あつまれ!キャラクターメイキング部
私からこう言うのも気が引けるが、キャラクターメイキングとは諸々の資料を読み耽り、ソレを頭の中にあるイメージと組み合わせて作るものである。この際、絵が描けないもしくは、描くのが面倒くさいと言う人はアバター生成ソフト(オンラインゲームのアバターも可)に頼ってみるのもいいかもしれない。描ける人であっても、描く手間はなるべく少ない方が望ましいだろう。外見が出来上がったら、次は中身である。
分かりやすくするなら、セオリーに従うのもいいかもしれないが、敢えて外すのもいいだろう。因みに、あまりにもセオリー通りにし過ぎると後々面白味が無くなるので注意。尚、私は中身と外見はギャップが激しく釣り合わないキャラクターを作成することが多い。そうしなければ、余りにも深い話を書くことができないからである。例えば、ライバルキャラを主人公にしたり、一見味方のようなキャラが敵というパターンもありだろう。
別に簡単なプロフィールだけに留めておくのも構わない。その方が後々スターシステムなどで扱いやすくなるからだ。その物語のなかでは余り目立たない端役、もしくはモブのキャラクターだが敵を今のようにした元凶というのを、別の話ではちゃんと趣味があり、好きなものの話をすれば目が輝く、もしくは意外な一面があるという方が私には親しみやすく見える。もっと言ってしまえば、主人公とは誰にするかによって話が大きく変わってくる。尚、老害キャラクターをある程度親しみやすくする、もしくは同情させる方法もない訳ではない。また、ある程度は実話を元にするのもアリだろう。悪役めいた性格の女の子を味方という扱いにし、逆に味方めいた性格の女の子を敵にするという扱いもアリである。
散々書いてきたが、このパターンに当てはまらないものを自分で考えてみても良いと私は考えている。かと言って余り定石に偏り過ぎても味気なくなってしまう。逆に複雑にし過ぎると、読者がついていけなくなってしまう。それも一興ではあるが。
(第二回に続く)
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