第24話 仕事

しごとをしたい。


けれど怖くて一歩踏み出せない。

定期的に歌う仕事はしていたとしても、わたしの収入は微々たるものだ。

だから新たに仕事を始めたいと、ずっと思い続けている。けれど踏み出せなくてずっと悩んでいる。


人の目線が怖い、声が怖い、周りに自分がどう見えているのかわからなくて怖い。たくさんの怖いを皆は乗り越えながら毎日仕事をしているんだろうか。


今は在宅ワークができるから、と言われる方が多いけれど就職氷河期でもある。そんな中で、やれることが限られているどころか足を踏み出せない時点でもう自分はダメじゃないかとよく思う。


将来の目標はある。やりたいこと、いきたいばしょ、沢山ある。たすけたいひともいる。なのにそれに繋がる足が踏み出せない。それがつらい。


泣き出しそうになってはいるけれど、いつかこの一歩を踏み出せる日はあるんだろかと、きっと悩む日は続くと思う。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る