第15話 超絶レア物件??!! 迫りくる、ゆきたちと因縁の再会!!
謎の生物「ヒっシャッシャーーーーーー!!!!」
絵美「なんやなんやっ、またけったいなんでてきよったで……めっちゃ怖いねんけど……」
ゆき「お、おば、おばけ??!それとも………」
シャーベット「一体、全体どうなってるの??」
すると、向かって西側にあるピラミッド型マンションの住人、
空想上の生物とされている、麒麟「黒色」が顔を出し
こっちに向かってきた。
麒麟「黒色」
「どっかで、みたとおもっていたら、わたしらんとこの同じ住人キリンか?!
ここ数日見ないと思っていたら……まさかこんな姿になり戻ってくるとは……
みな、聞いてくれ……麒麟や聖獣たちの約半数が帰っておらん……心当たりないか?それに、もう半身は最近失踪した、ツララ村の娘ルルじゃないのか?!」
きるる「た、助けて………体が……おかしい……ひっしゃっっしゃーーー」
ゆき「だ、だいじょうぶ?!一体なんでこんな事に……なにがあったの??」
無二「わたしたちでよかったら、はなしてみてくれる?」
きるる「実は2日ほど前の夜……そこのDNA研究施設に連れて行かれ、あやしげな実験を何度も繰り返されて、架空上の生物がここにいるのを魔物達に知られ……
聖獣や伝説の生物、魔獣と村人たちの遺伝子を組み合わせたらどうなるか……っていうひどい実験をされてたの;
わたし……ぼろぼろになりながら、何とか逃げることに成功したんだけれど…こんな姿で;しゃっしゃあーーー」
シャーベット「そんなひどいことが……許せない。。絶対に、」
絵美「なんやねんその話……はらたつわああ!!どこのどいつや、そんなとんでもない事するのはっ怒」
ゆき「きるるちゃんかな、ごめんねっ……今すぐに戻して上げる事はむずかしいかもだけれど;残りの人達も解放してあげるからねっ!!」
村長「まさかそんな事態になっとるとは……村の代表としても許しがたき事態……娘さんがた……どうかお願いですっ
原因を調べてきてはくださらぬか……わしも参加したいのはやまやま、この老体で・・」
ゆき「任せてください!!!私も、内心穏やかじゃないですので!こんなこと許されていいはずがない・・」
村長「ありがとうございますだ……お礼といっちゃなんですが、フルーツ半切型のマンションかピラミッド型マンションお好きな部屋に泊まって下され。夜まで、しばしご休息を。どうかおきをつけて!!!」
無二「ありがたいわね……村長さんのご厚意に甘えていいですかね。。」
シャーベット「スパシーバ☆嬉しいですねっ!!休息させていただきましょうっ」
絵美「じゃあ、今晩ゆっくりさせてもらおうかな……焦る気持ちはあるけど、」
ゆき「村長さんありがとうございます!!それにしても、あたしこのストロベリー半切りホテルきにいったよお。細部まで凝っててかっわいい!!!」
シャーベット「はいっ!ベッド何でできてるのかな?ぽよよんぽよよんしてるよお。
私はメロン半切りホテルがスキですが、ピラミッド型ホテルもクールでかつセンス抜群ですよっ!」
絵美「くううううう、めっちゃいいやないかっ。うちこっちのピラミッド型ホテルにきいめたっ。」
無二「私はどちらかいうと、こっちのピラミッド型かなっ☆クールで、きらびやか。そして見てこの座椅子、王の座みたい……」
ゆき「村長さんからの伝言で、出発する時は表にキャピバラ ボワチュール
ボワチュールはフランス語で、<車>の意。
「略してキャピボワ」が止めてあるから、自由につかっていい」って♪♪
数時間後~~
ゆきたち一行は0時きっかりに、キャピボワに乗って続々と出発した。
絵美「一体……何が待ち構えてるんやろな……こんな深夜に本当は出歩くのやばいんやけどこういう時はしゃあないね……みな気を付けて!!」
シャーベット「はいっ!!にしてもこのきゃぴぼわが、かわいいっ。。ここまでかわいい乗り物があったんですねっ><」
ゆき「本当だねっ、それにこの子ひとなつっこおい♪
さっきからなんだか、霧が深くなってきたような……うううさむい;
あっ!!!見て、あそこに光が見えるよっ」
無二「ほんとだっ、こんな霧ばっかりのとこなのに……いってみようっ」
すると
明かりの見える建造物に近づいてきた途端、またもや異様な鳴き声と共に
考えられないような生物が姿を現したっ。
?????「ぐぎぎぎぎ、ぐぎぎぎぎっ………
ぐるるるるる。。」
その姿は、見るからに雪男の毛皮に青竜の両腕、両足、玄武の尻尾、またもや少女るしゅが合わさったようでおぞましいものであった。
シャーベット「きゃああああああああああっ、むりむりむりむりっ、何も見たくない;」
ゆき「ま、まって………いやああああああああああああっ。な、なんなの一体……やっぱり怖すぎる;;」
またその頃、その周辺から幻聴なのか、はたまた
本当に鳴いているのかにぇにぇの鳴き声が無二には聞こえた。
「もう無理にぇにぇえーーーーーーー!!!!
どうなってるにぇにぇえーーーーーー!!!!;;」
無二「……今のは、にぇにぇ、??空耳かしら。。」
絵美「これは、はよせんと村人達や失踪した聖獣たちとかやばいんちゃうん……今のうちにもきこえてんけどあの腹立つ鳴き声はあいつっぽいな……」
シャーベット「さっきから異常事態ばっかり……いろいろ心配になります;」
ゆき「ねえ、ねえ……あなた村の子??
あたしは、ゆき。大体察しがついてきたけどあなたもこんなひどい目に??」
るしゅ「ぐるるるるる……げほげほ、は……はいっ;体がいうことをきかない、
詳しい事は施設に行けばわかりま、すがぐおおおおおおおおおおおおんっ「咆哮」
私は散々な事をされたあげく、消耗品かのように捨てられました;旅の、お方・・どうかお気をつけ……」
ゆき「大丈夫、??なんてことを……こんなの人のすることじゃないよ……早く原因つきとめなきゃ……必ず助けるからねっ!!」
絵美「この子も心配やし、はよ急ごう!!やばそうや、なんか……」
そういいつつ、一行は光のさす方へと歩み出した。
その頃、ムミは・・・
ムミ「それにしてもなかなか、至高の一品を手に入れたものよ。わらわが娘の過去をみていたが前世や来世も呼び出せるようだ。。
くっく、それにあのゆきとかいう娘……ふっ、なんでも裏黒の尻尾を持っているようではないか。それがこちらに向かってきておる、なんという好都合な……」
また別の部屋にいた裏黒宇王たちは
裏黒宇王「先日世話になった、あの娘らがもうすぐここへ到着するようだな。客人を出迎えにいってこなければ。
ムミをここへ呼べ!!!わしもある事を伝えるため、直々にそこへいく。それをあやつらに伝えればさぞ、喜ぶことだろう…… さて、どうなるか見ものだな……」
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