第2話 夢か現実

「カイト?……だれ?」

おれは誰か分からなかったでも確かに俺を救ってくれたのは事実だ。

(はぁーーーー!?)

(て、てめぇー、このカイト様を知らねぇーのか!)

内心、こいつまじでやばいと思い俺は何となく合わしていた。

「あたりめぇーだろ!てか、ここどこなんだよ!」

見たことの無い風景、周り人の視線全てがちがっていた。

(ここはなー、ソラージュ王国だ。)

俺は聞いたことのない都市の名前に戸惑っていたするとカイトが口を開いた。

(ぼうず、名前何て言うんだ?)

確かに、自己紹介も何もしていなかった。


………あれ、俺の名前って…


(ぼうず、どうしたんだ?)


俺は頭の中の記憶を全て探ったでも、出てこない。名前どころか、前の暮らし、親の顔すらも、

俺も唖然とした……


(おめぇー、名前ねーんかー。)

(じゃー、俺がこれからお前の親になろう!)


冗談がきつすぎだ、俺は信じもしなかったそうして、笑っていると…


(おまえの名前は、ソラだ!)


え?ガチじゃん…俺の頭のなかは整理ができていなかった。そうして、カイトは俺の手を取って歩き始めていく。

さっきまで居た都会のような風景から一変し急に森林の方に入っていく。

15分くらい歩くと、

(よし、ついたぞ!おれの家だ!)

周りには草原で放牧している牛や鶏、豚までいた。

(ソラー、何してんだ早くはいれー)

カイトの呼び声が聞こえ、俺は足を進める。

すると、カイトはさっきまで歩いていた足を止めた

「カイトどーしたんだ?」

突然、空からペキッという音が聞こえるとカイトはおれの方へ走ってきた。

「どーしたんだよ!?」

カイトは俺を抱えて、距離を取らした。

すると、隕石のような衝撃で地面に何かが落下した

何も理解できなかった。

(ソラ!よーく見とけよ)

といって俺の方を見て少し笑った。

落下した煙の中から影のようなものが見えてきた。

それは悪魔とも天使とも言えないような形だった。

でも、1つ理解はした。

一歩間違えれば死ぬということが……

でも、勝てる見込みは見えて来なかった。

すると、カイトは腰に入れいた剣を取った。

その瞬間、一瞬にして背筋が凍った。

「なんだこれ!?」

カイトの圧だ。ソラは今まで体験したことがなかった同じ人なのにこれ程の殺気を出せる人間をみたことがなかったのだ。


スパッ!


この音が聞こえると圧力が一瞬にして消えた。

何もわからなかった。

まるで、ただ平然と子供がボール遊びをしているように感じた。当たり前のようにヤツを対し、しかも傷1つない。

でも…

ヤツの首は地面に転がり砂ように散っていた。

(ソラ大丈夫か!)

ソラは今までのことが全て理解できた。

「お、おまえ、その力ど、どうやって……」

ソラは認めざる終えなかった。

この国最強の剣士カイトとという男を。

そして、俺がこの男の息子、ソラだということを。

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