第11話 ジェットコースタークリパ2

一方、偶等の男友達。<リア充 否蔵> というのだが 彼は……


ひそかにリア充断固反対同盟を結成しようと、目論んでいた……


否蔵「司会は大切な友人のためにしているけれど

くううう そこら中で恋が沸き起こってる気がして。。否蔵だけに

いないなするうう!!


ここはひそかに断固リア充否会のメンバーを集める方向で動くしか……」



それはさておき、前回音那四囲と偶等が恋のハプニングにより

玄関マットで滑って抱きしめあうという事になったのだが・・・



音那四囲「…偶等君、、頭が真っ白になっていく……//」



偶等「音那、大丈夫なのか??頭が真っ白・・・やべえ、音那急いで病院に連れてかなきゃっ。顔も真っ赤みたいだし……

赤ら顔か何かか??誰かほかの人に見てもらった方がいいんじゃ……」


音那四囲「偶等君・・  もうすこしこのままで……」四囲は、偶等の襟を

軽くつかみながら、呟いてしまった・・






音那内心:かああああああ わたっ、、私は何を言い出すんだ//早く、立ち上がらなきゃ……



偶等「……あ、ああ……別にかまわないが。。でも、その・・・ほかの人がこっち見てるぞ……」







音那「え、ええ??! きゃっ!!!!!」






気づくとそこには、引寄あいや鈴鹿凛がふすまからチラチラと

こっちをずうっと見ていた・・・


音那はあまりにも恥ずかしくなり、瞬時に身をかがめ、ぺたんと女の子座りをする。



鈴鹿凛「あ~~、、これは ガチでございますわね………」


引寄あい「し、四囲ちゃん……も、もおおお~~。そそっかしいんだから~!

まあた玄関マットですべちゃったの?? 仕方ないなあっ。手当てするから

早くっこっちへ!!」


するとあいが気を使ってくれたのか、さささとその場から移動しだす

四囲であった。


四囲「あ、あいちゃん……あり、ありがとうっ><私、

ど、どうしたらいいかパニックになってしまって;」


あい「いや~いいっていいって、よしっどこも怪我してなくてよかった^^

それから・・・ 偶等君の、恋のハプニング… よかったわねっ<小声>」




四囲「えっ、、?? はっはいっ!!!//]




るこ「<地球の玄関マットナイスジョブ>だわね……恥ずかしいったらありゃしないわ、」




あい「??えっ、なにか言った?」




四囲「あっ、い、いやっ玄関もナイス~ハイサア ありゃありゃって誉め言葉なんです……。。」




あい「??どゆこと?!   四囲ちゃんて、意外に変わってるよね……、」




四囲「、えっ?? よく言われます・・・」





その後巨大なクリスマスケーキを、破音が切り分けパーティを盛り上げようとしていた。





破音黒恋「引寄……仕方ないやつだな。クリームほほについてるぞっ、とっていいか?」








引寄あい「えっ……、あっは、はい//やばっ。。 破音君顔近いよ……」




破音黒恋「……その、なんだ。そういうのかわいいよな・・・」






引寄あい「っなっ……そ、そんなことないですよっ お・・

おっちょこちょいなだけで。。私なんて……」




破音黒恋「その……私なんては、余計かもなっ。引寄らしくて、俺は

いいと思うし照」




そう伝えると、破音黒恋は人差し指を少しづつ少しづつ

顔に近づけてきた……!!






引寄あい「えっ…、、?? な……なに? や、やばっ。

も、もしかしてっこれって・・」










「これって……………」







「き…………」











引寄あい内心:やばいドキドキしてる、静まれえあたしの鼓動、

意識したら逆に早くなってくる;静まれええ!!!









ばくばくばくばくばく…………








すると破音は人差し指の指先で、子犬のような無邪気な笑顔をしながら

あいの鼻についたクリームを すくうように取りはらった。






破音黒恋「あははっ……なんていうか

おっちょこちょいなのは否定できないかもな…。ほほだけ

じゃなく鼻にもクリームつけてるし。そういうのかわいいとこだな」


あいは顔を赤らめて、完全にうつむいている。


あい内心:完全に私の勘違い……こんな恥ずかしいことってあるの?//




鈴鹿凛:うぬぬぬぬ、ろくでもないものを引き寄せる娘のくせにいー!!!

見てなさいよおっ。絶対に破音君は私のものにするんだからあ!!><


きいいいいいいいいっ!!!




