第25話 秘密と書いてパンドラボックス
未愛「どうやら………この積んであるのは。。
魔力を吸い取られた人の成れの果てみたいね……一体どうしてこんなことに?
ぞっとするわ;
さっきのおねーさんといい、この方たちといい……なにか、よからぬことが
既に起こっているのかも」
絵美「なんやしかも物陰や、こういうめだたへん道にあるってのもひっかかるよな……」
絵美「うち、幸せな国、理想の国ってなんやろって
頭をよぎった……。とにかく、今はもう少し調査したいとこやけど
その前に……
おいしーーーごはんがうちをまっている!!!!」
シャーベット「え?^^; え、えみちゃん汗 よくこの成れの果てみたあとで
食欲わくねっ。ある意味すごい………」
絵美「いやでもほんま腹が減ってはなんとやらやん??って
シャーベットちゃんあまり知らへんかあっ」
シャーベット「と、とにかくそうですねっ。とりあえずご飯行きましょうかっ」
そういうと一行はおなかを満たすため、食事処に向かった。
絵美「うわああああああ、こんっなにぜいたくな食事あれも、これも
ぜえええんぶ無料やてっ。信じられへん、うちおなかぺこぺこやしっ」
シャーベット「ほんとですねっ、こんなロブスターまでただなんて。。」
店員「虹色大陸名物、アーチドリームはいらんかねえーー??
栄養満点、女性にとってはお肌すべすべになれるよお。
しかも店内のどの料理も無料で、お召し上がりいただけます♡」
絵美「ま、まじかー!!アーチドリーム20個くださいっ、それにこれも、あとあれとこれも、おみあげもつけてほしいっ」
店員「かしこまりっ!!お連れの方もご注文お願いします♡」
その後
店を満足げに出た絵美たち一行~~
絵美「いやあああっ、うちこの店最高ー!!アーチドリームうますぎてやばいわあ。
虹色大陸まさしく夢みたいな国やわあっ。まじ気にいってんけどっ」
シャーベット「もう、絵美ちゃんたら、
はしゃぎすぎだよお笑 おみあげまでもらっちゃって……そういえば次の黒宇王どんな人?かしら。一向に正体あらわさないし、気になっちゃって」
未愛「確かに、やつらの情報は私も知らなくて………。
あと1体よね。もう一つ、これは個人的なことになるんだけど、
私の右腕にも無二と同じ逆時計盤の紋章があってねっ、
生まれつきなんだけど、まだまだわからないことが多いの。
」
絵美「うーーーん、そやなあ・・言われてみれば双子で紋章がついてるのは何か理由があるとおもうんだけど、うちにもさっぱりわからんなあ。」
その時、路上の死角になっている小道のほうで、
がりがりになった女性が地上へと上がってきた。
「ぎいいい、たったす・・・け、、」
絵美「ま、また?!!おねーーーさんっこんなに
痩せこけてどうしてん??なにがあった?」
そのがりがりの女性は細々と話だし、
「う………あ、わたし・・
シュールといいます、
詳しく言えませんが
あるものをみてしま………て、
やつらにきづか……ごっふぉごっふぉ、はあっはあっはあっ……」
シャーベット「大丈夫ですか??シュールさんっ、見る限りその階段から上がってきたようですが、」
みあ「ひょっとして地下に何か………ある??」
絵美「無理しないで、シュールさんっ!!うちらが調べてくるから、
この日陰で休んでてっ」
シュール「ちーーーさなお嬢さんたち………ありがとう。でも
くれぐれも、気をつけ………ごっほごっほ、」
絵美たち一行が、地下へと通じる階段をかけおりたのを確認した
その10分後・・・・・
シュール「…………ええっ、はい。ちーさな姿ではありますが魔力の塊たちが、座標X地点を現在降りました。ええっ、またご報告を。」
絵美「さっきの、シュールさんだっけ
大丈夫なんかいな。心配なんやけど………」
みあ「ええ、少し気がかりだよね。あんながりがりになってたし、
ますますこの国が何企んでるのか気になるわ。」
シャーベット「ですねっ、今はとにかく先をいそぎましょう!!
