第19話 そんなの、ズルい……!
一方、偶等&四囲るこたちは・・・・
二人とも観覧車のチケットを手にし、これから観覧車にのろうとしていた。。
時刻は、まさに夕焼けの時間帯であった。
偶等「わりいな、四囲……急に誘ったのに・・。応じてくれてありがとな//]
四囲「うんんっ…、嬉しかった・・そ、その私・・偶等君とっ、、」
偶等「よ、よかった……// ん・・?」
案内員「さあさあ、そこの仲良さげなカップルさんっ!足元気を付けて
乗って乗って~Δお二人さん運がいいねえ!今から一っ番景色のいい時間帯だよっ」
偶等「あ、ありがとございます……」少しはにかみながらさりげなく、観覧車のドアを開け四囲を案内する偶等。
四囲「はっはいっっ>< さっき、カッ・・カッ・・・・///]
偶等「……//」
そうして観覧車が、ゆっくりゆっくりと何かを確かめるように上がりだした。
四囲「……こ、こういうの・・き、緊張するねっ・・私慣れてなくて…」
偶等「あ、ああ……だな//]
係員の言葉を意識してしまったのか…、言葉がたどたどしい二人。
偶等内心:音那にまだだまってることがあるんだけど・・なかなか言い出せない、ど、どうすれば。。
四囲「わああ、景色・・・きれい……」
四囲は身を乗り出して窓ガラスに顔を、くっつけ
まるで、緊張をごまかすかのように景色を眺めている。
四囲の息で…窓ガラスは少し曇っている。。
偶等「ほんとだなっ、、普段住んでる街でもこうも違って見えるなんて……
そ、その・・音那……あ、、あのな・・・・」
四囲「だねっ…☆うん……?」
偶等「あっ、いや・・・なんでもね・・」
四囲「・・うっうん・・・」
るこ内心彼、何言おうとしたのかしら・・気になるわね。。
るこ小声「四囲、四囲っ……あんたここの観覧車の恋の逸話知ってる??
確か5時1分に、時計台に向かって好きな人の名前を呼ぶと…
二人は永遠に結ばれるんだって!」
音那「えっええええ??そ、それほんとなの……///5時1分・・・
も、もうすぐじゃない………赤面」
偶等「音那……??どうかしたか、?」
四囲「あっうんん、なんでも・・・も……もうすぐ頂上に来るね…//]
偶等「あ、ああ・・・そうだなっ。。う………もう、だめだっ・・・」
すると偶等は大きく観覧車をぐらぐらと、揺れさせ始めた・・・
四囲「きゃ、きゃっ!!!!!ちょ、ちょっと偶等君??ど、どしたの;
落ち着いてよっ……」
偶等「ううううううううっ、はあはあはあ………や、やっぱだめだこれは……」
四囲「大丈夫??偶等君一体何が、、」
またもや偶等はぱにくったように、取っ手をつかみながら
ぐらぐらゆらしはじめた……!!!
その時、、大きく庫内はゆれ……
四囲「きゃっ……!!!!!!」
必死に何かにつかもうとしたが、体勢を崩し偶等のそばへ
倒れこんでしまった・・・・・
四囲が目を開けると、ちょうど頂上に来た時であり・・・
ぐったりした偶等に大声でこう叫んだ。
四囲「偶等くん偶等くんっ><ねえってば……、しっかりしてよおおお;」
この時時刻は05時1分・・・偶等は依然としてぐったりしている。。
るこ内心さすがに、彼の事が心配だわ……きっとパニックになって固体を揺らし始めたのね;高所恐怖症なのかしら、、
しばらくすると、偶等が…
偶等「わり、、まだ音那に伝えれてなかった事が3つあって・・//]
四囲「ぐらくん??よかったあ;;もおすっごく心配だったんだからねえ;」
偶等「だいぶ落ち着いてきた、、ごめん。俺から誘っておいて…実はなその一つが、かっこつけて高所恐怖症なのをなかなか言えなくて、、ほんとだっせえよな。。」
四囲「そ、そうだったんだ……だからあの時・・・」
偶等「ちょっと、音那あっちの時計台…見ててくれるか?」
四囲「うっ…うん、、わああ時計台のイルミネーションきれい・・・」
四囲がガラスに顔をくっつけ時計台や夜景を眺めていると、
偶等が四囲を覆うかのように後ろから窓ガラスに両手を当てている……
すると突然偶等が、
音那の名前を叫びだしたっ!!
偶等「音那ああああああああああああ!!!!!!」
四囲「び、、びっくりした……な、何……?」
突然のぐらの大声に驚き、後ろを振り向く四囲。
偶等「驚かせてごめん。音那は、この観覧車のとある時刻の恋愛のジンクスって、
知ってるか?」
四囲「え……??///]
「そ、それって…5時1っぷ……」
その時……!!!
偶等はやや強引にまたもや
四囲の口をふさぐかのように・・キスをした・・
四囲「……んっ・・・///]
偶等「言いそびれた…2つ目……5時1分ではなく・・5時11分に時計台に向かって相手の名を叫ぶと二人は永遠に結ばれる……って逸話があってな。。//]
偶等「それが、今……//]
四囲内心:わあああああ//そんなずるいキスの仕方って…><
偶等「そ、その……あのな、3つ目は・・・!!!」
ぷるるるるるるるる、その時観覧車がちょうど真下に着き…
係員「お疲れさまでしたあ~~!お楽しみいただけましたでしょうか??
足元お気をつけてくださいねっ」
観覧車を降りた二人は、照れながらもうつむいて駅まで歩き…その日は
それぞれ家路に着いた。
四囲内心:偶等君……最後、何言いかけたんだろう・・・こんなにも一周が早いなんて・・
るこ「四囲、四囲、もう終始ドキドキしっぱなしだったわよ・・安定の見てらんないよね、これは。。今回彼・・・大胆だったわねえ・・」
四囲「もおるこったら、すぐ茶化すんだから。。彼だなんて……//まだ、そこまでは……」
るこ「あれっ……四囲、ちょっとまって・・? 背中に何かついてるわよ??」
四囲「えっ…??」
るこ「あ、あああああ・・半分に折った黒い…紙?白字で何か書いてあるわよ…
って彼の連絡先<メアド>じゃない!!」
四囲「えええええ、一体いつの間に……はっ、まさか時計見てる時・・?//]
るこ「なかなかやるわね彼。。暗闇で人目につきにくいし・・あとは、四囲の……」
四囲「……う、うん・・// 勇気次第……ってこと?」
るこ「もちっ!!」
今回、四囲と偶等の観覧車編を書きましたがいかがでしたでしょうか??
ますます過熱していく、しいたち。今後どうなるのでしょうか??お楽しみにっ
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