第3話 遠恋で4億光年は遠すぎ?! 

「ひゅうううううううううううううううううううううううっ、



ずがああああああああああああああああああああんっ!!!!!!!」



またもや考えられないほどの音を立て、大気が揺れるほどの

何かが大気圏を突き破り


近くに落下したようで。。。 どうやら別に散らばって派遣された


これまた特大隕石が、、


音那 四囲←おとな しい


というとある少女の屋根に別に散らばったようだ。




そう、彼女は引寄あいと同じクラスの

高校2年生。


クラスメイトからは、しーちゃんといわれたり、

ねっしいなどと略された名前でよばれている。



本当に小柄で実のところ、

132cm弱なのだが周りには135cmと

伝えている。


髪は黒髪、小動物のような体型で全てのパーツが小さく

かわいい。性格は基本、おとなしく・・・甘えたがり。ちょっと気弱。



だが、そこが彼女の魅力である。




話を戻すが、


落下時刻は、真夜中2時40分。




音那 四囲「えっ、、な・・・な・・なに?」


四囲の家族はどうやら物音には鈍感で完全に寝静まっていた。




音那 四囲「こわいよ・・・何かが落ちてきた・・小声」




そういうとそっと、おかいじゅ電灯を手にする。←ちなみにそういう名称である。





音那 四囲「こ、、こんな時間に。。 部屋の床が真っ黒にこげてる・・」


「ぱ、ぱぱやママたちは?!!」急いで異様な速さで確認しにいく、しい。




しい「こ、こんな時にまで爆睡してる・・・

降ってきたのもびっくりだけど、爆睡してる両親がすごい、、」





隕石「いたたたたた、いたああああい。。。大気圏突入してもっと

スピードおそくすればよかったあ;」


「あららああ、ど、どうしよお・・こんなに真っ黒こげにしちゃった。。

えーっと、例の目的の子は。。 あっ!!!!!!」




音那四囲「えっ?」


隕石「えっ?」





音那四囲「い……………いん、

隕石がしゃべってる……!!!わ、わたしおかしくなっちゃったの……?%&#$




それともまだ夢の続き?なあ~んだあ☆」




隕石「よかった~! ごめんなさいねえ、いくらなんでも


こんな夜更けは人間界のお宅に

お邪魔するの迷惑って聞いてたから………」




音那四囲「えっ、えっ?!」


隕石「そうそう、これ渡しておかなきゃねっ!」


そういうとそそくさと名刺を手渡す隕石であった。




音那四囲「ど………どうも・・こ……こんばんは。。



宇宙恋愛・お困りごと相談所 咲乱 流子<さきみだれ るこ>


るこさん………




咲乱 るこ「ここまでの……交通費は会社が払ってくれるのでありがたいんだけれど

、とはいえ片道16億光年なので。。とんでもない

がくになっちゃうけどね((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


とはいえ、あいつとは違って華麗に着地っ!!


あっでも………焦げてるねっ、ごめんごめん;」



音那四囲「宇宙にはカレイさんやおさかなさんが泳いでるんですか~!!(真顔)



深海魚さんたちも、一緒なのかなー? 宇宙は広大で謎がふかまるばかりです………」



咲乱 るこ「な、なんか勘違いしてない?この子………君が謎い……


 どんどん

思い込みが広まっていってるような……」



「それはそうと、四囲(しーー)ちゃんだよねっ?! そのお。。部屋焦がしておいて

とおっても言いにくいんだけど

きっと私役にたつからっ。お願いっ!! ここに居候させてくれないかな……?」






音那四囲「え………えっ、


あ………はい・・・」




押されると断れず、二つ返事でOKする四囲であった。




咲乱 るこ「はわわわわっ、恩に着るよっありがとう;実のところ

どこにもいくとこ、なくってさ………


四囲ちゃんあなた実は神でしょ?!

