第5話 対する気持ちは
いつもの散歩道、チビは相変わらず桜の舞い散る花びらを見つめている。自分とアカネはいつものように会話をしている。
アカネの自分に対する気持ちは怖くて聞けない。いま目の前にいるアカネは自分のことをどう思っているのだろうか?
笑顔のアカネは可愛い、そんなことを言えない自分がどこか情けない。自分はアカネに対してちょっとずつ特別な感情が芽生えつつある。
すると、アカネはチビの頭を撫でて、こう言った。
「チビはカッコよくなったね? 誰に似たんだろうね?」
そう言ってアカネは自分の顔を見つめて笑顔に戻る。自分はドキドキしている。アカネの本当の気持ちはなんだろう?
桜の舞い散る、いつもの散歩道。自分とアカネとチビでまた歩き始める。
続く
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます