音那。今、ちょっといいか?
この間話していた、3つ目の言いたかった事も含めて
目を見て、ちゃんと言いたいことがあって。
@@日@@時@@でもう一度……俺と、
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