それにしても長い螺旋階段………どこまでつづいてるのかしら、」
その後およそ30分も螺旋階段を降り、ようやく
最下層にたどりついた。
絵美「はあ、はあ………はあっどんだけ長い階段やねん、
って、な……なんなんこれは??!!!」
未愛「ものすごく巨大な水槽の中にいくつもの魔力を感じるわ。」
研究員「よし、膨大な魔力がわれらの手に集まってきたな。
よし、それはそこへ運べ!!一滴たりとものがすなよっ」
研究員B「そうだっ黒宇王様のご指示どうりに行動しろっ。
我らが世界を助けているのだからな!!!」
絵美「こいつらが世界を助けている??
どういうこっちゃ。しかも黒宇王が一枚かんでいるのか、」
シャーベット「やはりほぼ悪事をしていることは間違いないようですわね………」
絵美「よっしゃ、さっそくこいつらぶっとばし・・・」
未愛「待って!!もう少し様子を見ましょうっ。ここは気づかれないように慎重に行動すべきかと、」
絵美「それも、そやなっ。さて……どうするか、
やつらこの集めた魔力をどうする気なんだろう??
」
シャーベット「それも気になりますね、しっ誰かきます。」
研究員男性「げっへっへ、こりゃいいビジネスだぜ。
魔力を世界や裏黒宇王様、無二様に売るだけで
たんまり儲かるなんてよお。というか俺らは
世界の経済に大きく貢献してるよな、なにせ
この世界のお金の8割占めているんだから・・」
研究員女性「そうねっ、きっと黒宇王さまもお喜びのはず。
もっと、あの国の連中から魔力をしぼりとらなきゃね。ふふっ、
まああの国の人たちはそんなこと思いもしてないでしょうけど」
絵美「あ、あいつらあああ怒
な………なんて最低なやつらなんだ、もしかしてその売ったお金が回りに回ってあの国が繁盛してるんじゃないだろなああ」
シャーベット「絵美ちゃん、抑えて抑えてっ!!きづかれちゃうよっ。。」
すると突然大音量のアナウンス~ラップ調~が耳に入った。
今宵も♪だんしんだんしん☆
ちいさなちーーーさなイツワリ姿、そういつまで居座る、
面白い逸話、ルンルンルンルンっ
ああ魔力ほーーーきゅうーーーーyes
ほっきゅ!
そうレッツゴー魔力の、み・な・も・と♪
どこから?ここから、からっからの魔力♪
魔力の、ブロック!yes君をロックーーーー
いぇえ。
未愛「ば………ばれてるうーーー!!!!;」
シャーベット「………ですね、」
絵美「らっぷはともかく………
こりゃ、盛大なおもてなしやな………。また完全に囲まれとる、
なんか特別サービスでもしてくれるんかな??」
研究員男性「ごにょごにょ・・・ええっまだボスには
ちーーさなお客さんの実態伝えてない??ボス以外にはつたえたんだよなあ??」
研究員女性「申し訳ございません……!なかなかボスに言いそびれてしまいまして;」
研究員男性「君たちなあ……、ちょっとこっちにこい!!!バツとして魔力を吸い取らせてもらうっ」
研究員男性&女性「いやあ、それだけはご勘弁をっ!!!はなして;
どうかお許しを;;」
すべりゆく愛の黒宇王
「特別サービスう??!と聞いて、あたくし登場。
そう、この世は美を求めているの、そう!!女性ホルモンは大事よ。
そして魔力はビジネス!!」
絵美「うわあ、ついにおでましかあ。
あんたかあ!!!おばはんっ、国民たちをあんな姿にして
しかも魔力をお金にしとるやつは怒
あんなん幸せでもなんでもないゆうねんっ!!」
すべりゆく愛の黒宇王
「おば、お………おばさん!!?失礼ねっ
まだぴっちぴっちぴっちの524歳よっ。
まあ、いいわ。あなたたちの魔力を
存分に吸い取ったあげく干物にでもしちゃうんだから!」
シャーベット「ひんやり女を、干物女に………なんてされたらたまりません!!」
みあ「シャーベットちゃん独特のギャグ?って今それどころじゃないわね、」
すべ愛黒宇王「残念だけど、私ら側にもあまり時間はないの。
特に、今回用があるのはそこの関西弁娘でもなく、渾身のギャグがすべった娘でもなく・・
そう!!!あなたよっ、滑った子につっこんだあなたざんす。」
みあ「わ、わたし??!な、なんでまた………」
すべりゆく愛の黒宇王
「詳しいことはわからないざんすが、無二様ご指名の
超重要任務、
あたくしだって昇進がかかってるざんすのよ!!」
にぇにぇ「んああ~~。よく寝たにぇえ。さっきから
ざんすざんすうるさいにぇえ、
いつの間におてんば娘おばさんになったにぇ??」
絵美「誰がおばはんやねんっ!!こんなのと一緒にせんといてえやっ……へんてこおお。
それよりっ、ゆきや国民たちをどこへやった??」
すべりゆく愛の黒宇王
「ふん。知っていたとしてもあーーたがたが知る権利はないざましょ。
なぜなら。ここで終わりなのですから。おーーーっほっほっほ!!
