応援コメント

第104話 襲撃の気配」への応援コメント

  • 2度目ですよね?。無意味な温情にしか見えない。
    また襲ってくれ、睡眠対策してから襲ってくれと言わんばかり。
    戦う力のない教会員や子どもたちが狙われたり人質になるとは思わないんだろうか。
    官憲に手が及んでて、なんの処罰もされずに解放されるとは思わないんだろうか。

    作者からの返信

     実行犯を捕まえても全滅させても、本来の犯人である依頼者には辿り着けないからです。前回の事案と同様、現状認識は証拠になりません。勿論闇で葬るなんて手段もありますが、領主レベルの暗殺をした場合、かなり色々な影響が出てきます。国にも隣接領地にも領民にも、です。その辺は使徒様が望む事態ではありません。

     また誘拐等で脅迫やゲリラ戦風に弱者狙いをするのも難しいです。使徒様も他の犠牲者が出そうなら現状認識を最大限に使って捜査するでしょう。更に言うと教会員はだいたい施術を使えます。ですので本当に新米以外でしたら下手な犯罪組織員よりも強いです。更に言うと司祭以上ならその気になれば表層思考等を読める人も少なくありません。
     故に脅しになるような体勢を調えるには相当な人員が必要です。それよりは捜査が及びにくい場所で貴族の私兵を使い使徒様等一行を襲った方が楽だったりします。

     結局『国や教団の力が及びにくい場所で暗殺する』以外の方法では難しい状態なんです。ただ自領や仲間の領地内なら多少の兵力を使う事も可能です。そんな訳で……

     という訳で、この辺の話しの流れは次回以降に続きます。
     お読み&コメントいただき、本当にありがとうございました。