第13話 心友。そして大ピンチの結末




「どごーーーーーーーんっ!!!」



という爆音が鳴り響く




無三「あら、そろそろお目覚めのようね………ふふっ。」




絵美「なんやっなんやっ、ものすごい音したでっ。にぇにぇっ

ゆき回復したって!早く!!!」


にぇにぇ「わかったにぇっ!!新治癒魔、ゆりかごの調べ!!!!」



するとゆきの体が、やわらかい愛に満ちたオーラに包まれていく………



シャーベット「今の地響きは一体……??」


無二「な……なにがおこっているの??それにムミは、私と同じ匂いがする……」




絵美「笛吹いて前世呼び出したいけど……こいつ

待ってくれなそう……無二っ時間かせいでくれるか??」


無二「う、うんっ!!!」


ムミ「我が、時間稼ぎなどさせるとおもうか??」




シャーベットは呆然と見る事しかできず、体を縮めている。




ムミ「さあ、これでしまいにしてやる。

終局のワルツ!!!!火炎爆終打ち!!!!」



無二「……私のゆきを、こんな目にあわせたこと。絶対に、絶対に許さない……」



無二「くっっ!!!さっきより、速度上がっている……だが」




片腕に熱を帯びた瞬間、無二の右腕、逆時計の紋章が光を帯び辺り腕を包み込んだ。



無二「その償い、身をもってしるがいい………

真空魔、断極炎連鎖切り!!!!!!」





ムミ「な、なんだとっ………ば、ばかなっ!!!!この小娘ごときにい!!!!!」


そう言い放つと、無三の半身の4分の1が炎と特殊な真空に包まれ

消え去った。



ムミ「くっ……だが、すでにあの御仁も目覚め。一旦ここは引くとしよう。」


「そうだ、いい土産を思いついた……ふふ。。そこの笛を持っている少女よ!!!!!」



そう大声で叫んだかと思うと一瞬にして目の前に現れ、


足の横にかけてあった笛と、にぇにぇを奪い去った。


絵美「っ何するんや!!それうちの大事な笛っっ、それにばかヘンテコつれてくなや!!


返せやっ古代ガールっ!!まあうちが怖すぎて、近づきもできひんだろけどなあっ」



ムミ「ふっ、そんな挑発にのるとおもったか。おまえたちは……もうすでに起こしてはならぬものを目覚めさせてしまった……ふふ」




「この、希少な笛とにぇにぇをかえしてほしくば夜更けに、

氷柱霧の谷「つらら霧の谷の底」までこい!!!」



そう語りながら、まほの体からムミが出て行き

まほは気絶したまま倒れこんだ。





絵美「ばかへんてこおおーーーーー!!!!!!」





絵美「くっ……全部 

うちの、うちのせいや………」


ゆき「うっ………、うう」




無二「ゆき……??、よよかった!!!!

ワタシ、ワタシ……ごめんねえ;;」


ゆき「む、無二っ…元どうりになったみたいだねっ!こっちが良かったあだよお……

それにあれっ、あたし倒れてたはずじゃ……」



絵美「ゆきいっ、ほんまによかった涙

けど、その………にぇにぇと笛が、、」


ゆき「あ………むみ、それにまほさんは………。にぇにぇは、どこへ……」


絵美「大丈夫やっ!まほさんはそこで気い失っとる。ただ、にぇにぇと笛………

連れさられてもおた;


ごめん!!!うちが役立たずのせいで………あいつ恐れをなして逃げ去ったわ!!

っていいたいとこやけど………今回はぎりぎり去ったといったとこやな;」



ゆき「絵美、絵美のせいじゃないよっ!!そんなんきにしんといて……??」


シャーベット「そうですよ!!絵美さんはわるくない………私も助けてもらうばっかりでなんっにもできなかった……震えてばかりで、、」


無二「うんっ!!!けどもう、大丈夫やから……ゆき、そのこれからもずうっとずっと一緒だよ??」



ゆき「無二……うん!!!当たり前だよっ。ずっ友 なんやからねっ☆それと

私まほさんの事になると、かああっとなるとこがあって、本当にごめんね………」


無二「それは・・・・・」


絵美「そういや、裏子さんどこいったんや……?戻ってこおへんやん、、」




無二「……そのことなんだけれど、どうも嫌な予感がして…」


無二内心:「フ……ゆきを私だけのものにする。。その方法思いついた、やはりあれしかない………」


シャーベット「私もこっちにきてから全く見てなくて、、」



ゆき「そろそろ他の子たちの所戻ろっか? 心配してるだろうし……」



「それと、ワタシと絵美と無二。それにシャーベットちゃん、

にぇにぇと笛とりもどしにいこうよっ!!!」



絵美「そやなっ!!絶対たすけにいったるからな……まってれ、ばかへんてこ。。」





その頃、魔物界では………




愛魔「裏黒宇王のおなーーーりいい。。」




すると、全ての部下がひれ伏すかのように地面に頭をつけだす。




裏黒宇王「今、帰還した。みよ!!!われの真なる力が奥底から湧き出てくる……


その気になれば新しい星を創造する事ができる。


まずは氷柱霧の谷からわが支配下にしてみせようぞ!!!よいな!!!」


黒宇王達「ははっ、仰せの通りに!!すべては裏黒宇王さまのために!!!」


「帰還されてから、急激に様子が変わられてないか……?

風貌もそうだが通られただけで


黒宇王「この、禍々しくぞっとするような力……一体何が起こったんだ。かつてのみなへの気配り……そして優しき王はいずこへ・・・」


ムミ「ふふ………わらわが裏子の秘めゆる願い、

引き出してやった。なめられたくない、本当は実行したい計画があるが、甘さゆえ躊躇してできなかった………気配りはわらわのスイーツ。絶品そのもの。」


「俺がすべての支配者となる」 という願いをな………。




にぇにぇ「ここ一体どこにぇにぇっ???無二いーーっ、シャーベットォっ

それに、ゆきいーーー!!!じゃじゃ馬娘え;こごえる程さ、寒いにぇにぇ……。


それに霧やかすみでいっぱい……。さっきから何度試しても魔法がでないにぇ!」


すると、物陰から何やら縦半分が魔獣のよう、もう半分が@@@のような生物が

ぐるるるとうなり声をあげ、近づいてきた……!


にぇにぇ

「誰か助けてにぇにぇええ!!!!っ」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る