第20話 胸熱寝顔
また、その後……テキトー神様は……しばしのあいだ自分磨きをして、一旦神様界へと帰還し憧れのりゅんを振り向かせようと決意していた。
テキトー神様「お~~~い!!! わしじゃっ、わしっ!! 門を開け~~テキトーホイホイのホインっ!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・
神様界の入り口の門はぴくりとも、しなかった………
テキトー神様「おっかしいの~~。。わし直々の久々の帰還じゃのに・・・だれか~他の神はおらんのか?チケットの神~!!門を開けてくれ~っ」
すると神様たち使いの、派遣はたらき人がテキトー神様へのもとへとやってきた。。
テキトー神様「さては気を利かせて使いをよこしたな……わしじゃ。テキトー神様。そこのスタッフ、はよ門を開けてくれ。」
派遣はたらき人「え~~っと、大変失礼ですが・・どちらさまですか??それと、
神様ゴールド免許証はお持ちでしょうか?」
テキトー神様「だああかああら~~、テキトー神様というておろうに。なぬ??神様ゴールド免許証、、そんなものいつできたんじゃ……もっておらんわい。」
派遣はたらき人「ううん、やはり該当者なし。と出ます・・ゴールド免許証もないのにテキトー神様を名乗るんですか??むむ……こ・・これは・・・」
「くせもの神じゃ~!!!出あえ出あえ~!!!」
すると信じられないほどのお守りスタッフ達がテキトー神様を、追尾したっ!!!
テキトー神様「わあああああああ、わしじゃあああというておろおおおおに~~><ひいっ、、お、おたすけええええ;」
他の神様たち「悪く思わないでくれ……テキトー神様・・・おぬしはちいとばかり、極度にテキトー過ぎたようじゃ。。」
その後、どうにかこうにか一人で逃げてきたテキトー神様は……
「い、、いったい何がどうなっとる・・・わしのおらぬ間にいったい何が………」
テキトー神様は、10年に一度あるかないかの大粒の涙を流した・・・・・
その日、地上ではどしゃぶりの雨へと変わり…一晩中降り注いだ。
また、あい&斎藤君は……
あこがれだった破音から離れ、斎藤君の腕をぎゅっと握りしめたまま帰宅した。
あいはひそかに、今までより確かな胸のドキドキ感を腕越しに感じていた。。
あい「わああああ、なんなの~!?突然どしゃぶりの雨ふってくるんだもん;天気予報じゃ完全完璧に晴れしかありえないでしょうって言ってたのに~><」
斎藤君「あいちゃんっ、大丈夫??早く家へ……風邪ひいちゃうよ??今日は色々あったけど……こんな日はゆっくりした方がいいよ!」
あい「うっ、うん……あ、ありがと。さい・・斎藤…//]
あい内心:わ、わたし心がバグっちゃったのかな・・。
さっきから何斎藤なんかに、、斎藤なんかに・・・
そうしてひとまず、あいの部屋で二人まったりとした時間を過ごしていた。
あい「あ……あの。あ、あんたさ・・。最初居候したいって言ってたじゃん・・?」
斎藤君「ん…?ああ、、そうだったね。それが、どうしたんだい?あいちゃん、」
あい「あっ・・いや、その。も、もし困ってるなら……べ、別にもうちょっとくらい
長く居候させてあげていいわよ……なんて・・」
斎藤君「え・・?えええええええええええええええええええ??!」
あい「なっ、なによ。か、勘違いしないでよねっ!!!わ、私はただ……斎藤が……。てか急に大声出してっ…いみわかんない。。」
斎藤君「あ…あ・・あいちゃん;;もちろんモチベーションだよっ!!ありがたきっ、隕石が落ちる程感謝しておりますっ」
あい「ほ、ほんと何なのそれ?!ほんとに感謝してよね……///]
斎藤君「ああ……!!!ついに…ついにあいちゃんが…」
あい「な。。なによ……。も、もうこの話おしまい!!!//電気、消すよ。。」
あいは、カチッカチッと2段階、照明の紐を引いた。
あい内心:とは言ったものの…ダメ……一旦斎藤の事意識したら、ほんと寝れない;なんで私の心バグっちゃったのかな・・しかも離れてるとはいえ隣にいるし//
斎藤君内心:あいちゃんが、心開いてくれてる?ま、まさかな。。少なくとも恋愛の仮免レベル・・?だとしても…僕のイケメン効果時間明日であと半日……。
貴重な思い出作れたらいいのだが・・・//
夜中3時半頃……
ざああああああああああああああああああああああ<豪雨の降る音>
あい内心:もう、雨の音もあってほんとに寝れないじゃない……なによ。。//
それに……私の心どうしちゃったんだろう……//
あい小声「さ、斎藤……? 起きてる……?」
斎藤君「…………zzz」
あい小声「……やっぱ寝ちゃってるか、そりゃそだね…。
おバカ隕石………。//]
斎藤君「…………zzz」
斎藤君の長いまつげや、寝顔、太く凛々しいまゆげを
あいは観察するかのように眺めていた・・・
あいは、いつのまにか斎藤君の隕石胸板で寝落ちしていた。
翌日~~
あいはいつものように、身支度を整え学校へ向かおうと歩き始めていた・・・
もちろん斎藤君は、あいのポッケの中に入っている。
スタスタスタスタスタスタ………
スタスタスタスタスタスタ………
スタスタスタスタスタスタスタスタスタ・・・・
スタスタスタスタスタスタスタスタスタ・・・・
スたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた・・
スたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた・・
斎藤君「あ、、あいちゃん?さっきから……どしたの?」
あい「しっ。さっきからまた、誰かに追われてるようなのよ……」
斎藤君「ええええええ、またっ??いったいこんなかわいいあいちゃんを
朝っぱらからつけまわすとはどんな野郎でい!!」
あい「斎藤……あ、ありがと//けどちょっと声のボリューム下げて…」
斎藤君「う、うん。。ご、ごめんあいちゃん…」
あい内心:斎藤がいてくれて、心強いよ…こうやってポッケの中でぎゅっとにぎると、ほっとするんだ…//
否蔵「くっ、くっそお・・・完璧にばれないと思ってるのにどうしてこうも
勘がするどい……女子の背中には目があるのか?遠目からでも僕の女神…なんてゴッド麗しいんだああ~><」
「考えてみたらあの斎藤ってのがライバルであり、恋のボデーガードか?どうにかこうにか僕のテリトリーに彼女を引き入れるチャンスはないのか。ぬぬぬぬぬ……」
そうしてあいは…生徒の登校時間にばったり、、破音と…鉢合わせしてしまったのであった。。
破音「……あっ、、よ・・よお・・・」
あい「………。」
破音「………。」
破音「……あ、、あのさっ・・きの・・」
きーーーんこーーーーんかーーーんこーーーんっ、きーーんこーーんかーーんこーーん<チャイムの音>
あい「@@@@@@@@@@@@@@」
そして学校に到着しその日が始まっていった、あい&斎藤。そして…破音。
チャイムの音にかき消されるようにあいが、破音になにかを伝えたが…
続きをお楽しみに!♪
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