おしゃべりはここまでざんす。ではさっそく、、」
みあ「全員きをつけてっ、おほほおばさん……みかけによらず莫大な魔力を隠し持っていますっ!!」
すべりゆく愛の黒宇王
「過剰加湿剣!!!!保和保和ほ・わ・ほ・わ!!!!」
絵美「きいいいいいいいんっ、かんかんかんかんっ「剣のはじく音」
な、なんやこの剣、剣が加湿されすぎてふにゃふにゃに………」
みあ「えみちゃんっ!!!大丈夫??うう……空気一体が加湿されすぎて
霧みたいな煙が……何も見えない汗」
シャーベット「絵美ちゃん、みあちゃん、少しひんやりさせます!!
空間ツララ魔法!!!広範囲除湿スコール!!!!」
みあ「煙が消えていく………っ、黒宇王はどこへ??」
すべ愛黒宇王
「やるわねっ、これならどうかしら??エイジング加速魔法、
アージュマジック!!!」
絵美「なっ………えっえええうちらのからだが・・・からだが、
」
みあ「うわあああ、体がもとにもどっていく!!」
シャーベット「ぐんぐん成長して………以前の私たちに、」
すべ愛黒宇王
「くっ本来もっと老化させる魔法なのに……?!もともと幼く変化してたのざます??!
ならば・・・・」
「そこの関西弁娘、あーーーたまるで男みたいな口調ざんすねっ。
お仲間もこんながさつな役立たずとよく付き合っているもんざんす。
周りに気を使わせてるのがまだわからないざんすか??」
絵美「……くっ地味に精神的攻撃のほうしてきよった……否定はできひん、うちこんなんやし・・・
けど、こっちからもいくでええ、にぇにぇ反撃開始やっ!!!
するといつものように笛で音楽を奏で、絵美の前世クマムシを呼び出したっ!!」
クマムシ「ぼくは邪悪な熟女は苦手クマが、ご主人様のためにおまもりするくまああ♪」
みあシャーベット「絵美ちゃんっ、敵の言うことだから!!気にしないでっ
絵美ちゃんはとっても素敵で、やさしくて私たちにとって大事な大事な仲間なんだからねっ!!
くまちゃん、おねがいっ!!」
にぇにぇ「にぇにぇもサポートするにぇっ!!」
にぇにぇ「高速真空剣パララアイソードっ!!!」
すべ愛黒宇王
「かんかんかんかんかんっ、かんっかん、きんきんきんっ!!!!
な、かなりの手練れねっ………。裏切りペットのくせにっ」
にぇにぇ「じゃじゃ馬娘はたしかにどーーしよーーもないやつにぇけど、
じゃじゃ馬娘を馬鹿にしていいのは僕だけにぇ!!!怒」
すべ愛黒宇王
「なっ……… こんなペットごときにどこに、こんな力が………くっ、、」
みあ「一つだけ問うけど、無二が欲してるのが私なの??幹部ならなにか知ってるんじゃないの?」
すべ愛黒宇王「ふ………どのみちあーーたたちはここが終着駅ざますから、教えてあげるざんすざます。
無二様の右腕の逆時計の文字盤とあーーたで本来一つ。無二様いわく
最後の@@らしいざます。
その意味がおわかりになりまして??伏字はあたくしにも
わからないざますが、もはやあーーた達の知っている無二様ではないざんす。」
みあ「無二と、私……で一つ……」
すべ愛黒宇王「さあ、愛すべきわが愛魔たちっ この魔力の塊たちをとりおさえちゃってちょうだい!!!」
愛魔「げっへっへっへっへえ、黒宇王さまに逆らうとどうなるか思いしらせてやりますっ。」
絵美「な、、なんて数の愛魔たち……。 くそっ、四方八方囲まれて、どうすればいいんや??!」
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