斎藤君「……あいちゃんの事は応援してあげたいとこだけど・・

さっきから 隕石内部の温度が、勝手にマグマのように熱くなって………


抑えきれない……」



斎藤君「ねえねえ、あいちゃん 今年もこのままいくとクリぼっち……?!」



引寄あい「ちょっと、今しゃべりかけたらばれちゃうでしょ!!小声 あんたもぼっちじゃん。

昨日、散々苦労して カオス部屋つくってあげたじゃない??


ちょっとはあたしに協力しなさいよね……」



斎藤君「カオス部屋って、あのわがはいの趣味で埋め尽くした センスあるお部屋のことか…。

それはそうなんだけれども……」



引寄あい「それと、夜中 時折奇妙な悲鳴が聞こえてくるんだけど あんたなにしてたのよっ。


斎藤君「…ふっ 聞かれてしまいましたか。女子力をあげようとすね毛を一本一本毛抜きで……」



引寄あい「あ~~、聞いたあたしがバカだったわ。。もうちょっと鞄中で黙ってて!!」


そういいながらカバンの中に斎藤君を押し込むあいちゃんであった。





























そうした中りゅんはある不安を抱いていた。


りゅん「運よく、妙に気になる偶等君の隣に席をとれたものの………

今はコスプレで通ってるけど、本当は動物女子だなんてとてもいえないよ;


それに動物女子って現実的には叶わぬ恋なんじゃ……」


迷 内心:りゅんにとっては、すごい経験よね……私としては

助けてくれたのもあって全身全霊で応援したいところ。。


偶等君にとってはほんとのとこどうなのかしら??



偶等内心:あのりゅんってコ、何者なんだ……コスプレにしちゃ

上出来すぎるというか。。 あんな珍しい子って他にいるのか??


それに……、音那の事も心配だし…。もう少し様子見てみるか・・・・






各々、それぞれ想いが交差する中……


実は破音がクリームをとった5分後、偶等のテーブルにこっそりと

小さなメモが置かれていたのだ。


そのメモの内容とは………











「あたいは、、破音君のことが……嫌いなんです。ばあい 引寄」













と書かれていたのだ・・・・・・・。




もちろん、そのメモを破音が発見するのに時間はかからなかった………。



引寄あい「な、、なんか破音君……顔つきが。。

何か怒ってる……?? わたし、なんかした?!」



破音黒恋「……いや別に。ちょ、ちょっと俺一旦席外すけど

引寄は楽しんでてくれっ!!」



引寄あい「えっ……う、うん・・・・」


あい内心「な、なんで?? ちょっとまってよっ、私何か引かれることなんてしたっけ;;

なんでいい感じだったのにこうなるの><


斎藤君、あ・ん・た な・に・か しらない?!」



斎藤君「っえ……ぼ、ぼ、僕がし、しってるわけ……」






あい「ほっほお~~ とぼけないでよっ……斎藤っ!!なんかしってるでしょお!!!!!」



斎藤君「ひっひいいいいいいっ;あいちゃんがいつもと違うっ、

かよわい隕石にはわからないよお~><」


あい内心:仮に斎藤君が、何か破音君を怒らせる事してたとして・・・

恋愛マスターとか言ってるくらいだし、そんなことして斎藤に何のメリットがあるってわけ、、?


少なくともメリットなんて一つも。。 それに、さっきから表面が

真っ赤に燃え上がってる気がするんだけど……。







音那四囲内心:ようやく、落ち着いてきた……、席がある意味偶等君と

離れてて今はいいような気がしてきた…。あんなことがあって

隣だったら・・考えただけでドキドキ止まらなくなりそう><



るこ「四囲、さっきのすごい進展だとあたしは思うけどなあ。ま、彼ちょっと鈍いとこはあるかもだけれどね・・一つの目標として

彼の連絡先ゲットできるといいわね♪」


音那:「もおお、るこったら思い出させないでよ//ただでさえ、

鼓動速いのに。。彼の連絡先…… そりゃ知りたいけれど・・

とても、言い出せない;」



るこ「あんたらしいわねっ。なんにせよ次の一歩を踏み出さなきゃっ、

パーティの時間にも限りがあることだしっ」



突然あいに降りかかった災難。一体・・・斎藤君は何を考えているのであろうか??また次第に 宴もたけなわになりつつあるクリパ。次回をお楽しみにっ!!

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