第28話 異世界転生した裏黒宇王~~装備品はシュシュとコットン…… 職業はカバン持ち……
絵美、シャーベット絶対絶命!!!と、思われたその時っ
まゆが不敵に笑みながら、二人に手をさしのべようとしていた。
まゆ「………間一髪でしたわねっ。大丈夫ですか??!
お二人っ!さあ私の手を………そしてあの私が創り上げたゲートから
とにかく今は退避を!!!!!」
絵美「た、、たすかた;げっほ、私はいいからまゆさん………
シャーベットちゃんを先にっ」
シャーベット「う………ううっ。」シャーベットはかすかに
まだ息をしていた。
立ち上がるのもやっとの状態で
千鳥足でよろめくように、まゆに導かれるままゲートのほうへ
くぐろうとした瞬間っ。
シャーベット「む……無二ちゃ………た………けなきゃ、」
絵美「な、なにいうてるんやっ;そんな体で、
今はとにかくまゆさんのいうとーりにいったん戻ろ?」
まゆ「ここは、いったん退避が賢明かと………こんな時になんですが
無二ちゃん今止めようがないほどの力を得たようで……。
」
絵美「そ………そんな。。無二は一体どこへ??」
まゆ「詳しいことはあとです!!後で現実世界で落合いましょうっ。」
その瞬間、膨大な数の愛魔や追手が
まゆ、絵美、シャーベットを取り囲んだっ。
愛魔「ききききききっ!!!!!やつら虫の息ですぜ。ここでいいとこどりして
一気に大出世よ☆」
絵美シャーベット「やばいな………やばいですね;これは・・・体が、
もういうこと聞きませんっ、」
まゆ「くっ。。ここは私が食い止めます!!!お二人は早くゲートをっ。急いでっ!!
」
「にしても、この数………あ、あれしか……ないみたいね。。」
愛魔「かかれえええええええっ!!!!!
愛魔異例の大出世魔法、
エクストラサラリーーー薔薇巻き!!!!」
するとおびただしい数の、魔界での金の金棒の入った 給与袋がまゆを襲った。
まゆ「くっ、、………なんて数!!!かんかんかんかんかんかん……まずいわね……。あれを使うしかっ」
絵美シャーベット「ま、まゆさんっ!!!!な、何するき??!」
まゆ「あなたたち、まだいたの!!?? くっ……。もう止めようがな……
最後の大爆円身代わり魔法!!!!! ラスティーーーユ、天への示し!!!!!」
「お二人に会えて、よかった・・・ありがとう。^^」
絵美シャーベット「あかあああああああああんっ………まゆさあああああああんっ」
「どがーーーーーーーーーーーーーんっ!!!」
ぱらぱらぱら………
絵美「うううっ、、そ・・・・そんな。。。うちらの、、ために;」
シャーベット「まゆさあああああああああん;;」
そこにはまゆが、魔法を自動で発動するようにし、
おのれを犠牲にして倒れこんでいた。
そうして最後にまゆの秘密がわかったのだが
実体が、神といっていいほどつくりこまれた
古代のからくり人形であった・・・・・
そうして何が何だかわからない中、どうにかこうにか最後の力を振り絞って
泣きながら
ゲートをくぐりぬけた。
一方、ゆきと無二は………
ゆき「はあっはあ………ぜえぜえ、
なんだか揺れが収まって………急に静かになるときがあるんだけど・・」
アシッドん「ゆきお嬢の気のせいじゃないのか??
ふ………すでに無二様の念願は達せられたも同然のようだな。
これからが正念場か、ゆきお嬢も皮肉にも何もできず
気づいた時にはもうあれだな。。」
ゆき「ど、どういうこと??!無二の念願が達せられたも同然………
それって・・・」
アシッドん「さあな。さあ、どうするゆきお嬢??」
ゆき「………アシッドんさん!!何か知ってるんでしょ本当は??全部言ってよ><」
アシッドん「まあ、待てゆきお嬢。もうまもなく無二様より連絡がくるはず、」
ゆき「無二いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!!!
聞こえてるんでしょ!!!!!! かけがえないほど大好きな無二っーーーーー!!!!!」
そして無二は、
無二「ふはははははっ、さてもうまもなく
まもなくだっ!!!!
