第19話 危険な香りのお誘い? @@@@が巻き起こす衝撃の行動!!!

す魔ほ歩きの少女

「るんるんるん♪ええ、そうなんだあっ………それは初耳、あの子が彼の事好きって知らなかったなあ……」

そう言いつつエレベーターに乗った少女。


愛魔「げっへっへ、、これより第4異世界

地下964階に参りまあす」


す魔ほ歩きの少女

「ちょっとまたゲームしよ♪あのゲームつづきどうなったんだろお、あ、そうそう前回ここからっ」


愛魔:小声「第4異世界地下964階 到着しましたあ。」


す魔ほ歩き少女

「ううん、なんでだろちょっと電波半分くらい?


まあ、いいっかあ……」





するとその時愛魔が天井に逆さになり、彼女を襲いにかかった。

す魔ほ歩きの少女

「今、画面黒くなったとき、

化け物が写ったような…………えっ??!てかここどこっっ???


きゃあああああああああああああああっ!!!!」




その翌日~~


ゆきと絵美はいつものように、学園に登校したのだが

案の定無二の姿はなく担魔からも 今日も無二は欠席ということをつげられた。


担魔「ええ、みなに注意喚起なんだが………最近スマホ歩きしてる子らをターゲットに?

生徒や女性が次々どこかへ消え去っているらしい……

何者の仕業かわからないが十分気を付けるように!!」


ゆき「そんなことが起こってるんだあ………なんだかひっかかる案件かも……」



ゆき「……無二。。大丈夫……あの子なら、きっ……きっと。」そう言いながら拳をぎゅっと握りしめた。

絵美もいつになくとても心配そうな表情を浮かべている。




絵美「ゆき?大丈夫………?さっきからなんだか顔色よくないし

落ち着かないよっ。あの子は、もおお………しゃあーーないやっちゃなあ。


うちがおるからっ。なんかあってもうちがゆきにはついてる!!大丈夫」


すると………休憩時間にマツから通信棒に着信があり、


マツ「もしもし、ゆきかい?ひさしく連絡できてなく悪いね……それに今学校だろう。。大丈夫かい?」


実はな……手短に話すと

昨夜とんでもない事が起こってしまった……。

ゆきにとっては非常にきつい話だが落ち着いて聞いてくれ。


昨晩ME5のまほって子が……その、無二に捕えられたようだ………。

詳しい事は調査中だ、何か分かり次第また連絡する」



「ゆきたちも十分に注意してくれっ!!」


ゆき「??ま、まほさんが!?

そ、そんな……なんで無二が………。」


絵美「な、なんやてっ!!!冗談だろ……ちょっと落ち着こ。」


すううううはああああ。大きく深呼吸する絵美。


一方、学園内職魔会議では………

学園長「これはまた、

一刻を争う事態になりましたな……。

どういう訳かいなくなった生徒に共通するのは

スマホ歩きをしている最中だったらしいじゃないですかっ!



なお、ME5のまほも、消息不明というただならぬ事態のようですし………」


担魔「ええっ……わかっております、その件に関しては 至急原因究明ならびに捜捜隊に救助を頼んだところですので……」




すると2日後に、ゆきたちのもとへ一通の手紙が届く。

手紙:拝啓ゆき様

ご機嫌いかがでしょうか?この度は、あなたが大好きで、崇拝する、まほを拘束させて頂きました。

返して欲しければ、ゆき一人でトランポリン橋に来い。


決して他に誰もつれてくるな。さもなければ

まほがどうなるか、想像してみるといいわ。


無二より。



その手紙を受け取ったゆき絵美、シャーベット未愛は……


ゆき「こ、こんなお手紙があたしん家のポストに……」

「どうしよう、どうしよお!!まほさんがっ;このままじゃ危ないよ……」


絵美「落ち着いて、ゆきっ。一人でトランポリン橋に来いって絶対こんなん罠やんっ!!どうするん、ほんまに……行かなかったらまほさん危ないし、行ったらゆきが危ない目にっ!!」


シャーベット「そうですよっ!!こんなの間違いなく罠に決まってますっ。困りましたね……

それに一人でなんて危険すぎまますよっ……


よりによってゆきちゃんの大好きなまほさんを……」


未愛「これは……ちとまずいことになったね……。一体どうすれば、第一敵の戦力もそうだし


どれくらいいるかも未知数なんて、」




ゆき「………。あたし、やっぱりマホさん助けに行きたい!!怖いのは確かだけど、それに無二ともちゃんと話がしたい!!」


絵美「ゆきがそういうなら……てか、一旦言いだしたら聞かないからなあ。

そうする他ないんかなあっ」


シャーベット「それと……ゆきちゃん……あんまり無二ちゃんの前で

まほさんが大好きと言わない方が身のためだと思いますよ?気持ちは分かるんですが・・」



みあ「そうね……。今のあの子刺激したら、何しでかすかわかったもんじゃない;

