第42話 2度目の誘拐③

 話は少し遡って、突然に西川さんの姿が消えた時になる。


 俺は突如消えた西川さんの姿を探して町中を回ったが見つからない。

 時間ばかりが過ぎていき、徐々に心配は不安に変わっていった。


 もしかして、西川さんはまた誘拐…。


 そんな時だ。俺に一本の電話が入った。

 電話の主はなんと西川さんの居場所を知っていると言った。

 つまり、電話の主は誘拐犯である。

 不安は的中してしまった。

 誘拐犯は西川さんに会いたければ俺に一人で指定の場所に来いと言う。

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