やつのところに到着する………もうすぐだっもうすぐでっ……」
無二「?!」
「ああああああああああああああああっ、な、ばか……なっ……
体が熱……ゆ………き、
完璧に封じ込め………はずっ;」
すると、無二の胃のあたりから光が一斉に漏れ出し、
そのまばゆい光の中 ゆきが目の前に現れた。
ゆき「…………はあっ、はあはあっ、む、に………。やっとっ」
その同時刻
裏黒宇王「なかなかわが新しき城も、落ち着いてきたところだな。これより
ますます人間界を支配しにいかねば………みなのもの、忙しくなるぞ!!」
愛魔たち「はっ!!!もちろんでございますっ、さすがは裏黒宇王様っ
事は思惑どおりに進んでおりますっ。今後益々裏黒宇王様の領域を
広げられましょうぞっ」
裏黒宇王「ふははははっ、なかなか口の達者なやつだ。愛魔だろうが黒宇王だろうが
わしは関係なく出世の道を与えようぞ!!それにしても………
最近全く、一切黒宇王たちの姿を見なくなったんだが。なぜだ??」
愛魔「そ、そのことなんですが………
非常に申し上げにくいのですが;黒宇王様たちは、ぜ………」
裏黒宇王「ぜ。?」
愛魔「ぜんめ………」
裏黒宇王がその瞬間容赦なく、愛魔を地下5000mまで落とし込んだ!!!!!
愛魔「ききいいいいいいいいい、裏黒宇様ああああ、」
その光景を一部始終見ていた愛魔
「ひいいいいい 裏黒宇王様、その者がなにか粗相を??!」
裏黒宇王「いや………?ただ、わしに嫌なニュースを持ってこようとしただけだ。」
それを聞き、一同青ざめ裏黒宇王の容赦なき一面を垣間見たのであった。
また無二とゆきがとうとう、奇跡的に対峙。
ゆき「はあっはあはあ、はあ……やっと出れた、無二!!!!」
ゆき「無二………その姿本当に・・・あなたなの?? っあたしの
手先や、ひざ、全身が震えてとまらない……まさか あたし 恐怖を感じているっていうの??」
無二「ゆ、ゆき……。まさか出てくるとは。。もう、もう少しなのにっ。邪魔、邪魔しないでっ」
無二「それに、今までどこにいたのかもわかっているのか?」
ゆき「そのことについては私も疑問だった。一体私がいた場所って?アシッドんさんは何もいってくれなかったし」
無二「アシッドん、あいつ何してるんだ………怒 お前はいままで私の
胃の中にいた。そう、ゆきは私だけのものだ、ほかの誰のものでもなく」
ゆき「………え?ええええっ?! ゆき内心:これほどまでに無二独占欲が強かったなんて………」
無二「驚くことはない、未来の魔界では魔力の強いものはみな、胃の中にスライムを飼っている………」
ゆき「う、うそでしょ??! あのじゅーじゅーきこえてたのは………酸ってこと、?だったら
あたしはなぜ溶けなかったの?」
無二「内側部分だけが、酸に保護された
いわば4LDKの物件になっているからだ。ゆきは、特別だ……。」
ゆき「こんな時に、ふざけてるの??それとも………本当に。。
し……信じられない……」
ゆき「それにその姿、一体どうしたの?それに、まだ短いかもしれないけれど
大切な想い出思い出して!!!!
私がどんだけ無二のことを・・・そのつけてくれてる
ブレスレッドが何よりの証じゃないっ」
無二「ふん。なぜこの姿に………。それは……戦えば嫌でも理解できるさ。
ブレスレッド?これのことか……。急務すぎて外すのを忘れた。そうだいいことを教えてやろう、どうして
こんなにべらべら情報を話すと思う?」
そういいつつ
無二はブレスレッドを外し投げ捨てた。
ゆき「ひどい;どうしてこんなことするのっ、」
無二「それは………ここで終わるからだ!!!!
といってもライフに影響が出るほどきづつけるつもりはないがな・・」
ゆき「終わる?そんな事させるわけないっ。くっでも……私無二とは‥戦いたくない;けど・・けど
仕方ないのかな……」
はてさて、2重で真の秘めたる魔力を全開放し 前とはまるで別人のようなおそるべき力を
得た無二!!! 雪は一体どう出る??一方、かなしみのラストに衝撃的な事実まで知った絵美、シャーベットたち。
彼女たちのゆくすえは?? 次回もお楽しみにっ!!
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