今の所考えてもそれしかなさそうですね、残念ながら…。


ちなみにトランポリン橋。聞いたことがあります、確かツララ村から馬があるとかで……。」




ゆき「色々ありがとう……心配かけるけど、私一人で行ってくるよ。無二のこと、助けてあげたいしっ…。」


絵美「そっか。じゃあ……気を付けていくしかないね。。うちらは信じることしかできひんけど;

万一なにかあったら即連絡してなっ!!」


シャーベット「ご武運をお祈りしております……。とても心配ですが・・私たちにできることがあればいつでもいってね?」


未愛「今回ばかりは、一緒に行ってあげるわけにいかないのかも……本当心配なのでたよりを送ってねっ?」


そう伝えられると、ゆきは早速準備しマツさんの助けにより、まずツララ村へと向かった。


ツララ村村長「あああ、あなた様は以前この村を助けて頂いた女神!!その節は、大変お世話になりました。もうすでに歓迎の準備はできておりますぞよ!」




ゆき「こ、こんにちは!女神だなんて、そんなそんなっっ…。


村長さん、あのねちょっと時間がなくて、申し訳ないんですが

。早速なんですがこの間話にあった、ジプシーバナーというお馬さんを

ここに1頭お願いしたいのですが……」


村長「なるほどですな!なにやら急ぎのようで……早速ジプシーバナーをここにつれてまいりますじゃ。」


10分後に、ここへとてもふわふわ、もふもふしたジプシーが連れてこられた。

ゆき「ありがとう!!!!村長さんっ この御礼はかならずっ・・助かりますっ!!


ところで、早速なんですがお友達がトランポリン橋で待ってるらしくて……。

どういけばいいでしょうか??」


村長「なんのなんのっ☆トランポリン橋、本気でいくおつもりですかな??その馬にのり、このつらら村から東へ東を進んで下され。道は険しく崖きわっきわの道が続くので充分お気をつけて……。」


ゆき「わかりましたっ!!!本当にありがとうっ♪

帰ってきたらまたお声かけさせてもらいますねっ!」


村長「本当に気を付けての、あの場所は………あっ」



ゆきは村長が何か言おうとする瞬間 既に立ち去っていた。


村長「何も、なければ………良いが。。」





同時刻

魔物界裏黒宇王のいる一室


裏黒宇王「きたようだな、、通せ。」


愛魔たち「はっ!!!!!」



裏黒宇王「我は裏黒宇王。今回こちらとしても極めて

信じがたいのだが、


本当にうぬは、わしらと契約を交わすというのか?

最初に言っておくが裏切りは断じて許さんぞ………。特にうぬのようなものはな・・・・・」




@@@@@「はい、、もちろんでございます!!

私は本来魔物界と契約を交わしたく人間界に

忍び込んでおりました。裏黒宇王さまの都合のいいように私をご利用なさって結構です……。」



裏黒宇王「どこまで本気かわからぬが……。まずは試用期間だ。その間に妙な真似してみろ、即刻全黒宇王から狙われるぞ。それでもいいなら、ここに署名を・・・」


@@@@@「御意。」





愛魔「裏黒宇王様。少しお耳を拝借……」


裏黒宇王「そうか、結構な数をとらえたようだな、これは利用価値がありそうだ。っくくく・・・」





ゆき「結構この山道が、険しいわね……ひゃああすれっすれの崖じゃない・・・

うううぞっとするほど高いんだけど、そうもいってられない……」


ゆき「そろそろ、着くはずなんだけど。あっ、立札に何か書いてあるっ。」



すると立札に、おまつり川&トランポリン橋と記されていた。




ゆき「トランポリン橋って………そういう意味??!!!

めっちゃぎっしぎし、ロープがきしんでる上に、待って。この地面トランポリンで出来てる;

こんな橋作ったの誰なん、怖すぎでしょ??」



だが、この時ゆきはおまつり川の、おの字の下にまだ紙が貼ってあることを見逃していた。そう、その下の

文字は、「ち」であることを………。




無二「ゆき………。とうとうやってきたわね。さあて、もう出てきていいわよっ。雪にごあいさつしなきゃ、ねえ?」


まほ「新参者とでもいうべきかしら?!お久しぶりというべきかしらね、ゆきちゃん。」

ついにトランポリン橋までやってきた、ゆき。


ゆき「ッ無二、、!!? それにま、まほさん………赤面 けど かすかにどこか様子が違う??!」

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