第2話 目的
斎藤君「いたたたた、いった、ほかの詰め物にぎゅうぎゅうに押し込められて;;
なんてとこにいるんだ僕は、息、息がっ!!!」
あい「しっ。ガチで我慢して!!」
桃「がちゃ。あら・・・あいだけ??
おかしいわねえ。確かに話声が聞こえて、地球上のものじゃない
魔力を感じるんだけど・・」
あい「なあにい?マミーー。わ、私に話し相手なんているわけないじゃんっ。」
桃「うーーん、でも確かに何か聞こえたような。。」
そこへスマホへ女友達の、坂上魔訶→さかうえまか
から着信があった。
あい「マミーちょっとごめん、さっき電話の途中で
芝居の練習スピーカーでしてたから・・つづきしなきゃ汗」
あいはすぐさまスマホを取りだす。
画面には、人型のアイコンと
わしの育てたで登録されている。
あい「わしの、育て……じゃなかった!もしもし、まか??どしたん?」
あい「うんっうんっ!だよねーー。さっきのとこもっかい練習しよっかっ、
そうそう!<隕石保険の手続きはお済ですか??いつなんどきあなたの屋根を突き破るかもしれません。マドモアゼル魔訶<まか>ってとこね☆」
桃「仕方ないわね・・邪魔しちゃ悪いし、まあがんばりなさいっ」
そういいつつ桃は部屋を後にした。
斎藤君「ふうううっ、どうにかなったみたいだなあ。。しかしもっとほかに
僕を入れるとこあっただろうに!!あれじゃ、あんまりだよお;」
あい「あははは、ごめんごめん♪それはそうとあたしの
一人二役もなかなかのもんっしょ?!どやあっ」
「それに、斎藤君きみはまだ・・あたしの
マミーの恐ろしさや秘密を知らない。」
斎藤君「あーーはいはい。」「マミーの恐ろしさ、?隙間から見てたけど特段変わったとこも・・秘密かー。」
あい「あ、あたしのどや顔に
まさかの塩対応!?
そういえば、まだあんたの目的もよくわかってないけど
あたしの今の目的。すっごーく短い言葉で教えておこうか?」
斎藤君「それはおいおいわかるよ。うん!聞いておこう、お得な情報かもだしっ」
あい「確かにお得よねー。で・・その目的とは。」
斎藤君「目的とは?!」
あい「売る。」
斎藤君「え?何を?」
あい「あんたを。」
斎藤君「NOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!」
あい「え~~ダメなの~?
まじ萎える~。。お得な情報でしょ?♡」
斎藤君「どこが!!!!僕何も得しないし君が得するだけでしょ!」
あい「頭フルスイングさせた、ナイスアイデアだとおもったのになー。」
斎藤君「こほん。と、ところで。あいちゃん 明日は学校にいくの?
唐突だけど今好きな人とかいないの?」
あい「うん行くよ? うーーん、。いる・・・には いる。」
斎藤君「えっまじで?ど、どんな人!!」
あい「どんなって、、 そうだなー。あっあのね!黒髪で!身長高くてっ、イケメンで・・・・」
斎藤意思「で??」
あい「秘密。」
斎藤君「そこまで言って秘密かいっ!!」
あい「まあ、明日学校いけばいるからねえ♪」
斎藤君「明日・・、僕も連れてって!!!(必死)」
あい「うーーん、学校に持ってったらどうなるだろう。。??
