第33話 気になる案件

絵美「時代がごっちゃになる……一体どういうことなんや……。ちょっと待って、

まだうちの確認したいこともあるし、一旦整理してみよ?」


シャーベット「そうですねっ、まずマツさんからME5闇夜リュミエール君がこっちに

助っ人でくると。私が、ぼっちだった時 豹変したリュミエール君に襲われたところを

 無二ちゃんに助けてもらって……。」


絵美「そうそう!で……あと確認したいのが、にぇにぇや無二が集めてた<虹の息吹>は確か

全部そろうと 解放されるん違った?」


未愛「その事なんだけどね…、本来良い方に解放されるはず。だったんだけど……まつさん曰く

力の強すぎるものが使うと2重で力を得るらしくて;」


絵美「明らかに無二は力強すぎやな、って事はめっちゃまずい方向に力が働いてるってこと??」


シャーベット「残念ながら……そうですね……。」





一方有愛と紡は……




紡「有愛、実はな……大事な話が合って。無二や未愛が生まれた日、

無二は現代へそして未愛は未来へ、何者かによって転送されたって事

覚えてるよね?その話なんだが……


まだ有愛に言えてなかったことがあるんだ…」


有愛「何ですか…??そんな改まって……」


紡「やはり私たちの子供の事なんで、伝えておくべきだったが

子供が生まれた日……実はな、未愛が未来に転送されていて

パニックになっていたろ? 訳あって<私が>未愛を未来に転送したんだ。

本当にすまない!!!このとおりだっ><」


紡は深々と頭を下げている……。有愛は、驚愕しつつ

ももう少し話を聞きたそうで、


有愛「そ………そんなことが……っ!!でっでも

なんでそんなことする必要があったんですか??大事な私たちの子に……。」


紡「それは……、無二と有愛は生まれたときから

恐ろしいほどの力を持った子で 一緒に二人がいるだけで、世界を壊滅に

至らせる恐れがあり……。片方を違う時代に送らなければ

本当にすべて無になってしまうからだ。致し方なく…私は;;」


有愛「そうだったんですね……でも、それならそうと

私にも一言相談頂ければよかったんじゃ。。」


紡「本当にすまないと思っている、そうしたいのはやまやまだったんだが

有愛が子供が生まれてきた時 おまえが嬉しそうな表情をしていて……。

とても言えなかった……;」



そうしてしばらくした後。





有愛「ゆきちゃんたち~~、一旦おやつでも食べましょう?

下へ降りてらっしゃい??」


未愛「はーーーい、いまいくからーー!」


ゆき「有愛さんもああいってくれてる事だし、一旦全員おりよっか?」


絵美「そやなあっ。リラックスしたらいいアイデア出るかもやし……」




そうして一階に降りてきた時~




TV「ここで今入ってきたばかりの

臨時ニュースを<2つ>お伝えします。これは国いや、世界を揺るがす

とんでもない事態が起こりました・・・」


「なんとっ、普段は間違っても壊れたりしない素材でできている

時代のゲートが何者かにより完全に破壊されたということですっ!」


「一体これからどうなってしまうんでしょうか……

現在、過去、未来をはっきりわけているものがないという事はうんぬん~」


専門家「これは……おそらく非常にまずい事態ですね……。

おそらく今後過去の時代の者、現代の者、そして未来の者が

一緒になる世界が創られようとしているのでは……ごくり。」


絵美「も、もしかしてこれが……さっきマツさんが言ってた事?!

一体何がどうなってるんや…… なんにしても不安しかあらへん;」


シャーベット「確かに、それっぽいですよね…。あっまだニュースの続きがある

みたいですよっ?」


有愛「なんだか最近おかしなことばかり起こってるのねえ~、二つ目のニュースも気になるわ……。」



TV「続けて2つ目のニュースをお伝えします、最近OO地区近辺にて

得体のしれない <人のぬけがら>のようなものが発見され

騒動になっています。。 一体どういうことなんでしょうか?!

取材班は、直撃取材に成功いたしました。


絵美「人のぬけがら……?! どういうことやねん。

脱皮でもするって事なんか……? そんなん人ちゃうやん、、」


シャーベット「そんな事ありえるんでしょうか……、しかも

OO地区ってこの近所ですよ?? 一体これは……」


未愛「最近立て続けに不可思議な事が起こっているわね。。ひょっとして

全部関連しているのかしら、」


絵美「うーーーん、ほんまわからんなあ。」


絵美たちが談義している頃無二たちは、ますます勢力を拡大し

領域を広げていた。




人間達「うわあああああっ、だ、だれか助けてくれ; このままじゃ

この町も、人もすべて終わってしまう…… こんな愛魔に支配されたまま

いられるかあ!」


「うおおおおおおおおっ!!これでもこらえっ 無双剣!!!!こけおどし!!!!!!」


愛魔「ぎゃあああああああああっ; お、おのれええ小僧ごときにい!!!」


人間達「やったっ、、見たかそこの娘っ。いうとうり、愛魔に勝ったぞ???

どうだっ。 約束だ、早く街から出てってくれ!!!」


人間達「われら戦力になるもの以外の、子どもや女性は早くっ早く

避難をっ!! かつ慌てず冷静にお願いしますっ」


子供たち女性「きゃああああああああっ; 戦士さんたちあと

をお願いします><」





無二「私は別に子供たちや女性を傷つける気はないわ…。目的がそもそも違うのよ。それにしても

使えない愛魔……遅すぎる……。それにあなた。剣ってのはねえ、こう使うのよ?」




「パララアイソード、漆黒の極地!!!!!」


すると無二の漆黒のオーラをまとった剣が

人間達を次々襲っていった。


人間達「うわああああああっ、手がっ手が漆黒に染まっていくっ…  ああああああ!!!!」


「ば、ばかなっ………手を出さないって約束……したじゃないか;」





無二「うふふ、そんなこといったかしら……?覚えがないわ。

ねえ?それよりもっと遊びましょうよ~?」





その後順調に大多数の国々は無二の支配下に陥った。


又、過去・現代・未来を行き来している者たちが現世にあふれだし


ナヤンデルタール人 「ヌケガラ。アイツ。ツオイ。タオス。」



ヨイヤ人「ニク、ニク タベル。」 


モンジョー人「ホネ ニク ケモノ オウ。」



未来人「あっれ~~? どうなってるんだ~?!

魔かろんの全自動システムぶっ壊れたのかなあ……」


「それに……いつの時代なんだここは…… あちゃ~~

空間転移装置のシステムエラーでてるじゃん……」



現代人「な、なんだなんだあ?!! 町のいたるとこに

真っ黒い穴があちこち出現して……うわっ……漫画でしかみたことないような

異空間…… 穴の中真っ黒でなんもみえねえ~」


????「いよいよ本格的に始まったようだね……。さあ これからますます

世界がぶっ壊れていくだろう。ここまで来るのに長い時間を要した……くくくっ」


はてさて、今回出てきた????とは一体?! 現世に

過去v現代v未来人が一斉にあふれだし、とんでもないことに?そして

無二の制圧はとめられるのであろうか?


次回をお楽しみに♪

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