あんなテキトー神様の代わりになってほしいくらいだよお。。」



「な、なにか……お礼を考えておくねっ。そ、そうだっ

四囲ちゃん今困りごとや……例えばそうね、好きな人は……いない?」


音那四囲「えっ、、えっ………そ、そんな

急に言われても……」


咲乱るこ「だ、だよねっ~!また、おいおい……」


音那四囲「あっ、あのっ……





す………………///」




咲乱るこ「………す?」









音那四囲子「すとろべりーーとするめ、 どっちが好きですか??!」





咲乱るこ「だああああっ(転びゆく音)」




咲乱るこ「あはは、、す………すとろべりーーかな?す、するめとかいう選択肢……いや全然いいけど


マジか………



小声:これはまさかの計算外………天然か?この子、それとも……」





咲乱 るこ「そういえば………あいつ、先に着いてるはずなんだけど

どうなったのかしら、まさか不時着?!


考えたくないけど全然違うお宅に突撃してたり、、色々破壊しすぎてたり・・・あやつならありうる………


はああああああどうしよ、どうする((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


四囲「あ、あのお~……。」


きょとんと小首をかしげて、瞳孔をやや開き

不思議そうにみつめる、しい。




咲乱 るこ「あっごめんごめん!こっちの話っ、汗


改めましてあたしは咲乱るこ。よろしくねっ♪」


四囲「はっはいっ!! どうぞっこちらこそ地球人の一人として

よろしくおねがいですですっ//]




咲乱 るこ「えーーっと、ひとまず………仮にも女性なんで私、さりげなく

さりげなく……」


そういうと、ほんの一瞬で手足を隕石からのぞかせる

るこ。





音那四囲「きゃっ、きゃああああああっ><」

「なっ、、なに?」そういうと女の子座りで

ぺたんと床に座り込むしい。



隕石が屋根を突き破るには、驚かなかったが

さすがにこれには驚いたようだ。


咲乱るこ「驚かせちゃって、ごめんね!っ 実は、ある目的のために

あなたのおうちに突撃したのっ。で、まあ手足生えてるけど些細な事じゃない?

気にしない気にしない♪」



「ところで、学校へはいついくの??」


音那四囲 「そ、そうなんだ……ある目的、なんだろう。

えっと、明日………」




咲乱るこ「明日かあっ!!!で、もう一回聞くけど

今好きな人は、いるの?それともいない……?」


音那四囲「………え、えっと……一応その・・


い、います、恥」



「けど………><」



咲乱るこ「い、いるんだああっ。いいやんいいやん♪


けど・・・・??」




音那四囲「わ……わた……

綿、私なんかがっ そのっ ななんにもできるはずもなく><赤面」




咲乱 るこ「そこは、その

積極的に……行ったほうがいいんちゃう?」


四囲「むっ無理無理無理無理!!!!そんなとてもっ;」



「も、もう明日早いんで今日は寝ますねっ、

るこ隕石さんもおやすみなさい//]


咲乱「そっか~、こんなかわいいのになあ。四囲ちゃん今顔真っ赤だったなあ??


ま、明日になれば

きっとどんな子かも……わかるよねっ」

そう呟くと、二人は夜も遅かったのでそのまま眠りについた。






~翌日~




先生「ほらああ、もう授業はじめるぞお~~眠 昨日……また近所にどでかい

石が降ってきたみたいだな……なんなんだ最近、隕石お邪魔するの流行ってるのか?近所に立ち寄るの……」


生徒たち一同「あはははっ、出た!先生の朝のジョーク。けど

降ってきたのは、本当だよね………ざわざわ。。」


先生「おおおい、静かに~。ったく、さてはじめるぞー。」


そんな会話で一日が始まった。


引寄あい「き、きのうも降ってきたのには本当びっくりしたよ……

またなの??!って感じで。それも気になるけど、あ~今日も

またこっこーーの後ろ姿、かっこいいな~。//]


斎藤君「おはあ~あいちゃん、やれやれ朝からこれだよ……

内心:ま、まさかと思うけど降ってきたの


僕の知人じゃないよね。。ただの偶然だよねっ……」




あい「ん~? なんかあんた今日ひやひやしてない?あたしの第6感が

そういってる!!!断言」




意思「ぎくうううううううっ!!そ、そんなわけないやん?

僕はいつもどうりっさ。」


あい「な~んか、、怪しい………じいいい」


意思「口笛~♪♪ひゅ、ひゅひゅひゅひゅー~」





一方、音那四囲と咲乱るこは………


音那四囲「お………おはよお~小声」

目を両手で少しこすりながら、るこに小声ではなしかける。


咲乱るこ「なんだかんだ、学校に連れてきてくれたねっ

しいちゃん、ありがとう!!」


音那四囲「う、うん……お布団の中で考えてたんだけど

これも何かの縁かなあって。それに、、」


咲乱るこ「それに……?」




音那四囲「その……昨日話してた、す……な人が



同じ教室に///]





るこ「そ、そうなんだあ!!しいちゃん、顔朝から真っ赤やん?」


音那四囲「だ、だって………。そ、そんなこと言われたらますます><


るこ「でっでっ、どの子なの??ほらほら、ねえねえ。。」


するとしーは、だまって顔をうつぶせ


小さい手の指先を折りたたむようにして、

斜め前の彼を示している。


るこ「あ~~!!な、なるほどねっ(納得)」


そこにいた彼の名前は偶等 寸<ぐら すん>

という名の、黒髪かつ黒縁メガネの似合う、色白の男子である。




るこ「大体、分かった……まだぱっと見だけだけど、

とにかく、待ってても仕方ないんじゃない?? こっちから

、ほら。一歩踏み出さないと……」


音那四囲「えええ~~、そ、そんなの絶対無理にきまってるよ;

第一わたしなんか、何のとりえもないし……それに、」




音那四囲「同じ教室で同じ空気吸えてる、それだけで幸せだから……」


るこ「あ~~、しいちゃんそういうとこあるんだねっ。まあまだ私も来て初日だし

少しづつでいいとおもう^^」




四囲「うっうん………」


するとるこが突然

「グラス越しに、しいだけを見ている………。」と言い出す。


四囲「えっえええええええええええ??」

とっさに反応してしまい大声を出すしい。



先生「~でえあるからしてえ、 ここの英訳はちと難しくなっているが

ここをすんなり訳せるものは~ と……」




「四囲っ、ここを訳してみてくれっ(唐突)」




音那四囲「はっっ、、はいっ!!!!!!大声」









「え、えっと~その………

そ、そこはですね・・・・困惑 メガネが、、宇宙から降ってきて………」


先生「なああにをいっとるんかねえ。。」







一同「わ、笑っちゃいけないけど お、おもしろい・・・笑」



先生「ったく~、仕方ないので偶等。かわりにたのむっ。」






偶等 寸「あっ、はい・・。星々から送られる磁波は、地球に全く関係ないとは

言い切れず~~うんぬん」






先生「、たいしたもんだな……ぐら見事だ」


音那四囲「………さらっと英語が訳せるぐらくん、知的でかっこいい/// 」



るこ「さっきは、ごめんごめん^^; 確かに今のは、きゅんってくるかもねえ~っ」


四囲「もおお。。」




少しほほを膨らませながらふくれっつらをする四囲。





すると、その時まだ授業始まったばかりだったが、


突然「バタン!!!!!!!どさっ。。」


何かが倒れる音がした。








クラスメイトたち「えっ・・・・???

きゃああああああああああああっ!!!」


ふと見るとそこには、偶等 寸が

体調を悪くし床に伏せこんでいた・・・・・。






四囲・るこ「えっ……えええええええええ??!!!

ちょ、大丈夫なの??! 偶等君っっ」


先生「偶等ああああ!!!? おおおい、体調悪かったのか、だれか保健室つれていってあげてくれっ」


さっそく、四囲るこに驚きの展開が。

はてさてまだ始まったばかりというのに先行き不安??!




一体しい&るこはどうする?? そして偶等 寸は……大丈夫なのであろうか??


つづく

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