考えとくよおー。」
そして~翌日の朝~
あい「おっはよおおお。わああああああっ こりゃやばい!!一世一代の大ピンチっ新学期から既に遅刻しそ、 黒歴史はいやああああああっ><><」
斎藤君「おいおい・・・;ところで・・昨日のはな、、」
あい「ぴゅんっっっ、あんたも一応きて!!!!!!!」そう言うと
まるでまだないハズの鼻がもげるほどのスピードで
学校へ連れていかれた斎藤君であった。
斎藤君「おーーーいあいちゃーーーん?? 国的にも貴重な
石なんだから、丁重にあつかっ;; ふごごごごごごご・・・・・!!!!→自転車がスピード出過ぎて声にならない」
あい「はあっ、はあはあ、はあ(;´Д`;)つ、ついた・・
時刻は?!!」
「8:29」
あい「せーーふっ。ま、ついたらあたしのもんよ(ドやあ)」
先生「おーーい、もう席につけー。授業はじめるぞーー。」
あい「さて・・、2年生新学期。。早速 あの、あの人は?!」
そう、あいが気に入っている少年。それは、「破音 黒幸」はね こっこうといい、
周りからは「はね」「こっこー」 「にわとり」と呼ぶものもいる。
右耳に金のごく小さなシンプルピアス、ベース黒髪でほんの一部だけ
赤のメッシュ。
顔は小さく、少年のような純真さとどこか危うさが混じったような
見た目である。
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あい「るんるんるん♪ あ~こっこお~♡
今日もかっこいいなーっ。あたしのオアシス、学校にくる意味~//]
斎藤君「おーい(小声)おーーい(小声)
僕の事、わすれてませんかーーー?」
あい「なにい?もう、一瞬で現実にもどされたやん;」
斎藤君「ひょっとして、あの人が好きな人なの?? うーーん確かにイケメンかも
だけど。どこがいいんだか、」
あい「わかってないなーー。まあ隕石君にはわからないよねえ。
彼はただ、ただかっこいーだけじゃないの!」
「その意味は・・・いまにわかるわよ(どやあ)」
斎藤君「いや・・そこでドヤ顔されても。。」
斎藤君「で・・・。新学期、話しかけへんの?まあ何かあったら、この
わたくし恋愛マスターこと、斎藤意思相談所へおこしくださいー。」
あい「で、できるわけないでしょ~~!!小声 恋愛マスター?
あんたねー人の部屋焦げさせた隕石で手足が生えるくせに。いいかげんにしてよ小声」
周りの女子たち「な、なんか。。新学期からあいちゃん、変じゃない??一人で
ずーーっとぶつぶつ言ってるし・・引 学校嫌すぎて、プッツンきてとうとう・・・あ~~」
あい「なっ、、なっ 私のイメージイメージがあ。
あ~~ってなんのあー??
くうううこればっかりは
全部あんたのせいじゃないのー!!(小声)」
破音 黒幸「んーー?なんかしれんけど、ぶつぶつ聞こえるような。。」
そういいつつチラ見で後ろを振り返った破音。
あい内心「きゃ、きゃあああああああああ」「こ、これじゃこれじゃ 新学期も集中できないよお~赤面」
斎藤君「いまのは、ただただ後ろ見ただけだろ。。うーむどこがいいのか一向にわからないんだが。。」
あい「そりゃ、黒幸君を理解するには時間かかるよおー。」
破音黒幸「あっ、消しゴムが・・・」
斎藤君「あっ、消しゴムなら俺g・・・ふごおおおっ!!!」
その行為をあいが力強く抑えつける!!!
あい「ど、ど、どうしよどうしよっ チャンス!!今チャンスだよねっ、焦」
破音 黒幸「ったく、こんなとこまで転がるやつ・・」
そういいつつ
さりげなく呼寄あいの方角をほんの一秒も満たない時間、見たような気がした。
そのごくわずかな時間っ 彼の消しゴムが、、、引寄あいのすぐそばに
転がったはずの消しゴムが
彼の足元に転がっていた。
あい「な・・・・なっ!!!!!何を、今どうしたの??! 待って。消しゴム確かにこっちらへんに転がったじゃん??なんでこっこー君の足元に・・・?」
あい「ねえっ、見た??いまの、みた?」と必死で斎藤君に問うあい。
斎藤君「うん、もちろんみた!!」
あい「ねっすごかったでしょお??」
斎藤君「すごかったあっというより・・・かわいかったあ!!でれでれ」
あい「へ?」
斎藤君「え?」
あい「あんた・・・別のかわいい子みてたんでしょ?!」
斎藤君「違うの?」
あい「あんたねえ・・・怒 まあいいわっ。
こっこーくんあんなもんじゃないんだからねっ!」
斎藤君「う、うんっ・・・。次こそ見るからお助け、」
あい内心「にしても・・・・
さっき一瞬でもすぐ近くに彼が。。。
だめだーーーだめーーーあたし、意識するなああ。何も意識してない、私は平常心っ平常心」
「そうTHE 無心」
あい「すううううはああああ」自分に言い聞かせるように、深呼吸をして
落ち着かせようとした。
きーーんこーーんかーーんこーーん♪
すると、その日一日終わりを告げるチャイム→心の節目が鳴りひびいた。
斎藤君「あ~あ。結局、好きな人はまあ分かったけど
な~んにもできひんかったな。」
あい「人生恋愛そう簡単にいくもんじゃないわよ。。まだ初日初日、
全然これからだし。」
はてさて、2学期がはじまったあいと、それに巻き込まれるかのように
連れてこられた斎藤君。そして、お目当ての黒幸・・・
これからの学校生活、一体全体どうなるー?!
つづく。
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